Sonntag, 23. August 2015

蒸す…

2日経ちましたが,戻って来ました。
欧州大陸も今年は気温が高かったんですが,やっぱり不快感はこっちが圧倒的。この高湿さにはホント耐えられません。
現地で身体が参って日本に帰りたくなる事はあるけれど,気候のせいでそんな気持ちになった事はありません。この鬱陶しさは,多分長期間日本を離れて生活しない限り放棄不可能な物なんだろうと思います。
一度「日本の気候が恋しい」と言ってみたいものです。



飛行機から目撃。そう云えば大きな船旅はした事ないなぁ。興味を持った事もないし…いつかするんだろうか。

Dienstag, 18. August 2015

今日も今日とて

明日日本に帰ります。
この前解体したばっかりの荷詰めが,どうしてこうもシンドいんでしょう。
ああやりたくない。しかしやらざるを得ない。

好きになった国の言葉は必ず喋ってみたくなるのに,どうしてか芬語に興味を持った事がありません。今では独語圏を除いたら最短間隔で来ているというのに,言葉には依然として慣れないし親しみも持てません。テレビっ子の私が国内放送を点ける気を起こさないほど。
しかしテレビを消すと隣人の行動音が聞こえてくる(ファスナーの開け閉めとか,サックスでも吹いてるんじゃないかと思う楽器音とか)のがイヤなんです。書きながら再びテレビを点けて,なんとドイツのドラマだか映画だかを発見。何度か来てて結構こう云う事が起こるので,フィンランドの放送局はそれなりにドイツ物を流しているのかも知れません。芬語の字幕付きですが,勿論読めやしません。

こんなの探していないで荷詰めしないといけないんですが…。



トラムの座席はなんと市内交通の路線網。珍しいとこ突くなぁ。

Montag, 17. August 2015

ホームセンターにて

ホームセンター好きの私。
市心にスウェーデンのホームセンターがあります。前回までは認識していなかったんですが,去年ストックホルムでこの店に入って気に入ったので,喜び勇んで行ってきました。

去年の今年で店自体を鮮明に記憶していますから珍しさゼロですし,そこで買った壁付けフックを自宅で愛用してもいます。単なるホームセンター好きが旧知の店を見つけたからと云うだけの理由で行ったんですが…。



なんと,スウェーデンの店なのにサウナコーナーがあるんですねぇ。
これをストックホルムの店舗で観た記憶がありません(言い切ってしまっていいものか不安ではありますが…)。
さすがだな,と思いました。

Sonntag, 16. August 2015

まだある

来る度に気になるんですが…鉄道駅の案内。

私が初めてフィンランドに来たのはまだフィンランドが自国通貨のマルッカを使っていた頃です。変わる事なく同じ場所で私を待ってくれていると考えれば愛おしくもなりましょうか。でもなぁ…いいのかこれで?
ドイツマルクも,個人的には嬉しいものの…。


昨日の今日で,どうにも独語を頭から抜いて物を話せません。
一番困るのがホテルに着いた時です。間違いなくスタッフさんと話さないといけないけど,ついさっきまで独語だけ使っていたと云う状態で最初に接触する人ですから,申し訳ないし英語でまごつくなんていかにも日本人的で恥ずかしいし。今年はドイツで特にたくさん喋ったので,もぅ英語,出ないわ出ないわ。ホテルのフロントさんなら他言語に対応していると期待し,昨日はどうしようもなくなって遂に「独語を話しますか?」と訊いてしまいました…しかしまるで通用せず(泣)でも私の混乱を理解した上で私の話す事を聞いてくれました。

勿論,昨日より今日の方が英語を話せています。しかし独語を話す機会を持つと元の木阿弥です。
どうしてもドイツに電話をかけないといけなくなり,自分のドイツ携帯を使おうとしても接続不能で困り果てていた時,ちょうどドイツ人のカップルが現れました。ふたりはひとつの案件でずっと話し合っていましたが,男性側はタイクツそうでした。
背に腹は代えられず,普段は振り絞らない勇気を振り絞って会話のジャマをして話しかけましたが,ふたりとも親身になって考えてくれたものの疑問は晴れず。
その後ここの人の好意でドイツに電話をかけられて,当然独語を話して,恩人にマトモにお礼も言えなくなりました。笑って許してくれましたが,カッコ悪いなぁ。

でもやっぱり嬉しい,口をついて出て来る言葉で話せるのは。英語でもそうでないといけないんですが…。

Samstag, 15. August 2015

ヘルシンキ到着

ヘルシンキに来ました。独語から英語への切り替えに難渋しつつも,当地の皆さんのライトな親切さに救われ,どうにか話しています。
飛行機が遅れたので到着も遅れましたが,始動に余念なく,早速2時間ばかり歩いて来ました。



自室からこの先端が見えました。注視するとどうも人が吊られている様子。外に出て真下まで行ってみると,底面に「Dining in the air」と書かれていました。麓にテントが設けられていたので期間限定の企画なんでしょう。ヘルシンキではよくイヴェントに遭遇しますが,これは…どうなんだか。

Freitag, 14. August 2015

観たいけど

明日ハンブルクを出ます。あっと云う間に過ぎた2週間でした。私の嫌いな仕事,恒例の荷詰めを前にまた気が重くなっています。
人と一緒に過ごす時間が多く,ここではかなり無精をしましたし,人と一緒だと記録もロクに取らないので,帰国してからの報告もかなり手薄になりそうな気がします。
でも充実はしてました。



もう日がない時に限ってこんなのを見つけてしまうものです。
あああーー,いいなー。どっちも観られません。

Dienstag, 11. August 2015

栗鼠との遭遇

こっちでは当たり前のようですが,ふとしたところで栗鼠君に出くわす事があります。


ちゃんとした(?)森でなくとも,規則的に高木が植わっていて,木の下は舗装されていなくて,ちょっとした低木の集合体が存在していれば,結構な確率で見かけます。
当然追いかけたくなりますが,これまた当然,追いつきません。
鳥と栗鼠には触るなと教えられているので,追いついたって仕方ないんですけどね。

鳥はともかくとして,栗鼠に触るべからずと云う教えを知らないのは日本人観光客だけで,こうやって見かけると触ろうと躍起になるのがいるとドイツ人或いは在独日本人から聞いた事があります。怖い事です。
そう言ってる私も当地では犬君から抵抗しきれないくらい好かれてベロベロにされています。飼われ犬でもやっちゃいけない事だそうで。気をつけなければ。

Sonntag, 9. August 2015

ガラス衝突防止シール於ハンブルク

段々精力的に動けるようになって来ました。
前回申し上げたリストに関しては,もう開く事さえやめております。見ると焦ってしまうから,今回は今回でないと出来ない事を優先するつもりです。
何からやればいいのかわからなくなって(やりたい事は決まっているので,あくまで順番)結局色々持て余し,その事で落ち込む私には,ヘロヘロになっても残業している方が性に合ってます(この場合の残業は勿論労働ではない)。この意味においては,昨日と今日はそれなりの成果を出した日であり,結構満足しています。
残業した結果クッタクタになり,報告が帰国後になるのもいつもの事ですが,今日もその例に漏れず。寝るーーー。


「ここにガラスがあるぜ」アピール,日本だと色付きの丸いシールが一般的かなと思いますが,ハンブルクに来てからこれを二度目撃。なんと鳥さん。それも結構な大きさです。ピアノ1オクターヴがギリギリ届くかと云う私の手よりも大きい。1.5倍は行くかもしれません。開口部を大胆に取り,天高もある建物だから可能なんでしょうか。カッコいいよな,これ。

Samstag, 8. August 2015

言われる割には

この夏のドイツは場所によっては40℃超えと云う恐ろしい状況下にあり,ちょっと警戒していたものでしたが,ハンブルクはだいぶ涼しい町であるようで,「今日は高いよ」って日でも日本のキツさを知っている私としては全然。今のところマックスで33℃…かな。低湿ってホントに大事です。なんぼ低湿でも40℃はカンベンって思いますが。



ビンネンアルスターの噴水は夜中でも稼働しています。人間の活動時間は当然。だから虹なんて珍しくも何ともないんでしょうが,住んでいない私にとってはやっぱり有り難い。

Donnerstag, 6. August 2015

広場探しでも…

なかなか自分の思うようには行動出来ない日が続いていて,日曜に来たと云うのに,未だにこの町で最も好きな場所に行けていません。うーん明日は是が非でも行ってやる。
パリ同様,ここにもそれなりのリストを持って来ました。消化の見込みはほぼゼロ。ノルマとは違う別の楽しみもあって,それはそれで満足しているんですが,ひとつのチェックマークも入らないリストを前に焦りもございます。


初日にブラームスを発見し,今日はこの人。この広場に正教会があります。
この町でブラームス先生は当然ですが,この人ナンデ??「来た」って程度じゃ弱いですよね。なんだろう。
他にもいるかな?探す気になってきました。

Dienstag, 4. August 2015

今日は寡黙に

なんと,北ドイツの大きな公共機関を見学する機会に恵まれました。



全容を記していいのか判らないのでここは言わ猿になっておこうと思いますが,ものすんごく興味深い,まさに得難い経験でした。行ってよかった。

Montag, 3. August 2015

ハンブルクに来ました

昨日から夏休み。今年のメインはハンブルクです。
空港を出てからは疲れる事ばかりでした。

先ず,翌日からの食材の心配をしなければならず,何はなくてもと水とヨーグルトをと空港のスーパーで調達。スーツケースを引き摺り,重い手荷物を持ち,当然の如く行列に並ぶ。

今回の宿は中央駅の前と云うワケにはいかず,公共交通手段で移動したんですが,間の悪い事に市街へのチケット売り場が勝手の判らない外国人観光客どもで溢れ返っており,やり過ごした後で身体ふたつ分離れたゾーンパネルを参照し,料金を想像の上選択。
…しているのを後ろのイタリア人観光客に買い方も判っていないのだと誤解され,「こっちは知っててやってんの」と言いたくなったものの,疲れきってて英語が出ず。

いつもなら一度の乗り換えだけで片付くはずの移動が,今期は最寄りの地下鉄の改良工事にぶち当たり,あとひと駅ってところで代替バスに乗る必要がありました。なんたる効率の悪さ。その最寄り駅からだって徒歩10分です。乗り換えの度に小移動と待ちが発生するのでウンザリ。これと同じ方法で空港に戻るのは絶対ヤダと,移動中に地図を睨みつけて他の方法を探し,宿の近くを通るバス路線を発見。

やっとの事で宿に到着。スタッフさんからここでの生活について色々教わった中に,着くまでに見つけていた移動手段も出て来ました。地下鉄が好きなのでバスは日頃あんまり使わないんですが,今期はフル活用します。今日早速使ったこの路線,毎日世話になるでしょう。


そのバスに乗って町に出,最初の用を済ませ,今日の夜からの食材を買って一旦戻り,ちょっと休んでから出掛けるつもりが,…寝入ってしまった。初日はいつもこんなもんです。
バスも通る道路がすぐ横にあるので自動車走行音はしますが,人間のバカ騒ぎは聞こえて来ない良好な環境。うーんステキ。