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Freitag, 11. Dezember 2015

カッリオ教会(2) Kalliokirkko / Berghälls kyrka (2)

ここでは装飾に満ちたカッリオ教会のディテールを。
民族ロマン主義入ってるな,と思った根拠は外装含む優しげで温かみのある意匠。普通のユーゲントシュティールだともうちょっとエッジイと云うか,最下段の天井と扉に見られるような感じです。
いずれにしろ,ホント好きです。
この手の建物,まだあるんだろうな。次こそは「ヘルシンキのユーゲント」熟読だな。












ちょっと帰るのが早かったか…残念。

Donnerstag, 10. Dezember 2015

カッリオ教会(1) Kalliokirkko / Berghälls kyrka (1)

カッリオとはちょっと前から取り上げられるようになった,小洒落た店や居心地のよいカフェが集まると言われている地区です。さしたる興味を持たなかったのでずっと放置状態でしたが,今期,意図せずして立ち入る事になりました。

異様な塔がある時視界に入り,それを目がけて歩いて行ったら建物の名がカッリオ教会と。あぁここがカッリオなのか,と周囲を見回しましたが,小洒落た店も居心地カフェもどこにあるのやら。ごく普通の門構えの,それも店とも思えないような何か,そして前を通る人は一切オシャレしていない。カッリオの中でも雑誌が飛びつくようなエリアは一部なのかも知れません。

ま,そんな事は別にいいのです。目当ては教会だったんですから。





遠目には鉄道駅と同時代の建築だなー程度にしか思えなかったのですが,近づいて国立博物館を思い出しました。民族ロマン主義のにおいがプンプンします。
それにしても私の好物に違いないこの目立つ建物に,ナゼ今まで気付かなかったのか。大聖堂とテンペリアウキオとウスペンスキーだけのガイドブックでは限界が来る,そしてもう来ていると,とっくに判っていながらこの地への渡航に際しもはや何の勉強もしなくなっていた私のなんと傲慢なこと。その上私は「ヘルシンキのユーゲント(シュティール)」なる当局発行のガイドツアー案内を所有しているのです。手に入れて満足し,読んでなかった…心底反省。





美しい。実に美しい。こんな私好みの教会が,何度もヘルシンキを訪れていながらなんでノーマークだったのか!自分の眼の節穴っぷりを嘆きました。
次の記事でディテール,行きます。

Mittwoch, 25. Februar 2015

メトロ2号線ポルト・ドーフィーヌ駅舎 Édicule pour la station de métro ligne 2 Porte Dauphine

私はパリ入りする前にフランスアールヌーヴォーの雄であるギマールが設計した建物を調べました。総量としては大した事なく,全部回れるんじゃないかとさえ思っていました。しかし…私は,勝手のわからない,土地鑑がまるでない,言葉もおぼつかない場所で何かを探す事がどれだけの時間を必要とするかをナメていました。ここ数年でも初めての場所には訪れてはおりますが,パリにおいては観たい物,したい事の量がそれまでの町とは較べ物にならず,したがってノンビリもしてられずに焦りが生じるワケです。そこに前述した非効率性が組み合わさって,結局戦績ゼロに等しく…ガッついて調べ上げたリストの虚しさたるや。なさけない限りです。

結局シッカリめに観る事が出来たのはメトロ駅だけでした。パリにはギマールによるメトロ駅が複数存在しますが,全ての駅舎が同一の意匠で建設されたワケではないようで。屋根を持つのはここ含め片手の指におさまるくらいしかなく,壁パネルを持つのはここのみだと聞き,それならばとパネル優先で足を運んできました。







アールヌーヴォーが炸裂してます。ベルギーとフランスのアールヌーヴォーはここより東(オーストリア,ドイツ,チェコ),或いはグラスゴーのそれより曲線がエグいイメージですが,このくらいの装飾ならヴィーンでいくらでも見かけるので,この駅舎に関しては私が見慣れたアールヌーヴォーの意匠に近いです。

また,ギマールが設計した人が住む為の建物はこんな感じの外観を持っていないので,この駅は意外と“普通“に思われました。
人が住む為の建物は地味なんです。眼を引くアールヌーヴォーは意識せずとも迫って来ますが,ギマール作品にはそう云うインパクトが弱い。それだけに中がどうなっているのかが気になります。相当濃いんじゃないかと…。

全ての駅舎が同一の意匠で建設されたワケではないと申し上げましたが, 私が観た別ヴァージョンがこれです。屋根なし。

Samstag, 31. Januar 2015

国立図書館大広間 Prunksaal

ヴィーンが大好きでいながらバロックを大の苦手とする私。
バロック図書館として世界一の美しさを誇るらしい(ホントか?)プルンクザール(国立図書館の大広間)には滅多に入りません。
しかし,自分のヴィーン滞在中ここで天使に関する特別展が開かれていると往路の機内で知り,行く気になりました。


展示の規模の割にはお客さんが多くいました。この時外は横殴りの大雪だったので,本気で観に来たお客より避難民の方が多いんじゃないか?と勝手に想像しておりました。




このように大きなパネルが枠に吊られ,その下のガラスケースの中で古書の関連頁が展示されています。パネルは多くはありませんでしたがミッチリ書き込まれていました。

目的は企画展でしたが,やっぱりここには圧倒されました。展示スペースが混み気味だった事もあり,本来の目的を半ば忘れて大広間を激写。どこにも余白がない。これぞバロック。好き嫌いは別として,壮観であります。










こう云うのも「お腹いっぱい」って言うんでしょうね。




広間の外。壁こそ白いけれど,やっぱり何かしたがるのがバロックか…。
※手すりに寄っかかってるオッサン,いなくならないかなーと暫く待っていたんですが,私に挑戦するかのように(いや,違うだろうけど)しぶとくポージング。不本意ながらおさめてしまいました。
そしてどう云うワケなのかマーラーさん。なんでプルンクザールにいるんだろ。