Montag, 18. Juli 2016

ヘラブルン動物園(2) Hellabrunn (2)

動物園その2。
こっちではひとつ前の記事に続き,ミュンヒェンの気候に適応している動物君(ヤマネコさん等,一部記憶があやふやですが…)達を並べておきます。
私は稀少性で優劣をつけませんので,ホッキョクグマだろうと家畜だろうと,どの子も頑張れ(?)と思います。
動物園にはそこらをほっつき歩く為の要員もいます。今まで通った中で最も多かったのは孔雀だったような気がします(シェーンブルンでネコに遭遇した時は驚きました)し,ここにも孔雀君は常駐していましたが,彼はバリケン…でしょうか?



















と,このように調子こいて激写していたところ,飼い犬に手を噛まれました。
なんたる事か,肝心のサイ舎に辿り着く前の段階でカメラの電池残量が相当ヤバくなりました。
ここで言うサイ舎訪問は,屋外にいるサイ君ではなく外から帰って来た姿を観る為のものでした。外での様子は先に見かけており,そこにプーリーちゃんはいませんでした。


これが最初に観た,屋外での様子。成獣が複数頭いたような。当然固体識別は出来ませんが,プーリーちゃんのお母さん…なんだろうか?

この時は電池の心配なんて一切していませんでしたが,最後の最後で(泣)。常に2台持ちなのに,2台ともです。入園時,いつものペースなら心配要らないくらいの残量はありましたし,いつも以上に撮りもしませんでした。気候については恵まれていた旨申し上げましたし,特別寒かったワケでは勿論ありません。突然の老化現象だったんでしょうか。もうビクビクしながらサイ舎へ。


プーリーちゃん,大人気でした。私の周りはプーリーちゃんに申し訳ないくらい混んでいて,人間の子供が大騒ぎしていました。
ロクに記録出来ませんでしたが,プーリーちゃんはお母さんの水浴び時間以外は始終お母さんにくっついていました。装甲車っぽいのは赤ちゃんでも同じですが,さすがにお母さんよりは軟らかそうでしたし,色味の違いが際立っていました。そのうち灰色になるんでしょうか。
私はサイ好きですが,子供を観たのは初めてで,なんだかしみじみと嬉しくなりながらサイ舎を後にし……



トラ舎の前を一切通りかかっていなかった事を現場で思い出しました。この時には電池は文字どおり虫の息で,騙し騙し撮りはしたものの,やっぱり力尽きてしまいました。
そりゃここでの第一目的はプーリーちゃんだったけど…無念でした。



まぁでも,ほぼ1日いましたし,楽しかったです。
ミュンヒェンの見所,どうも私にはグッと来る物が少ないので,飛行機の都合等不可抗力で再訪する事があれば,他に目的がない以上ここに来る可能性は高いです。


散々忘れ続けてどうにか仕上げた冬休み報告,これでおしまいです。
旅の報告自体もおしまいになりそうなくらい,今回は意識の外でした。今後どうなる事やら。

Sonntag, 17. Juli 2016

ヘラブルン動物園(1) Hellabrunn (1)

動物園です。
サイの新生児,プーリー(プリ,プーリも可能性あり。人が話しているのを聞いた事がないので,一応最もありそうな予測発音で書きました) ちゃんを見たくて行ってきました。
動物園最寄りの地下鉄駅はこんな感じ。どんなところでもよく見るベタな演出です。
この駅で降りると動物園がある事はひと目で解りつつも子供騙しでもなく,大人っぽくもありました。
駅を出て少しばかり歩くと到着。イーザル川を越えると入場前から動物園の雰囲気が漂っていました。







実はミュンヒェンのネタ,もはや動物園以外にないんです。
せめて膨らまそうと,この記事をふたつに分ける事にしました。こっちでは本来の生育環境に似せて作られた場所で生きている動物君達をお示しします。
自分が基本的に爬虫類OKなのもあってヘビの記録が多いですが,好みもあるけどなんだかここのヘビ君達は元気だなと思っての事です。動きが多くてギョッとしたり楽しんだり。













一部グロかったでしょうか。こっちのカテゴリーにはこんな子もいました。





続いて,次の記事では常温展示されている動物君達を。

Montag, 13. Juni 2016

墓地めぐり

全体像目当てでは殆ど墓地に行かない私。ミュンヒェンでも,特定の目的があって訪れました。初めてだったので1日かけて3箇所に…要するに,朝遅いんですよね。閉門時間を考えればもっと早く行動すべきなのに。
記録は2箇所のみ。西墓地にも行ったのですが,気付けば場の様子が判る物は何も撮っていませんでした。



東墓地 Ostfriedhof

都市型といえばいいのか,まぁ一般的な欧州のマチナカの墓地。第一次大戦の戦没者の為の物をふたつ発見しました。私の目的は別だったので,これに関してはノーチェックでした。
個人所有?の廟的な構築物には,小動物の侵入対策として扉の常閉厳守を頼むメッセージが貼られていました。よほどイタい眼に遭ったんでしょうか。





森の墓地 Waldfriedhof

市心から離れてはいるけれど,郊外と表現するのは適切ではない程度の場所にある,自転車があると非常に助かるくらいの大きな墓地(自転車云々は東墓地でも同様ですが,こっちの方がより有り難い)。公園のような様相を呈していますが,この手の墓地も欧州では珍しくはないと思われます。
私の大好きなフランツ・フォン=シュトゥックの墓参が出来たのはかなり嬉しかったです。白バラに代表される義なる市民の多くは私が行けなかった別の墓地に埋葬されている印象がありましたが,フーバーはこちらに。