Montag, 12. November 2007

Christian Dior Haute Couture japonism by John Galliano ~ガリアーノが魅せるニッポン~

表参道のクリスチャンディオールにて,この名のオートクチュール作品展が開かれています。
現在デザインを手がけている不世出の天才(と言っていいだろう),ジョン・ガリアーノ氏による2007年春夏オートクチュールコレクションのうちの20作品が展示されています。
作品をよく見ると,裾が汚れたり傷ついたりしているんです。実際にこの衣装がランウェイに乗ったんだ…と思うと,もう拝みたいような気持ちになりました。


素晴らしいとしか言いようがありません。ただの衣服ではありません。ファッションも芸術なんだと実感させられる作品群。職人技,アイディアの宝庫。
「金を積めば」って考え方の人間には着てもらいたくない。彼らの仕事がいかに素晴らしいかを理解して,敬意を払える人間でないと,本当の意味で「着る」事は出来ないでしょう。
作品そのものが携わる人々のプライドなんですね。本当に畏れ多い。

山ほど写真は撮ったんですが(ノンフラッシュに限る),精一杯抜粋しました(その割には大量だが…。ま,それだけ撮ったって事で)。

















このイッちゃた人こそがガリアーノ氏。なんてアホで,なんて愛すべき人なんでしょう。
これもジャポニスムだとしたら,沢田研二へのオマージュ以外にありませんよね。

そうそう店舗に入った時,店員さんに「4階で展覧会を行っていますのでそちらも御覧ください」と言われました。
「そちら“も”」…。そちら“しか”御覧になれないんですけど……。

2 Kommentare:

Anonym hat gesagt…

参上。
上野から読ませて戴いたものの、コメントを全部に書くのは憚れたのでこちらへ。

上野。
や、平日は高齢者率が高いがマシよ。
週末は老若男女が押し寄せ、しかもマナーが悪い事この上ないからね。
メジャーな展示が多いから余計に仕方ないのかも(マイナーな展示でも状況は悪いからね)
光彩時空は君の写真を見る限りだと、やはり美しいなぁ。
ただ演奏が管楽器で、印象派というのは好みでないからねぇ。
そう思うと昨年の美しさが懐かしい。どうも最近の私は「和」が好みのようだ。

ガリアーノ。
写真の出来は流石だわ。
そしてやはりガリアーノは変態よね!!(←最高の賛辞)
あの職人技の素晴らしさはグラビアでは確認出来ないので至近距離で観られて本当に満足。
私としては会期中にもう1度行きたいところだな…また行く?
そして写真をこちらからお持ち帰りしてもよいのかしら?

Sei hat gesagt…

長い!分割せい!!

上野。
マナーは確かに,老人が多い分殆ど気に障らなかったね。
ただ,座る場所はいつも満席。それも老人ならではか。入場時,加*臭も感知した。これはこれで悩みを伴うぜ。
でももう1回行きたい。幸い,歯が悪いので,それを使って…。

ガリアーノ。
氏はどうかしてる(ホメ言葉)。フェレさんの頃では,多分頭に木の枝も竹筒も配置出来なかったと思う。
再訪も是だが,その場合はオリエンタルバザー(絶対条件)が先ね。
写真は掲載用に縮小してあるのでコレクションには不適。「別版」はこの記事の事ではないのでお待ちを。