Samstag, 10. September 2011

ハノーファー動物園のショータイム Tiershows im Zoo Hannover

この動物園ではショーにも力を入れています。
専用ステージの前を通った時,10分やそこらでショーが始まる時間だったので待ってみました。ハデな音楽とともにスタッフさんが入場。計4つのショーをこなしました。



  

最初に登場したこの綺麗な鳥(種はなんだ?普通に鸚鵡か?),ロレンツォ君とインカちゃん。
いつも思うんですが,公募は別としても当局はどんな根拠と気持ちで動物に名前を与えるんでしょうか。アルクトス君とナヌーク君はその種としての出自から命名されたんでしょうけど,ロレンツォて…。
特別美しいロレンツォなる青年が歴史上存在したんでしょうかねえ。このロレンツォ君は本当に綺麗でしたから勝手に想像してるんですが…。

  

続いて別の子が登場。このステージに登場した動物のうち,名前を知る事が出来たのは2羽の鳥のみ。いずれもよく仕込まれた賢い子です。この鷹匠プレイはカッコよかった!ショースペース全体上空を旋回し,客席に降り立つんです。来いと呼んでそこに実際に来たら感激だなァ。羨ましい。

  

最後はスカンク2頭。「クサいんだよ」って説明だけ理解出来たので間違いないでしょう。鷹匠プレイから客を巻き込むようになりました。この少年がサクラかどうかは知りませんが,楽しそうにしてました。スカンク君達がどんな芸をこなしたのかは…忘れてしまった…。
見習い調教師?のお姉さんのあとをチョコチョコついてまわるのがなんともカワイく,お姉さんが羨ましかった。



 

こっちはユーコンベイのアザラシ?アシカ?ショー。彼等の賢さはワールドワイドですな。表の客席から観られなかったのでこれしかありませんが,実際はかなり充実のショー。ホッキョクグマに給餌した兄さんがこのショーにも出演していました。



私が各種演目の中で最も気に入ったのがこの家畜ショーです。家畜好きの私にはタマラン。御婦人ふたりに誘導されてヤギだのヒツジだのブタだのニワトリだのがわんさと現れては消えます。御婦人方のアシスタントなのか,牧羊犬としては見たことない毛色のクラウス君が活躍してました。
ブタ君についてだけ,解説を加えていました。デンマーク由来の種だそうです。で,散々ブタ君をフィーチャーしておきながら最後に「もっと魚を食べようぜ」と云うスローガンを掲げて閉幕します(幕なんてないんだけど)。
これだけ撮って載せていればステージングの説明は必要ありませんね。

  

  

  

  

  

  

2 Kommentare:

ぎゅるてる hat gesagt…

ひゃぁぁぁ、盛りだくさんですね。画像があまりに多いので別窓で擬似スライド表示させて楽しみました。

私も家畜ショーが気になる。観客がいなければどこかの牧場みたいな光景。マイクを持ったお姉さんにじゃれている?ヤギが可愛い。デンマーク由来のブタということはきっと、われわれの食卓(私も豚肉は食さないので、わが国の食卓…のほうが正しいか)で馴染み深いブタさんですね。これを見ていると、こんな可愛い生き物たちを食べたりせず、かわりに「もっと魚を食べようぜ」との解釈に辿り着きますが、真意はどうなんでしょう?

最初のショー、背景画がオリンピックを彷彿させますが、そういうコンセプトなんでしょうか。鷹匠は観てみたい。ユーコンベイのショー会場は、上屋にスタジアムとありますがホントにスタジアムみたいな観客席ですね。やっぱりほかの動物園とはスケールが桁違いだなぁ。

Sei hat gesagt…

殿下,この動物運はユーコンベイがなくても客がつく所です。そう思うでしょう?
レコーデと言ってはいますが,別に記録を競う物でもありませんでした。別の演目がある場合は話は別ですが。

この夏の「一望千里」でヴィーンの若き骨董商がフィーチャーされていました。
氏は日本の女の子の名がついた犬(勿論女の子)を飼っていて,一緒に通勤しています。この子と暮らすようになって「動物にこんなに豊かな感情があるのか」と衝撃を受け,菜食主義者になりました。私は氏を理解します。

私は海の犬(犬は犬でもドイツにいるパンクロイテのお友達)が捕鯨者を攻撃しておきながら牛だの豚だのをガツガツ喰らっている(んだろう,知らんけど)のに疑問を憶えます。
私は捕鯨に賛成しませんが,鯨だけ(最近は海豚もか,忙しいなぁ)を特別扱いしその他はどうでもよしとする考え方にも賛成しません。

ただ,このショーのオチにどう帰結したかは,実は撮影に夢中になるあまり聴いておりません…殿下,自分で観に行ってください。旅費,損はしない筈です。

それでは縫製作業に戻ります。