Mittwoch, 30. September 2015

歌劇団の宝塚 Takarazuka

宝塚にもちょっと行ってきました。
音楽学校を観たかったからです。勿論入る事は出来ませんが,お嬢さん方が清く正しく美しくなる為に学ぶ学校には薄い興味がありました。せっかくの機会なので,県内のお友達に案内してもらいました。

舞台芸術を大の苦手とする私には残念ながら歌劇は無縁ですが,受け身の状態でも普通にお目にかかれる(←勿論TVで,です)元男役ジェンヌの皆さんは立ち居振る舞いが美しく,ただの芸能人とは背負っている物と云うかプロ意識と覚悟と云うか…ウマく言えませんが,何かが違います。それを私は好ましく思っております。




駅を出るといきなり左の像があらわれます。実に今月建てられたばかりの極めて新しい代物。歌劇団様々感丸出しであります。
像の台座には「2014年 宝塚歌劇100周年を記念して」と控えめに刻まれていました。100年もやっているなんてスゴい事です!でも戦時中は演目,どうしてたんでしょう。

そこから大劇場に向かって「花のみち」が延びています。多少のお店が並んでいますが,夢の殿堂(……)がいつ現れるのかとこっちは気もそぞろ。



多分門の金文字が見えなくてもこれに間違いないと思うでしょう。宝塚大劇場。ライトな色遣いながらなかなかの迫力です。お嬢さんからオバチャンまで,時々オッチャンも,が間断なく出入りしています。そしてこの控え目?な外観に較べ,内部は。





いやーもぅ,キランキランであります。グッズの店は日比谷にもあるキャトルレーヴ以外にも存在していたようで…それともあれらの全てがキャトルレーヴなのかは突き止められませんでしたが,とんでもない品揃え,そして冷やかしの客(自分)がいたたまれなくなるくらいの皆さんの熱烈さに度肝を抜かれました(日比谷のキャトルレーヴでも,総本山ではないものの熱烈さは同じです)。

チケットホルダーのような整理道具はたいていの場合組別に全て用意されていたような気がします。記憶違いでなかったら悲鳴モノ。お気に入りのジェンヌさんが何人かいて,その所属組が異なるんなら…皆さんは全て揃えようと思うんでしょうねぇ。ウマいなぁ。

施設内には特設の郵便局があって,投函するとここだけ(?)の消印を押してくれます。面白いので濃厚なポストカードでも実家に…と思ったんですが,特定のジェンヌさんのハガキ以外に見つからなかったのでどうにもハガキを選べず,泣く泣く断念。大階段レヴューのがあれば絶対やったんですが…。

社会見学()を終えて外に出,隣りの音楽学校へ。もしかしたらひと眼でそれと判る生徒さんがそこらを歩いてるんじゃないかと図々しくも期待しておりましたが,もろくも崩れ去りました。近隣住民っぽい人がチラホラいるだけでそもそも人出自体がまばらでした。
それでやっとこの画像↗の出番です。これ…正門なんでしょうか?他の出入り口を見つけられなかったんですが,なんだかこれじゃあ通用門みたいです。



音楽学校。本当に観たかったのは大劇場ではなくこっちでしたが,何が出来るワケでもないので横を通り過ぎただけで終了。大劇場と学校はくっついているけど寮はくっついていませんでした。
日曜でしたが,一部窓が開いて照明がついていました。
大劇場と学校の裏には武庫川。
橋を渡って対岸に移動し,そっちの駅から宝塚を去りました。






歌劇団の一角だけが宝塚市ではなく,市の財産としては他に有名なお寺もあるようですが,宝塚市の花はスミレ。ホントに歌劇団あっての宝塚市なんですね。歌劇団とは無関係の場所,物でもスミレ***が多いようです。音楽学校の寮は勿論スミレ寮。

Sonntag, 27. September 2015

住吉大社 Sumiyoshi-taisha

何かが間違っている気がしないでもないですが,住吉公園駅を観に行ったついでに住吉大社にも,閉門後ではありましたが足を運びました。
ここには超有名な御神木があるそうですが,ごく表面的な場所をさらって観ただけなので辿り着けず。以下お示しする2本の樹木はその超有名な御神木ではなく,幹は何かでダメージを受けたかのような痛々しい姿をしていました。それでも根っこには特筆ものの迫力がありました。









最上段の太鼓橋は,横から観ている分には別になんでもないんですが,真正面に立つと,これからその橋を越えようとする者を躊躇させる形状をしてるなーと思えてきます。この理由を色んな人が色んな解釈でもって説明していますが,いったいどれが正しいのやら。


まぁコワいってほどではありません。同じ色って事でアムステルダムのあの橋の記憶が渡っている時に蘇りました。あの恐ろしさを思えばこれは全然。




この意匠。心意気がイイ。

Donnerstag, 24. September 2015

住吉公園駅 Hankai Tramway Uemachi Line Sumiyoshikoen Station

甲子園詣で同様,前回の訪阪時に出来なかったのが阪堺電車に乗る事でした。
出掛ける前に沿線に不思議な駅があると知った事もあり,今回は是非と思い,実現に至りました。

その不思議な駅の名は住吉公園。上町線沿線で住吉大社のすぐ近くに位置していますが,笑っちゃうくらいの徒歩圏に阪堺別線の駅,更に真横に南海電車(阪堺は南海系列)の駅があり,経緯を知らない私にはこの範囲に同族駅が3つもある事が不思議に思えるのであります。互いに乗り換え駅としてくっついているんなら,東京の同名の地下鉄駅同士の乗り換えはかなりの苦行ですよ。
住吉公園駅はこの路線の終点であり,朝だけ数本の便が運航されています。近隣住民が始発で出勤出来る以外になんのメリットもないらしく,今となっては必要性が薄れに薄れてしまったからでありましょうが,鉄道会社は来年1月末日での廃止を決めました。


これらの事実を訪阪直前まで知りもしなかった私は廃止を寂しがるものではありませんが,このあたりにはそれはそれは珍しい線路の交差があるのだと聞き,観てみたくなりました。



午後ここに到着したので,当然住吉公園駅まではトラムで入る事が出来ず,ひと駅前で下車して歩いて探しました。まさかと思う場所に駅舎がチンマリ建っていました。ちょっとした衝撃ですぐに倒壊しそうな危なげ満載の駅舎…。





この時刻表!これぞ日本一終電が早い駅。しかしロープしかないのではマニアに侵入の機会を与えてしまいます。実際何人か不正入構していました。




前述した交差した線路,これです。この上を通ると結構な衝撃と聞いていたんですが,実際には別に…。ただ,味わった事のない振動はありました。




阪堺電鉄は車体に広告を載せさせます。ケバケバしいのをよく見ましたが,これは色遣いこそ控え目なものの主張はハデな色を使う広告より強い。ここでパンダアピールは必須ですよね。

Freitag, 18. September 2015

天神橋筋商店街 Tenjinbashisuji Shopping Arcade

中之島から続いてこちら天神橋筋。何やら日本一の長さを誇る商店街なんだそうで。
そう云う事ならと,商店街の先端で出発時間を頭に入れて歩き始めたものの,店に入った時間を引き忘れて大失敗。とにかくまぁ,長いらしいです。



キョロキョロしながら歩くと,突如としてマンションの入り口が眼に入ります。それも1軒や2軒ではなさそうな。これがも当たり前の事ならば私が世間知らずなだけですが…実に不思議でした。



地物ショップとでも呼べばいいのか,大阪のエエもんを集めたお店の軒先。私もまだまだです。半分近くが初めて聞いた言葉でした。修行が足りません。



要するに計量道具のお店ですが,「はかりなら」とはしないサワダさんのセンスがちょっとイケてる。



 お!!!



天井には時々吊り物が見られます。多くは鳥居ですが,中にはこんなのも。


 結局踏破は諦め,道半ばにして地下鉄に乗って別の場所に移動しました。

Dienstag, 15. September 2015

中之島 Nakanoshima

コッテコテの大阪は既に味わった私。知らなかった世界を観ようと,キタとミナミの間にある中の島に行ってきました。







ドッシリしたクラシックな建物群が並ぶ以外に,記録はしませんでしたがえげつないほどあからさまなオシャレカフェ(当然オープンテラス有り)と,季節物の軽いイヴェントテントが点在していました。
どこを取ってもギトギトしておらず,部外者のイメージする大阪像はここには全くありません。



その上こんな。
この緑地はとてもステキでした。皆さんがここで憩いの時を過ごしていました。こんな涼しげな大阪もあるのか…。私はとんでもない誤解をしていたのかも知れませんが,新鮮でした。