霧のシュタインホーフ(1) Kirche am Steinhof (Baumgartner Höhe) 1
私はヴィーンを,長い事ユーゲントシュティールの都として崇めて来ました。"音楽の都"は私にとっては後付けで,ここ数年で興味を持つに至ったに過ぎません。日本の団体観光客がラデツキー行進曲に拍手を送っている間,私は寒空の下で建築物を激写していたワケです。
ですからメジャー級のユーゲントシュティール物件は予約制の所以外は何度かの訪問で殆ど観尽くしました。
その中の最たる物がここで御紹介するシュタインホーフ教会。ヴィーン世紀末の雄,オットー・ヴァーグナーの傑作です。
この教会は郊外の精神病院敷地内に建っており,一般客には土曜日15時のみ開放しています。勿論,ここも既倒ですが,毎滞在日程が日で決まっている上に短い私にとって,土曜日にヴィーンに居られるのは珍しい事ですから,だいぶ久し振りだし,行ってみたくなりました。
町ナカではちよっとしか出ていなかった霧がここではモノスゴい。10メートル先が見えないほどでした。ただでさえ寒いのに,視覚的にも凍えます。
先の見えない道を過去の記憶を頼りに歩いて行くと,見えてきました,この偉容。これがシュタインホーフ教会です。
この迫力に,まずやられます。
ですからメジャー級のユーゲントシュティール物件は予約制の所以外は何度かの訪問で殆ど観尽くしました。
その中の最たる物がここで御紹介するシュタインホーフ教会。ヴィーン世紀末の雄,オットー・ヴァーグナーの傑作です。
この教会は郊外の精神病院敷地内に建っており,一般客には土曜日15時のみ開放しています。勿論,ここも既倒ですが,毎滞在日程が日で決まっている上に短い私にとって,土曜日にヴィーンに居られるのは珍しい事ですから,だいぶ久し振りだし,行ってみたくなりました。
町ナカではちよっとしか出ていなかった霧がここではモノスゴい。10メートル先が見えないほどでした。ただでさえ寒いのに,視覚的にも凍えます。
先の見えない道を過去の記憶を頼りに歩いて行くと,見えてきました,この偉容。これがシュタインホーフ教会です。
この迫力に,まずやられます。
続く。
Keine Kommentare:
Kommentar veröffentlichen