Freitag, 27. Februar 2009

東麻布建物ツアー序章 (2)

今回の件名を東麻布建物ツアー序章としたのは,こんなイケてる建物を見つけたからなんです。
ひとつ前の記事にも古い家の入り口を載せましたが,昭和の人がイメージした近未来建築と云うか,今の我々にはカワイく見える建物が多く見受けられました。
時間切れでじっくりは観られませんでしたが,このふたつの建物で,私は「また来よう」と思ってしまいました。探せばまだ,あるんじゃないかと。




下方にちょろっと写っている看板には,「酒類卸倉庫」と「口座で振替納税完納の街」と書かれています。一見さんの私には詳しいことは何一つわかりませんが,そう云う仕事の為の建物にしてはあまりにイケてる。




酒卸と納税をカットし,いかにもなアルミサッシを見なかった事にすると,……ホラ,かなり面白いでしょう?
これを設計した人はル・コルビュジエに憧れてたんだろうか…。





続いてこっち。地番としては麻布永坂町なのかな? 一ノ橋JCTのそばに建っています。これだけでも普通にいっちゃってるように見えるでしょうか。でもディテールの方がスゴい。



これですもの。このセンス。どう云うつもりでこんな意匠にしたんでしょう。最高です。イケてます。私はこのベランダサイドを初めに見たんですが,角を曲がるとこのどことなくサブマリンな丸窓が見えてきました。
このふたつの要素がまるで繋がって感じられず,不思議な衝撃を受けました。



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