Montag, 20. September 2010

新しいヴィリニュス

スーツケースの鍵事件で旧市街に見切りをつけた私が新市街を目指す事にした事は既に申し上げましたが,これがその新市街の一部です。
旧市街を縦断し,ヴィリニュス市をうねりながら流れるネリス川を渡ると,東京によくあるピンポイントな再開発エリアみたいな一画が現出します。
古い建物の壁をむやみにきれいにする事を嫌う私ではありますが,新しい物が,新しいが為にピカピカしているのは大好きなのです。新市街の気は清新な感じがして好ましく,私にはむしろこっちの方が合ってるんだろうな,とも思います。ヨーロッパ人は古い事に価値を見出しますが,私のこの傾向は新築慣れした(地殻の都合で新築慣れせざるを得なかった)日本人の感覚なのかな?それは日本人の共通事項ではないのか…?


ここで大看板を掲げているのは主にノルディック国の金融機関で,これらの高層ビルに他のテナントが入っているのかについては知りません。europαと云うのは地域一番の品揃えを誇るんじゃないかと思う複合商業施設で,私はここで鍵を見つけました。店員のポテンシャルは低いですが,助かりました。

ヴィリニュスは2009年の欧州文化首都でした。3段目左のオブジェ?はそれを記念する物です。他にもあったんでしょうけど,私は「鍵」「暑い」以外の事は考えられず,見つけておりません。

まぁ,一応ここの名誉の為に申しておきますが,ヴィリニュスの旧市街は美しいですよ。鍵がないからって減点する私がどうかしてるんです。


  

    

  

  

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