Montag, 7. April 2014

隠し立てしない人達

プロテスタントの人達は,自分が正しく生きている事を示す為にカーテンを開けて生活するのだと聞いた事があります。知られては困るような事はしていないと云う公明正大アピールから来ているらしいと。実際プロテスタントの人達は夜中だろうと全開。皆がそうならジロジロと覗き見する事もないんでしょうけど,私は見えてしまう事に非常に戸惑っておりました。

何度もプロテスタント国を訪れておきながら今頃戸惑ったのには理由がありまして,宿の我が部屋は大通りではなく裏庭に面していて,その裏庭を集合住宅が囲んでいたからなんです。当然そこにはデンマークの生活様式に則った人々が住んでいるワケで, こちらが望まずとも住人の皆さんが何をしているのかが眼に入ってしまうのです。食べている物まではわからないけれど,どんな番組を観ているか,何人で部屋にいるのかくらいはバッチリ見えてしまいます。半裸で着替える御婦人もいました。ギョッとしてこっちが眼を逸らすワケですが,なんでアタシが気を遣わなきゃいけないんだろうと云う思いも少々。

ただ,私は転居の際デンマークの家具調度をたくさん見て来たので,国の人達のインテリアには強い興味を持っていました。無人の部屋に照明だけついてたらガン見してしまったかも知れませんが,もちろんそんな機会はありませんでした。



これはイメージ画像。宿から見えた集合住宅ではありません。

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