Freitag, 18. Oktober 2013

音楽家のライプツィヒ

日本人が大好きなドイツの観光アトラクションに音楽家物件があります。
日本人の場合不思議な事に,日頃クラシック音楽に縁遠い者でもありがたがって訪れます。聴きもしないクセに皆さん,スタンプラリーでもやってるかのように必ず(って言い切っちゃマズいかな…)行くワケですよ。その最たる物がボンのベートーフェンの家と,オーストリアではありますがヴィーンとザルツブルクのモーツァルトの家ね。まぁベートーフェンもモーツァルトも日本では殿堂入りしてしまうくらいの愛され作曲家ではありますが。

ライプツィヒでは当然の如く,バッハ押しです。






そしてメンデルスゾーン。ドイツの音楽大学の一部には楽聖(って言ってますけど,楽聖の定義を知らんのです…)の名がついています。例えばドレスデンの音大ならカール・マリア・フォン・ヴェーバー,ベルリンだとハンス・アイスラー,デュッセルドルフでは我等がシューマン(シューマンはここからデュッセルドルフに移り,そこで死去したそうで)。当地の音楽演劇大学はメンデルスゾーンの名を冠しています。
私はその音楽演劇大学のすぐそばに滞在していたので,大学敷地内のメンデルスゾーンの胸像は何度となく目にしておりました。

もうひとりいますが,これは後日別枠で。




地面に埋め込まれた?この謎の金属板は音楽の都としてのライプツィヒを語る目印となる物らしく,水色の看板と連動して?いて,何やらスマートフォンを用いると情報を入手出来るみたいなんです。
何しろドイツで携帯電話を契約していないので試せず,試せないからマトモに調べようともしなかったんですが,どうやらそんなもののようです。
ただ…ホントに連動してるのかなぁ。どちらか一方だけがあるスポットなんていくらでもありましたし。


さて,こうした土壌があるからなのかなんの関係もなくなのか,ライプツィヒでは音楽があふれています(こう云うベタな言い回し,イヤなんだけどな…)。




私がいた間は,ほぼこのクラシックのお祭り?期間と重なっていました。クラシックとは銘打たれていても実際はそれだけではありませんでした。ライヴだったりただの音源再生だったりと形態は色々ですが,何かしらやっていました。お客さんの入りもこんなに。私が到着した日は雨が降っていましたが,それでもライヴで盛り上がっていました。結構な数の企業が協賛していましたが,ライフラインを管轄する公営のシュタットヴェルケもキッチリとアピール。





辻音楽師…と云うか,プロなのかセミプロなのかよくわからない人達もやって来ます。彼等が縄張り争いをしているところを観ました。一等地で演るのは結構タイヘンなんだな…。




この古臭くて一見ダサい建物がゲヴァントハウスオーケストラの本拠地。夏の間はほぼ閉まっています(逆に思う。細々と開けてる理由はなんなの?)。残念。


歌劇場。細かいモティーフやいぶし金の装飾が美しい。勿論こっちも閉まっています。右肩に乗っている白く光ったのはこの建物とは関係なく,遠方にあるノッポビルの上部で回っているメッセのマークです。

Dienstag, 8. Oktober 2013

レゴ特別展 Entdecke deine Lego Welt

10月18日,ライプツィヒにレゴショップが出来ます。その前哨戦だったんでしょうけど,私の滞在中,展覧会が開かれていました。展覧会と云っても商業施設(この商業施設内にレゴショップが出来ます)の通路でアクリルケースで囲われただけの状態で展示されていたので,非常に気軽な物でした。
道行く人は子連れでなくとも結構観入っていました。


今日日のレゴの人達(日本語でなんと呼ばれているのか?)は,私が現役だった頃に較べて…うーん。



ドイツ人自身も認めている事ですが,ドイツ人って結局アメリカが好きなんですよ。日本と似たような20世紀史を経てきたからなのかも知れませんが,「二言目にはアメリカ」の風潮が嫌いな私には,それをここでも目の当たりにさせられてしまうのは,レゴがアメリカから来たオモチャではないだけに非常に鬱陶しい事でした。 出来栄えは実に素晴らしいんですけどね。左の建物に関しては,赤絨毯の上に黒人の夫婦が立ってました。





こっちのモデルはドイツ東部の町。実に見事であります。小さい演出も忘れません。日常風景をキッチリ入れ込む姿勢に私はミニアトゥーア・ヴンダーラントを思い出しました。



おおがかりな物だけではなく,こう云うのもありました(いや,これだって相当な物ですが)。左端のモニュメントは実在の物ではないようです。ここにレゴで書かれているのが作成団体の名前。彼等の発信物によると,この展覧会は1週間延長されていたらしいです。素晴らしい。

Sonntag, 6. Oktober 2013

若くも老けてもいない人の為の

ライプツィヒで妙に目に付いたのが,これ等パーティーの案内です。
パーティーなんてどこででもやってるんでしょうけど,ナゼか,ここではテーマ設定がシブいんですよね。
この記事の件名どおり,若くも老けてもいない人の為のパーティーが盛んに行われているようなんです。




年齢制限あり,30歳以上。
パーティーキャラではない私が単に無知なのかも知れませんが,これは実にいい考えです。
世代関係の気兼ねをする必要がなくなりますからね。でも単に30歳以上とすると,極論すると青天井なワケでして…ま,そこは「パーティーに来たがる人間の年齢層はこのくらいだろう」と云う当局の目算があるんでしょう。
私はこの他にも同じテーマの案内を見つけましたが,記録したのはこのふたつだけです。これを見る限りでは,…少なくとも週に一度のペースで開催されているのか?しかも休暇の時期に。
いや,休暇に出掛けていない人達を狙っての物なのか?気になるんなら行けばいいんですが,そんな事するんなら寝ていたい。




こっちは年齢を云々してはいませんが,80年代をテーマとするパーティーです。それっぽい写真がイメージ画像として使われていますね。まあ主流はこの年代に自分の最もイケてる時代を迎えた面々でしょう。当然80年代のファンなら誰が参加してもいいんでしょうけど。




上述した30歳以上限定パーティーの,8月16日の会場であるこのクラブでは,9月23日に90年代をフィーチャーしたパーティーをやったようです。そしてこのクラブ自体は21歳に満たない人間を迎え入れないそうで。成人しただけではダメなんですね。


この3種だけ見ているとライプツィヒってこのくらいの中途半端な世代にとっては楽しく過ごせる町なのかも知れませんが…ライプツィヒ大学の皆さんはどこでパーティー的な遊びをしてるんでしょう。

Donnerstag, 3. Oktober 2013

ライプツィヒの美術博物館

ライプツィヒにあるうち,私が訪ねた美術博物館を。


グラッシィ博物館
グラッシィなる人物の寄付によって出来た複合美術館で,この中に楽器博物館,工芸美術館,文化人類学博物館が入っていて,どれも観応え十分です。正直私は文化人類学については無関心,どうでもいいけど敷地内にあるからついでに…程度に入館したんですが,びっくりする程楽しかった。食わず嫌いはダメですね。 工芸博物館では実験的な靴デザインの企画展が開催されていました。とんでもない靴のオンパレードでした。













シュタージ博物館
ドイツ民主共和国,いわゆる東ドイツ時代の秘密警察にして諜報機関,シュタージの活動と当時の人々の暮らし?を詳しく説明しています。
1度目のライプツィヒ訪問の事は殆ど憶えていないんですが,ここに来た事だけはよく憶えています。
当時に較べてかなり強化された独語力(当時は赤子並みだったってだけですが)を引っ提げて再訪したものの,この日は立ち止まったら終わりと云うくらいの眠気に襲われており,展示物の解説を殆ど読めずに終わりました…。
ところでこの建物。その昔米軍が接収して使っていた…んだったかな?彼等の肝いりかは知りませんが,内部はほどよくクラシックで素敵です。



現代美術ギャラリー
十分なページ数が確保されたガイドでないと載らなそうな施設です。企画展を担当したキュレーターの感性が客に合わなければどうにも楽しみようがないと云う,現代ものにはありがちな傾向を思い出してしまうようなところでした。好き嫌いが分かれるだろうなー。














造形美術館
観応えある素晴らしい美術館です。大雑把に言えば中世から現代までの絵画,彫刻,オブジェ的な物と…宗教画もあったかな?守備範囲が広い分興味を持てないカテゴリーも当然あったものの,自分の好きな時代の作品が多くて私は大満足しました。
規模もそうですが企画展がまた素晴らしい。私が訪れた時はリヒャルト・ヴァーグナーをフィーチャーした大きな特別展が催されていて,かなりの客の入りがありました。



音楽家の生家/博物館



ライプツィヒと云ったらこの人なんでしょうね。ここの充実ぶりはさすがです。展示そのものが詳しいうえにスマートフォンのようなオーディオガイドは各国語対応。追加料金は要りませんが観光客の場合は旅券を物質に出させられます。アーカイヴでは好きなら何時間でも居られるでしょう。バッハ好きは当然の事,観光アトラクションとしてもマストスポット視されているのが見て取れます。
客は日本人ばっかりです…。 



シューマンがクララと住んだ家
バッハは私の好みには古いんですが,シューマンは好きだなぁ。バッハに較べたらまるで展示物に気合いが入っていないここは,作りこまれていないだけになんだかリアルです。すり減りにすり減って表面がツルツルになったリアルな階段を上ると,ふつうの人たちが普通に暮らす大きさのリアルな展示施設があります。勿論普通の人と云ってもただの人より大きな住まいを使っていたんでしょうが,それでもなんだかつつましく,反感を持つ余地がない…のは私がシューマン好きだからだろうか。
また,現代のリアルライフの一部もここでは垣間見られます。カッキリとした境がないので,歩を進めると隣接した小学校に入ってしまいます。 つなげておくと何かいい事があるんだろうか。夏休み中で小学校には誰もいなかったものの,これでいいのか?とちょっと思ってしまいました。


 
メンデルスゾーンが最晩年を過ごした家
世界的に有名なライプツィヒ・ゲヴァントハウスを育てた(と言っていいであろう)人物の家はゲヴァントハウスに近く,ヨーロッパ人の職住近接意識ここにありとばかりですが,そんな事はどうでもいいとしてメンデルスゾーンですよ。新三大でおなじみの。
 シューマンよりは重視されているのかな,と云った感じの展示内容です。