Donnerstag, 13. März 2014

美化キャンペーン REN kærlighed til KBH

町のいたるところでスローガン入りのゴミ箱,ゴミ袋を見かけました。愛する我が町に愛ある行動を!って事らしいです。こんなキャンペーンを展開するほど,この町のゴミマナーが悪いとは思っていなかったんですがねぇ。




それより歩きタバコをやめさせろよ!ヒドいんですよコペンハーゲンは。最近では私の行く欧州の町でも軒並みヒドいですが,前回のコペンハーゲン訪問で「なんなのこの国の喫煙者の多さは(怒)」と驚いたくらいですから,この町に較べればまだマシだったって事ですよね。それが今や,特にドイツの町では確実にコペンハーゲンに追いつきつつあります(ライプツィヒの中央駅前は最悪だった)。これは単純に屋内で吸いにくい空気が増した事によるのかも知れませんけど,嫌煙者はどこにでもいるんですから外ならいいと云う考え方もカンベンしてくれよって思います。

こんなんですからコペンハーゲンだけをガタガタ言うのはおかしくもあるんですが,信号待ちの機会に恵まれ過ぎているこの町ではダメージがホントに大きいんです。
ずっといたら副流煙でおかしくなりそう!

…おっと,ゴミ箱ゴミ袋を載せておきながら歩きタバコへの怒りに重きを置いてしまいました。

Sonntag, 9. März 2014

Nymph()maniacによるメトロジャック

デンマークの映画監督,ラース・フォン・トリアーの最新作「ニンフォマニアック」が昨年物議を醸しましたが,渡航前,この作品の広告が地下鉄の駅を占拠?したニュースをネットで知りました。
内容的にこの作品の日本公開ははなはだ怪しくはありますが(欧州では先月から一部の国で公開され始めている様子),トリアーの作品は何本か観た事ありますし,駅くらいは見てみたいなーと思っておりました。

しかしニュースが地下鉄の駅名を気前良く教えてくれたワケでもなく,現地でどうするか…と漠然と思っていたら,わりとすんなり見つかりまして。
但し,とりあげられていた頃に較べるとかなり簡素化されてしまっており,ニュースではホームドアやホームの壁も埋め尽くされていたのに,私が現地で見つけたのは地下道で精一杯。



これだけでも結構な規模だと思うんですが,足を止めて見ていたのは私だけ。もう土地の人には風景の一部になってしまっていたのでしょう。

「ニンフォマニアック」の日本上陸は果たして?

Montag, 3. März 2014

Finland's Favourite Sweet…

コペンハーゲン見聞記をしたためている中ではありますが,今日はカテゴリー「フィンランド」でお送りします。
というのも,フィンランド大使館の横を通った際,恐ろしい物を発見したから。



フィンランドの愛され甘味(日本語の“スイーツ”に置き換えてしまうと,解釈が変わってしまいそうで。甘味とするのもちょっと苦しいところですが…)として,悪名高きサルミアッキが大々的にフィーチャーされています。
サルミアッキが他の国の言葉で何にあたるのかは知りませんが,北の国々ではごく一般的に食されているので,きっとどこに行ってもその国の言葉で同じ物が見つかるのでしょう。私が最初に地獄を見たのはスウェーデンのプロダクツによって,でした。

サルミアッキは,硬いグミのような黒い塊です。口に入れるだけで顔がひん曲がるような臭いが広がり,噛めはすれども噛み千切れず,いつまででも口の中に留まります。リコリスが主原料なんですが,リコリス自体の味は知らないものの,この品の味は自然の物とは思えない。洗剤とか石鹸とか,口に入れてはいけない物を誤って入れた時の違和感→衝撃→焦りと云った一連の身体反応があらわれたように記憶しています。
苦い薬の方がよっぽどマシ,と云う味をしています。

前述のスウェーデンのプロダクツ。初めてかの地に飛んだ際,バラマキ土産として小箱に入っているグミ的な物を数種類調達。中には普通においしい物もありましたが,サルミアッキと同じ物を配給された知人からは後日,「耐えられなくて捨てた」と報告がありました。手許に残った物を自ら試し,私も撃沈。
「最初に地獄を見たのは」なんて申し上げましたが,その後私は危ない橋を渡っておりません。この冬サプリメントケースケースとして使うのにいい入れ物に入った“グミ”をスーパーで見つけ,「これは,あれだろうな…」と思いながらも調達。最初のスウェーデン物に較べてだいぶ控えめに出来ていて,噛む事にも,噛む事によって口の中に味が広がる事にも,ひと粒ならどうにか耐えられました。でもやっぱり,飲み込むにはかなりの勇気が必要になります。

これをつかまえて「クセになる」「結構好き」とのたまう日本人が時々出現しますが,信じられません。そりゃ味覚は色々ですけど,日本で日本の味覚で育った人間が,育ち終わってからサルミアッキに出くわせば当たり前に悪い意味での衝撃を受けると思うんです。「ナイズされているオレ」を演出して気持ちよくなってるだけなんじゃないの?と斜に構えてしまいます。漁師の友達が好きだと言う人にも同じ事を思います。

フィンランドが大好きで,フィンランドの食べ物も好きで,…の私ですが,こればっかりは…。

Mittwoch, 26. Februar 2014

花屋さん事情(のほんの一部)

ソチに注力した2週間が終わり,マリウス君の記事も見なくなりました。今日から再びコペンハーゲンについてお話しいたします。
……と言っておきながら,気持ちがソチから戻って来たと思ったら今度は埼玉ですよ。ま,ソチを受けて俄然…と云うのが実態ですが,そんなワケで気もそぞろ状態は殆ど変わりないものの,それなりにこっちもやります。それでは本題。


コペンハーゲンでは花売りに多く遭遇するような気がします。このような路面の専門店だけでなく,個人経営の八百屋さんとか日用品屋さんや雑貨屋さん,そうでなければ常設の屋外棚に車を横付けして仕入れ品を陳列するような形態も見られます。
いずれにも共通するのが,球根植物が多い事。土に植えられ,芽が出た頃の物が主流のようです。ヘタすると切り花より多いかな?特にスペースが限られている片手間商売(要するに生花店以外)では殆どが球根物。日本のように単に球根だけ売る事もあるんでしょうか。オランダではチューリップを球根売りしてるけどなあ。


数ある花屋さんの中でもここはだいぶイケてました。




Donnerstag, 13. Februar 2014

マリウス君…

現在五輪観戦で滞っておりますが,コペンハーゲン報告を始めたばかりの最近,非常にイヤなニュースが毎日のようにドイツで報道されています。

同地動物園で育てられていた仔キリンのマリウス君を殺し,解体し肉を猛獣に提供したと云う話。日本のテレビニュースでは衝撃的過ぎて報道出来ないでしょう。
記事の見出しだけで気分が滅入り,詳しく読むのが憚られ,殺処分の本来の目的にまで知識が及んでいませんが,「マリウスの居場所はないから」と,どうにか読んだ記事には書かれていました。

私はここの動物園を過去に訪れ,非常に気に入っておりました。今期は他のプランを優先した為行きませんでしたが,…マリウス君のニュースを聞いた直後の今の気持ちでは,次にコペンハーゲンに行っても動物園は対象外にするだろうと思います。他の動物園でも実はやっている事だとしても(そうあって欲しいとは一切思いませんが),コペンハーゲン動物園には行きたくなくなりました。

大体マリウス君なんて名前までつけてある程度成長するまで面倒を看て来ておいてよくも殺処分なんて考えに思い至るものです。「居場所はない」理由がキャパシティでも血統的な問題でも,それならそれでマリウス君を引き取ってくれる動物園なんていくらでもあったでしょうに。動物園同士で交配の協定をしてるんですから。

じゃあ肉食獣の餌として用意されている小動物はいいのか…的問題はあります。キリン一頭を議論にするのはグリーンピースの関係者が捕鯨船を攻撃する傍らガツガツと肉を喰らっている(まさか全員が菜食主義者ではないでしょう)のと同じ事なのかも知れませんが,…やっぱり不愉快です。賛成しかねる行動です。ここ数日でマリウス君の画像は変化してきました。生きていた時のカメラレンズを覗く姿,倒れて血を流したマリウス君,柄でかろうじてわかるマリウス君の身体の一部。…必要悪とする意見もあるでしょうが,やっぱり理解は無理です。

ここの更新をそっちのけにするのは物理的(五輪)には勿論ですが,心情的な理由もあります。マリウス君のニュースが流れなくなるまではちょっと無理。勿論デンマークの多くの人達が反対したであろう事は想像に難くないんですが,…やっぱり無理だわ。

マリウス君,合掌。

Freitag, 7. Februar 2014

コペンハーゲンのレゴショップ The Lego Store København

私が人生で最初に接したデンマーク物はレゴだったんじゃないかな?と思っています。
今のようなカッコいいお城やらハードな乗り物やらはなかったけれど,ごく基本的なお家を建てるのが好きで仕方なかったのをよく憶えています。

私は子供と無縁の生活をしているし,レゴには触れておりませんが,三つ子の魂といいますか,レゴには今でも親しみを持っています。だからこのネタもアンテナに引っかかったんですが,町の中心に大きなレゴショップが出来たそうで。ここ1年か2年の事で,つい最近。ドイツですとレゴショップはベルリンにあり,去年の秋にライプツィヒにも出来ました(他にもあるでしょうけど,自身がレゴショップを意識的に探していないので,眼に入った物しか憶えてません…)。でもなんと,本国であるデンマークにはちゃんとした店舗がなかったそうです。満を持して?できたお店を,ちょっとだけ覗いてきました。

店の入り口には博物館モノの素晴らしいレゴ作品!


これ,タペストリーみたいに見えますが,全てレゴで出来てます!とんでもない代物。多分これ,ストロイエ(高級店や大型デパートが並ぶ,この町に来た人が必ず通るであろう通り。細く繋がるいくつかの通りの総称がストロイエ)だと思われます。



アップ画像だとブロックで立体的に作られているのがわかりやすいと思います。大きく撮った時は入らなかったんですが,下方にはこのような人々がいます。



そしてストロイエ?を自転車で進むお母さんも。このお母さんと記念撮影する人の列がなかなか途切れず,お母さんだけで撮れたこれはナカナカ貴重です。







ストロイエ?の隣の壁,天井付近にはこのドラゴン。本当はうねる胴体全てを観たかった…なんて言っちゃダメですかね。手脚もついていませんが,これとて全てレゴで出来ているとは!壮観です。顔つきは可愛らしいんですが結構な迫力です。



口の中,舌,喉元のグラデーション…うーむ。カッコいい。


店舗内にも力作が並んでいたように気がしますが,混雑で人負けし,すぐに退散してしまったので記録ナシ…。
尚,容器を買って好きに詰めるコーナー,人型レゴをカスタマイズするコーナーもありました。楽しそうでしたが,人ごみにガツガツ分け入る執念は持てませんでした。



警備も万全。:)

Montag, 3. Februar 2014

グルントヴィ教会 Grundtvigs Kirke

相変わらず絞り出しても出て来ないヴィーンネタは前回で終了,今日からコペンハーゲン報告を行います。

ヘルシンキのミュールマキ教会と並んで,その町まで行っておきながら行くチャンスに恵まれていなかったのがこのグルントヴィ教会。
グルントヴィークス教会と日本では表記されていますが,デンマーク語だと最後に書かれたアルファベットが発音されない事があり(Grundtvigと綴る),この教会がお国の哲学者グルントヴィへのオマージュで(ホントか?)建てられた事を思えば,多分グルントヴィ教会とした方が実態に近いのではないかと考えたので,このように書く事にしました。
…でも,そもそもこの哲学者だって本国語だと多分「グルンヴィ」ですよ。確たる自信がないので通称を使いはしますけど…。

ここには1月3日に行きました。帰国日に怒りの中ものしたとおり,3日の朝から宿のWLANが機能不全に陥っており,私の持っている地図の範囲外だったのに調べようもなく,仕方ないのでフロントスタッフに問い合わせるもバス路線の番号しか返って来ず,バス停の名前は「知らない,でも見えてくるからさ」と無責任。世に知られている姿で視界に入ってくるとは限らないし,進行方向のどっち側なのかも教えてくれず,イライラしつつも「コイツからはこれ以上引き出せない」と諦め,バスに乗り込みました。

バスが走るのは大通りですが,バス停には大抵の場合それと交差する道や広場の名前がついています。デンマーク語の発音は近い言葉を話すスウェーデン人でさえも難解で,アナウンスされるバス停名を聴き取るのはホントにシンドいんです。
その上バスは混んでいて進行逆方向の席しか陣取れなかった上に,コペンハーゲンのバスの窓は高い位置についているので,後部のちょっと高くなった座席群以外では外の様子はなかなか見えません(私は運転席付近にいました)。 悪条件の揃い踏みに宿のスタッフへの恨みが募る中,私はどうにか目星をつけるしかないと地図を睨み付けながらアナウンスを聴いていました。

暫く走ると,私の向かい,つまり進行方向の席が空きました。私の隣,窓側に座っていたお母さんが私に何事か話しかけてきましたが,当然何を言っているか解りません。お母さんに英語で話してもらうと,「その向かいの席の方がいいんじゃないの?」と云う提案でした。しかし私にはそれよりも重要な事があったので,「アリガトウ,このままで大丈夫。それでさ…」と教会の事を問いました。お母さんは「そのバス停で降りるから教えてあげるよ」と言ってくれ,私は初めてそこで地図を睨むのをやめました。

あの低級スタッフが言っていたとおり,バス停が近づくと教会は見えてきましたが,背面が一部見えただけだったので,あれを見ただけではグルントヴィ教会と断定する事は出来ません(アイツホント,ボコボコにしてやりたい)。降りたら後は簡単に着けそうでした。それでもお母さんは丁寧に教えてくれ,自分の進行方向と共通する地点まで一緒に歩き,そこで分かれましたが,自分が指示したとおりに私が道を曲がるのを見届けるまで立ち止まっていました。私はあの低級スタッフのダメ案内の後だったのでいたく感動し,お母さんに向かって感謝の気持ちを込めて本意気で手を振りました。もう二の腕から。お母さんはニッコリしながら去っていきました。お母さんアリガトウ!!

と,こんなに前説で引っ張る気はなかったんですが,教会の外観を。
…そう,外観だけなんです。外扉を開けると入ってすぐのテーブルには花束,中扉の先に何人か立っていて,入っちゃいけないのかなと遠慮がちにしていました。
花束を取りに来たお姉さんは私に「これからお葬式をやるの」と言ったので,私は外に出ました。ですから内部を少しばかり観る事は出来ましたが,撮影可否など調べる間もなく外に出てしまったんですよね…。
私が外に出るとすぐ,霊柩車が到着しました。




教会は集合住宅に3面囲まれています。何か意味があるのかも知れませんが私にはわかりません。住人達に背後を固めさせ(?),



ぬおっと建っています。この姿,異様です。ちょっと観た事がないタイプの教会。内部は代わり映えしないように見えましたが,一瞬だったからなぁ…。




ぐるっと回るとこんな感じです。パイプオルガンのような部分は後ろから見るとマカオのハリボテ教会っぽくもありますが,実際にはちゃんと身が入って(?)います。




離れた位置からだと,わきを固める建物が教会を護衛しているように見えます。
私が立っていた背後,教会と大通りを挟んだ反対側には大きな墓地があります。少しばかりのぞいてきましたが,興味関心が募りました。今回はじっくり観ていられなかったので,次の楽しみにします。