Donnerstag, 3. Januar 2008

サーリネンの建築 国立博物館 Suomen kansallismuseo

フィンランドの建築家と云えばやはりスタンダードはアルヴァル・アアルト※でしょう。私はアアルトのファンで,前回はフィンランド各地を回って,アアルト行脚を行いました。残念ながら行ったと云う事実以外の詳しい内容は憶えておりませんが,当時は大いなる充実感を得たものでした。
併し自分を戒める為にも言いますが,アアルトだけがフィンランド建築ではありません。中央駅でお馴染みのエリエル・サーリネンもまたこの国の代表建築家と言っていいようです(その割には米国移住なんてしてるけど)。

今日はそのサーリネンの駅以外の作品,フィンランド国立博物館に行きました。第一目的はガレン=カレラの天井画で,着いてから「あ,サーリネンだ!」と思い出す体たらくではありましたが,やはり感動的でした。この意匠!私の大好きな様式です。ケバケバしい,いえ,素晴らしく豪華な彫りが施された外見より,私は内部に惚れました。


※日本では圧倒的に「アルヴァ・アアルト」ですが,私はフィンランドで接した人全てがアルヴァルと発音するのを聞いたので日本式には従いません。日本の仮名振りはいい加減です。それなのに数の暴力で最適ではない書き方がまかり通ってしまう。いちいち英語を経由するのもおかしいと思う。私は大嫌いだ。

  

  

   




これがその天井画(ちょっとボケてた。悔しい!)。

2 Kommentare:

Anonym hat gesagt…

以前にも聞いたかもしれないけど、こういった博物館内の撮影って基本的にOKなのかしら?フラッシュNGとか?

数少ない国外観光時に一番気になったのはソレだったもんで。エライ勢いで注意されてもわからんし。。。

天井画というのは圧倒されるね。でも経験上、写真だと半減してしまう感がある気がする。やっぱり実物を見上げるのがいいんだろうね。

Sei hat gesagt…

展示物でなければ,ノンフラッシュなら許可してくれる所は結構あるよ。私は普通にフラッシュ反対派だし。特に気に入ったら私は問い合わせてる。
今回は人が撮ってて当局に咎められてなかったから私も便乗したんだけどね(見張りのいない場所で展示物を撮ってるロシア人には呆れたが)。

床に寝っころがって撮ったら天井画の迫力が出るかも知れないけど…。