Sonntag, 15. März 2009

СЛАВА В ВЫШНИХ БОГУ ニコライ堂(東京復活大聖堂) (2)

前号に引き続き,ニコライ堂。


この大聖堂内の撮影は残念ながら禁じられています。内部は金と青が印象的な,ケバケバしくはないけれど華やかな空間。参拝料を支払うと黄色の蝋燭を渡されます。
それを灯して内部を見学し,前述した紳士の解説を受けている間,線を越えて中に入って行った男性がいました。
信徒さんは奥に入って祈る事が出来ます。更に奥には神がいるとされている場所があり,この中には神職しか入れない…らしい。
最後に我々が立っていた場所に程近いイコンに接吻して,その信徒さんは出て行きました。

ウスペンスキー大聖堂でも内部の撮影が禁じられていました(それにも拘らず撮っている不躾者は勿論いたが)。カトリック,プロテスタントの入場料を要求する施設ですと割と撮影可能な例が多いんですけど,正教はそれを許していないんでしょうかねぇ。

建物ファンとしては残念ではありましたが,信仰の現場を冒涜してはいけません。ですから私の記録は外側だけ。
この2号記事ではディテールを採り上げます。このように素敵な意匠が施されていて感心させられる事しきり。
前号もそうですが,載せている画像には大聖堂以外の関連施設も含まれています。どの建物にも波型の意匠。これが可愛らしい。ステンドグラスはとても美しいんですが撮影が許されないので,仕方なく外からだけ。どうにか想像……出来ないかな…。

このすぐ下の写真には漢字が書かれています。正教はその国の言葉を使う事を原則としており,ラテン語にこだわるカトリックとの違いを紳士は強調していました。


  

 

  

 

  



この記事のタイトルはどこから来たかと申しますと。



これなんです。門にこう書かれています。私はロシア文字が読めません(実はこれを読むことに強い憧れを持っています。それはまた,機会を見て…)が,どこかで“祈りを捧げる場所”くらいの意味であると読んだような気がします。



隣の建物。映り込みを考えてのこの素材?

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