夜のブダペスト(1) ドゥナに架かる橋
美しきブダペスト2部作の後半です。後半自体を2分割させていただきます。
ここではブダペストの観光アトラクションと言ってもいい存在の橋を。
ブダペストがブダとペシュトと云うふたつの地区が合わさってできた都市である事は自由橋の記事で申し上げました(ならなんでブダペ“シュ”トではないのか?と思うんですが,ハンガリー人は自分の言葉だとブダペシュトって呼んでいるのかも知れません)が,この両地区を結んで「ブダペスト」にする為には,分断しているドゥナに橋を架ける必要がありました。
この3つの橋はその頃に架けられた物で,確か現在見られる橋は第二次大戦後に復元された物ではなかったかと記憶しています。
ドゥナとは,ドナウのハンガリー語。ドゥナには現在9本の橋が架かっているそうです。
橋についてはすでに自由橋を記事にさせていただいておりますが,その文中言及したふたつの橋がこれ,鎖橋とエルジェーベト橋です。
鎖橋 Széchenyi Lánchíd
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M越を彷彿とさせるライオンさんが鎮座する,重厚感のある鎖橋。ブダペストを代表するアトラクションではないかと思います。
夜になると三脚を携えたオッサンや安そうなカメラでブレてるに違いないスナップ撮影に興じる(見ていて想像がつく。自分もホントに苦労してるから…)観光客が大挙します。
私の大好きな映画「Gloomy Sunday」では主要登場人物がここから飛び降りますが,実際にそこに立ってみると,この橋から降りるのって結構怖い(この人物はこの入水では助かりますが,…いえ,申しますまい)。
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エルジェーベト橋 Erzsébet híd
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実際に歩いて渡らなかったので遠景フォトしかありませんが,2度,すぐ下をトラムで通りました。
現代的なフォルムは建造当初の物ではないそうです。鎖橋と自由橋に挟まれていると逆に目立つか。真っ白で清楚に見えます。ステキです。
前号に載せたゲッレールト画像に写っている大きな像がここにも見られます。
どちらの橋も,昼はこんな感じです。
前号に載せたゲッレールト画像に写っている大きな像がここにも見られます。
どちらの橋も,昼はこんな感じです。
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