Donnerstag, 8. September 2005

Angie&BenediktXVI,テレビっ子からの報告

期間中,テレビには恵まれました。食事時にはよく観ていました。宮城の地震,我等が首相の謝罪はドイツで知りました。って文字通り,これより深い内容は解りませんでしたが…。


初めのうちはニュースはひたすら総選挙でした。アンゲラ(中央の女傑)が散々取り上げられていて,プラクティカンティン(アインベック参照)のフロイントは,それにウンザリしていました。自宅の窓から見える大看板を私に示し,「ホラ,あれ。俺,毎日見てるんだ。スゲー嫌い」とイヤな顔。氏本人は”赤”。女史は人気者なのか問うたら,ケッとばかりに「いや,全く。アイツ,多分今度の選挙で勝つけど,みんな,アイツに入れるんじゃない。党に入れるんだ」と苦々しい顔(この写真はハン・ミュンデンで見つけた物。アインベックではアンゲラのピンでした)。

併し流石のアンゲラも,ローマ法王には太刀打ちできませんでした。ケルン御滞在中は,もう法王フィーバー。地球のあらゆるカトリック国から若い衆が集まり,「ベーネディクト!!(更に拍手が入 る)」とコールまでやってました。ノリ的にはサッカーの応援。
当然迎えた出身国の人達もこのくらい盛り上がっていた事でしょう。「Wir sind!」の国ですから,急に信仰を取り戻した人もいたんでしょうね。
連日のフィーバー振りに,「よし,それじゃいっちょケルンまで」と食指が伸……びたりはしませんでした。でも自分がNRWに滞在していたら,お姿を拝見,なんて思ったかも知れません。

ブルームバーグは殆ど観なかったから,本当にこれしかニュースはないのか,ってほど毎日法王とアンゲラを観ていました。地方物(MDR,BR等)が観難い環境にいたからかも知れません。
最後はそこにティロルの局地的大雨が加わりました。

テレビネタ,まだあるんですが,枝を広げすぎると収拾がつかなくなるので,別の回に発表します。


ホホホ,行く前の厭世観丸出しブログ,笑ってしまいます。
でもこの時は本気だったんですよ。寒くなったら,この気分がまた登場します。
今後の日常ブログでも,ここで取りこぼした夏休みネタを披露します。時々覗いてくださいね。

以上,独りよがりな報告書にお付き合いくださいましてありがとうございました。

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