ヘルシンキのマーケット広場 Kauppatori
地元民の,そして観光客の為の市場。
フィンランドを代表するブランドが並ぶ通りが切れる場所にあり,遊覧船が出るここはいつも賑わっています。
魚屋さんのような食材店の他,観光客をあてこんでいるとしか思えない品を売る店も多数出ています。
ここを冷やかしていると八百屋の兄さんから「食わない?」とインゲンを差し出されますが,それが美味しかったとして,ホテル暮らしの観光客に何が出来ましょう。生で食べるしかありません。
そう云う誘いには興味がないんですが,ここは見ていると楽しい。スープを食べさせてくれる店,陶器屋,ガラス屋,洋服店,毛皮店(これには反対だ)と,意外となんでもあります。
上の羊君にスズメが乗っているの,判りますか?
このスズメ君,私が見ている間に角から降りてノタノタと石畳を移動し始めました。あまりのスローペースに「人間に踏まれるんじゃないか」とビクビク。近くのテントの裏に入るまで心配でずっと眼で追ってしまった。
船の時間を鑑み,ギリギリのところで市場を離れましたが,……結局船旅は出来ずじまい(この時の事でした)。まさかスズメ君を追っているうちに満席になったのか?
…いや,週末だったからだ。そうに違いない…そう思いたい。