Sonntag, 27. September 2009

ストックホルムのオマケ

日本国内において,スウェーデンのイメージはとてつもなく良いと思います。
品行方正な国民,清新な空気,透明度の高い政治,環境保護への熱意。
それらは勿論紛れもない事実です。併し実際に現地を訪れてみれば運河にはゴミが浮いてるし,感じの悪い奴も生活保護を全て酒にしてしまうホームレスもいるし,醜い高層建築もあります。月曜の朝の町の汚さには幻滅しました。日曜日は清掃サーヴィスをしないからなんでしょうけど,あんなにゴミを落としてヘイキな国民なのか…と考えさせられたりもします。
勿論その程度の事で私はストックホルムもスウェーデンも嫌いにはならないし,そんな事はここに限った事ではありません。
空気の清新さは,寧ろ冬に行くと感じ易いと思います。今回初めて夏のストックホルムを訪れて,ここの空気ってそんなにきれいだろうかと思ってしまいましたから。
勿論先進国の中では郡を抜いてきれいなんだろうとは思いますけど(私は最近排気ガスのヒドい所を訪れていないので,スウェーデンだけ飛び出た評価を下せないと云う事情もあります),それが際立つのはやはり冬。最初の訪問時のイメージが強いから,夏の方が一般的にはイイんでしょうけど,私は次回訪問を冬にするかも知れないな…。

ま,ここではそんな事とはまるで関係のない,ここでもカテゴリー外の付録をハンブルク同様に。



日本,そして東洋文化への誤解曲解。
左:ストックホルムでとにかくよく見た物は,タイ料理とスシを同時に扱うレストランです。大陸でこんな物は見た事がありません。チャイナインビスがトムヤムクンを置いたりカリフォルニアロール程度のスシを出したりはするけれど,こんな,さも当たり前のような取り扱いはしていません。どうしてここではこうなんでしょう。全く以て理解出来ません。
中:ここもよく判らない店です。夜の散歩で発見した為店内には入っていませんけど,どう考えても他の品物と溶け込んでいないドラちゃんとマリオ。単なる店長の趣味なのか?
右:スポーツ柔術,ブラジル式柔術ってなんだ?私が知らないだけなんでしょうけど,いずれにしても柔術の道場がパンダて…。中国じゃねえっての。


地下鉄駅に掲げられていたチェコの自動車メーカー,シュコダの広告。一見可愛らしく花が咲いているんですけど,……。
チェコ式なのかスウェーデン式なのか,どっちにしても当局のセンスってわからん。
シュコダ社がどの国においてもこれを広告に採用しているとすれば,この記事のカテゴリーにはスウェーデンだけではなくチェコも足すべきか。



出た!コスプレイヤーズだ!
去年,イェーテボリ見聞記の中にこんな記事を混ぜ込みました。
嗚呼,コスプレガールズはイェーテボリの特産ではないのか…。
日本マニアの外国人を失笑交えて紹介する日本の番組ではコスプレイヤーズが世界中にいる事を知る事が出来ますけど,どう云うワケか私はスウェーデン(もうこうなったら「イェーテボリ」とか「ストックホルム」ではなく,大きく国単位で話すべきでしょう)でしかそうした人達を見ません。どこに潜伏しているのか。


まあ,そんなネタばっかりでもなんなんで,最後にきれいなストックホルムを。
お陽さんとのガマン較べに勝利して獲得したこの景色。恐縮ですが自己満足にお付き合いください。



日中は特に魅力的にも見えないこのオブジェ?も,陽が暮れると急にカッコよくなります。
交通量が多い場所で,今までは必要性もなかったので近寄りませんでしたが,今回は色んな条件が重なって度々この前を通りました。



これが私の最も好きなストックホルムの建物。
初めて訪れた12年前からのファン。正式名称は知らないので,「双子ビル」と呼んでます。
今回の滞在中に引っ越した先(宿)がここの近くだったので,歩き出して見え始めるのが嬉しく,ウキウキしてました。

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