Mittwoch, 18. Juni 2008

薔薇空間に寄せて

副都心線を降りて,早速やって来たのがBunkamura。6月15日までザ・ミュージアムで「薔薇空間 宮廷画家ルドゥーテとバラに魅せられた人々」が催されていました。私にとってバラとは,それだけの為にわざわざ時間を割くほどの存在ではないんですが,ま,ボタニカルアート好きと云う立場から観に行きました。本来はその次にお友達と予定していた「ナンシー関 大ハンコ展」までの時間潰しで見つけた企画なんですけどね。
カフェ・ドゥマゴ横の吹き抜け中庭(なんて言うんだ?あっこは)にはこれに関連してなのでしょう,バラの鉢植えがたくさん置かれていました。バラに混じって紫陽花も置かれていました。綺麗だなァ。















Montag, 16. Juni 2008

副都心 縦断。

濃厚な大阪報告から一変。東京記録に戻って来ました。

6月14日,東京メトロの新線が開業しました。池袋と渋谷を結ぶ,副都心線です。
池袋から渋谷に移動する用事があったまさに14日,早速乗ってみました。
池袋の駅舎は何かの転用と見え,基本的には古い施設に新しい標識を貼り付けたような印象。入って来る車輌の殆どはホコリの載った西武線か東武線の物で,フレッシュ感殆どナシ。
また,停車の際にホームドアの場所と合わせるのに相当難儀していたようで,何度も停まっては動いてを繰り返していました。
偶々ならいいんですけどね。私はホームに入った最初の鈍行を見送って次の急行に乗りました。この2編成は少なくともそうでした。ちょっと現場は混乱しているようにも思われました。
途中下車をする必要はなかったのでここで眼にしたのは池袋駅と渋谷駅だけです。渋谷駅は地上に上がると半蔵門線と一部一緒になりますが,基本的には清新さが漂っています。特に本来は光っているはずのアクリルやガラスや金属がピカピカしていてなかなか気分がよい。



   

   

  


鉄チャンではない私には,これがどれだけエラのかがわかりませんが,素人からマニアまで,こぞってここの写真を撮っていました。
先週のタモリ倶楽部を観れば判るかな…?転寝してしまったけど習慣で録画してあるので,観てみよう。



Samstag, 7. Juni 2008

食い倒れる幸せ

本題に入る前に…。
今日はアヤコ嬢の誕生日です。オメデトウ!これで11歳。
併し京都市動物園で“事故”を起こしたビクトル君はアヤコ嬢の相方であるセンイチ君の父親。アヤコ嬢とは関係ないものの,祝っていてもいいものか…。


さて本題。私は大の炭水化物好き。消化器が弱いからそれだけではダメなのに,どうしてもそっちに行ってしまうんです。
大阪は危険な場所。粉モンを筆頭に,炭水化物料理(なんだそりゃ)がウマい!この幸せな日々…!
でも旅を終えてからは,暫く野菜ばかり食べておりました。
私,食べた物を記録してたんです。ここで一気に披露しましょう。

  

左:岸和田名物かしみん焼き。お友達が連れてってくれました。千日前に,大阪市で最初と言われる店舗があります。「カシワ+ミンチ」だそうです。
中:意外にもうどん。あのケバケバしい道頓堀に,不釣合いなほどあっさりした外観のお店があります。回転は速いものの結構混んでいました。名店なんでしょう。
このつゆの色がやっぱり,東ではない。餅の事をここでは「かちん」と呼ぶそうです。
右:オムそばとお好み。実はこれが大阪で最後に食べた物です。たたみかける炭水化物攻撃。豪快!

    

ミックスジュースとやらが大阪名物だと,出発前に知りました。
左:その中でも阪神電鉄梅田駅前のスタンドが有名らしい。オレンジ色や黄色の果物が主な材料。
店の兄さんがミキサーに投入する物を必死でガン見していたものの,結局今でも記憶しているのはみかんと生クリームのみ。あとなんだっけ…?
右:コーヒー屋さんのミックスジュース。こっちはぐっとミルキーでした。第一印象は「バナナジュース」でした。
中:大阪と云えばこれでしょう!私は本来はソース好きではないので,ここは軽く塩を振るだけの素焼きで。
素焼きで供するなんて,味に自信がないと出来ないんだそうです。ウマかった!

  

左:私は知らなかったんですが,大阪はオムライスの発祥地だそうです。まぁ,反論したい向きもあるでしょうが,一応私はそう聞きました。発祥地の発祥店に行って来ました。
オムレツが転じてオムライスが出来たとするなら味噌汁ってのはミスマッチだと思うが…。
ま,それが日本の“洋食”なのかな。いずれにしろ,素晴らしく美味しかった!英語メニュー完備。外国人観光客もかなり入店していました。
中:セイロンライス。謎の料理です。この茶色いのはカレーとデミグラスソースを混ぜた物。TKOがアメトーークで紹介していました。
戦後感満載のその店構えには度肝を抜かれますが,繁盛しているようでした。
右:大阪では有名と言われるアジア雑貨店兼カフェ。知人に教えてもらいました。看板ネコのシロさん目当てではありましたが…。
大阪ならではの料理ではないけれど,これもある意味粉モンですな。
非常にわかりづらい場所にあって,道行く人(サラリーマン風の兄さん。この人もやっぱり「有名な店です」と言っていた)に教えてもらってやっと辿り着いたのにシロさんは外出中。
食べ終えて,残念だなぁと店を出ると,なんと帰って来ました!
我々は暫くシロさんと,お向かいの神社で遊んでました。なんとこの子,鳥居の前でハイセツ…。


さて,ダラダラと綴って来た私の大阪報告,この記事を以て終了とさせていただきます。お付き合いくださいましてアリガトウございました。
「神戸じゃなくて,京都じゃなくて大阪なの!?」と人からフシギがられてますが,私は関西三都の中では大阪が一番好きなんです。また行きたいです!
次の課題は自販機。喋る自販機の事を戻って来てから思い出した。最悪…。
そしてこれ→。お友達が送ってくれました。巨人に,ヤクルトにこれが出来るか(ヤクルトなら出来るかな…)!こんな強烈な自販機があるならこれも見たい!

いつものように,この後は更新頻度が激減します。御了承あれ。

Donnerstag, 5. Juni 2008

兄さんにお別れを

言わずと知れた,くいだおれ太郎兄さん。
私が急に大阪に行きたくなったのは,閉店報道を見たからです。この報を受けた時,私は兄さんにお別れを言っておきたくなりました。
勿論,愛されキャラの兄さんは,大阪,あるいは関西のどこかで生き続けるだろうと確信してはおりましたが,やはり兄さんが“本籍”にいるうちに会っておこうと思いまして。
ですから「お別れを」と言ってはいるものの,今生の別れではなく,くいだおれのアイドルとしての兄さんに対してお別れをってだけです。

今日,兄さんは東京で行われるインディ・ジョーンズ最新版のジャパンプレミアでレッドカーペットを歩くんだそうです。そう,今日の記事は兄さんの東京進出記念みたいな物。代々木か。観に行きたいなぁ。






兄さんのグッズはそこらじゅうの土産物屋で買えますが,これは店入り口前に出ている特設売店での様子。それでなくても兄さんの周りには人だかりが出来ているのに,グッズ欲しさに並ぶ客が更なる混雑を生んでました。
我々も並んでみましたが,そのふた組前でその日の在庫が費えるからと切られてしまいました。惜しい!









ここの前,何度か歩きましたが,太鼓は鳴ってたり休んでたり。
当たる所,ちゃんと養生してある。いじらしい。


兄さんの前は記念写真を撮る為の順番待ちをする客で溢れかえっていました。いくら待っても兄さんが“ファン”から解放される事はありませんでした。
黄金週のうちに兄さんに会っておこうと云う安直な客が集結していたのでしょう。私もそのクチですが,これほどまでに皆が同じ事を考えていたとは。

ところで,世の中には兄さんと写真は撮ってもくいだおれで食べた事はないって人がものすごく多くいると思いますが,私はなんと,くいだおれで食した事のある珍しい客です。
尤も,それはもう10年以上前,初めて大阪に行った時の事。記念に割り箸袋を持ち帰った記憶がございます。

Dienstag, 3. Juni 2008

大阪の夜

暫く濃いのが続いたんで,ここらで息抜きでもしましょう。
大阪にも勿論,コテコテでない場所はあります。私が特別行きたがらなかっただけで,実際にはそう云うスポットはそれなりに多いんです。夜景のステキなところだって勿論。
手持ちの記録の中では,ここでお見せしているこのくらいしかありませんが,こう云うのも少しは載せとかないと情報操作みたいになってしまうかな,と思って。




国立国際美術館

大阪入りした日,友達に会うまでの間,大阪城から移動して一人でやって来た美術館です。
なんとかヒマ潰しの方法はないかと色々探すうち見つかったのがここ。そもそもは天保山のサントリーミュージアムに収蔵ポスターでも観に行ければいいと思っていたのですが,常設展示をしておらず,この時の特別展の内容に興味が持てず,他を当たろうと調べているうちに,ここの特別展示「液晶絵画」が非常に面白そうに見えたので行ってみる事にしたと云うワケ。
御覧のとおり,夜景スポットではなく,結果的に陽が暮れてこんな画になったってだけではありましたが,カッコいいでしょ?ここ。





3月に東京で行われ,結局行くのを断念した「ガレとジャポニスム」,今,大阪で開催されてます。
その上,「液晶絵画」は8月に東京都写真美術館に来ます。アタクシ何やってるんだろう…。



スカイビルの空中庭園展望台

王道でしょう。お友達が誘ってくれた場所です。私が新世界だ道頓堀だと強烈なところにばかり行きたがるのを心配してくれていたのかも知れません。
夜景を見るにはいい場所です。透明なエレベーターとエスカレーターでもって展望フロアに上りますが,我々が出向いたのが夜だったので,この点ではコワさを味わえない。
でも夜景はステキでした。











周辺もナカナカにステキでした。なお,このビルには大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館大阪ドイツ文化センターが入っています。私が関西人だったら,ここには足繁く通っていたのでしょう。


Montag, 2. Juni 2008

インパクトコレクション

もう月が替わったと云うのにいまだにダラダラ報告を認めてます。

大阪のあきんどは,兎に角目立ってナンボと思っているようです。
大阪と云うとストラップにもなっているかに道楽,づぼらや,グリコ,風邪に改源なんかが有名ですが,それだけではないんですね。
ネオンをビカビカさせるのだけがインパクトを与える事ではないワケで,私は大阪で,数々の度肝を抜かれる看板を見つけて来ました。
全てを記録したワケではないので少しですが,ここで,その成果物をお見せしましょう。
こう云う看板や串かつ店舗の凄まじさを思えば,吉本の施設なんて控え目もいいとこです(中でやってる事は濃いんだろうけど)。





どちらも道頓堀にて。
右:関東人の私には衝撃的でしたが,大阪では普通らしいです。
別に紳士服を売ったりはしていないんだそうで。
左:こっちはあからさまにマズいでしょ。何も言われてないんだろうか。



左:例の道頓堀ドンキホーテ。堀に面しているから何をしてもいいと思ったんでしょうか,実物はとんでもない大きさです。
こんな観覧車,乗る人おるんかなーと思っていたんですが,ガラ空きではありませんでした。
右:新世界にて。このドハデさでパン屋さん……。



づぼらやでもこれは新世界の。串かつ店の強烈な店構えにも埋もれる事無く目立っています。



そしてこれ…。



見逃した私をお友達が呼び止めました。千日前にて。
マネキンさん自体はそこらじゅうにいるワケですけど,これの何がコワいかと言ったら…。



このイデタチなんですよ!「そう来るか!」と思うでしょ?
真っ先に私の頭に思い浮かんだのはガムラスタンの兄さんでした。きっと友達だろう。