Donnerstag, 29. Juli 2010

小ネタ

滞在先から戻ると,私は棚の一角に設けているディスプレイスペースを改めます。
極東コーナーはしかし,充実度が低い…。これでも現地で仕方なくもらったチラシとかインツーリストのガイドブックなんかで水増ししています。
政治家マトリョーシュカよりも本当はプーチンのキャラクターグッズが欲しかった。歩き方の指南書に載っていたのを見て,「これは是が非でも!」と思っていたのですが,残念ながらちょうどそんな時代ではなかったので…。また表に出てきそうではありますけど。
ハーレーに乗っているところ,柔道をやってるところ,猛獣と戯れているところ。いくらでもモティーフはあると思うんですがねぇ。まぁ中古車禁輸令(←事実上の)を出した氏が極東では愛されている筈がないか。







ロシア入りする前から,私は現地で郵便を出そうと決めていました。
郵便事情は最悪だと聞いていたから一切信用しておりませんでしたが,実際どうなんだろうと云う実験欲が生まれて。
5月4日にハバロフスクの郵便局で投函しました。カウンターにスタッフは座っていても客を受け入れる気があるようには見えず,実際に誰かが呼びかけても「今ダメ」みたいな反応を返すのが多くいました。
私は人を選び,最も若くてやさしそうなお姉さんのところに行きました。若ければ英語でイケると云う幻想を極東で持つのは間違っていて,私はここでも必死でガイド片手にロシア語で訴えました。
どうにか通じて,切手を買いましたが,姉さんは日本宛てポストカード1枚につき13ルーブルと言いました。
私は自宅と実家(1枚出しただけじゃ検証出来ないと思って)にと26ルーブル払い,貼って投函しました。それが5月4日。

私は驚いたのですが,ポストカードは届きました!5月18日に。
「2週間もかかった」のか「2週間で着いた」のか,どう表現すべきかは判りませんが…いやーーーー,着いたよ着いた!元々期待していなかっただけに感動してしまいました(ホント私はロシアをなんだと思ってるんだろうか…)。




オーソドックスな風景ハガキを望んだ私でしたが,この戦勝グッズしか見つけられませんでした。
これについては複数種あったので,別の絵柄を実家に送りました。実家宛てのもちゃんと届いていました。

しかしここでまた疑問が…。
歩き方の指南書を後から見たら,ポストカード1枚につき20ルーブル必要だと書かれていたような気がします。
どうして私のハガキは届いたんだ?当局とDイヤモンド社,どっちが正しいのか?また実際に20ルーブルだとしたら,額面の不足を見落としてそのまま流してしまうようなチェック機構なのか(これについては「そうだ」と言える根拠があるが…)?

ロシアって面白いところだなぁ。………。



さて,ギリギリでしたが,これで5月の極東報告を終了させていただきます。来月早々に,私の通常活動報告を始めさせていただきますが,最初の2週間をヴィーンで過ごすので,今回こそ毎日更新のネタは見つかりそうにありません。御了承くだされ。

Montag, 26. Juli 2010

極東,食の記録

私は元々ロシア料理が大好きで,ロシア入りに当たっても「食べ物が合わないんじゃないか」なんて心配は全くしていませんでした。
そして,実際満足して帰って来ました。ここでは大阪以来の食の記録を。





4泊したうち1泊は車中泊だったので,これがホテルでの朝食全記録です(こう見ると短い旅だったなぁ…強烈だったけど)。
あまりパン食をしたくなかったので自分では選んでいませんが,デニッシュみたいなのが多く並んでたかな。
味のない炭水化物物が多いような気がしました。これはヨーロッパでも見られる事象。だから失望も驚きもなく,「こんなもんかな」と。
スープがありがたく,毎回飲んでいました。




左:町の大衆食堂で。並んでいる物から自分で選びます。ジャンバラヤ的な米モノ,ミネストローネのようなスープ,地獄のように甘いケーキ,ネクターっぽいドロドロの飲み物。安い店だと,ちょっと油負けしそうです。
中:清涼食品店(?)。ジュースとかロシア人が大好きなアイスとか,そう云う物が売られています。
右:クレープのような食べ物,ブリヌイもロシア名物です。中身は甘かったりしょっぱかったりします。ブリヌイのファストフード店がチェーン展開されています。これはそこでのセット物。これ,余白が多くて盛りが荒いですが完全に食べ始める前の画です。ここの姉さん,英語を喋ってくれた!助かった。



左:ガイド本には発酵ドリンクと書かれていたような。麦芽ジュースと云うかノンアルコールビールを更に子供向けにしたような,よくわからん飲み物,クヴァス。
中:ちゃんとしたレストランで出た,お通し的な物。液体はヴォトカ,串刺しされているのはよくワカラン食材。連れによるとラードと果物の切り身とパン…らしい(ヴオトカに串刺しの味をかき消された)。
右:郷に入っては。外せません。




左:オケアン号車中にて。日本で食べた事がなかったウハー。白身魚の切り身が入ったあっさりスープです。私の好物になりました。帰国後,ロシア料理店に2回行っておりますが,ウハーをメニューに見る事はありません。どこかで取り扱ってないか…。
中:ヴォトカが出た店にて。バターで漬け漬けになったペリメニは最高でした。ポーランドのピエロギもそうですが,旧東欧圏の炭水化物料理が私は大好き。これも期待通りでした。スープはまたしてもウハー。
右:ペリメニ,ウハーと一緒に頼みました。何もそこまでというくらい入っているハーブティ。カフェオレボウルかと云う程のカップ3杯分はあったか。

Mittwoch, 21. Juli 2010

お国が恋しいですか(2)

過去に同じ件名で記事を書いた事がございます。それに較べれば記事にするのがおこがましいくらいの少量ではありますが,今回はロシア版,それも極東版ですから貴重度が上がると云う物(ホントか?)。
いつも見慣れた物がキリル文字になるなんて!と云う衝撃は結構大きかったなぁ。
キリル文字を読めるようにしてからロシア入りしたので,「そこでそう来るか!でも考えたらやっぱりそうなんだよな」の連続。書けないけど読める漢字を相手にしている感覚でした。





ライフアイゼンバンク。ATM完備。多分オーストリアに本拠を置くそれなりに大きい銀行。
ф,音的にはひとつ書かれていればいいと思うんですけど…。




ひええ,チューリヒ!これも単純な変換。




「ゲルマニア」「アンゲラ・メルケル」。いやーいちいち面白いなぁ。


スイマセン,アホなネタで…。

Montag, 19. Juli 2010

公共物色々

公共くくりと云いますか,道路名の表示板とか公共施設の看板とか,そんなものを集めました。以下こんな感じ。

1段目 : 道路表示板。意匠は色々,素材も色々。ひとつの町でもバラバラで,統一性皆無(実は法則があるのだろうか…不明)。
2段目 : 郵便ポスト,歩行者用信号(残り秒数が表示されている!こんな芸当がロシアに出来たのか),道路表示板,図書館の看板。
3段目 : 小?中?学校,郵便局,パトカー。
4段目 : 公共物かは不明ですが…ウラジオストクで見たゴミ箱。東欧キッチュのファンが喜ぶデザイン。
5段目 : 看板ではないのですが,公共政策。極東の道,悪過ぎる。アスファルトはボコボコ,インターロッキングの未整備箇所が凄まじく多い。新たに敷いているところ,敷いた物が欠けたり取れたりしているところ。













Sonntag, 18. Juli 2010

極東の店(3)ロシアのパッケージ

(1)で私は食品でさえ買うのがコワいような事を申し上げましたが,スーパーならまだ安心。ジャケ買いしたいパッケージがいっぱいです。そこにキリル文字がのっているだけでなんだか嬉しくなってしまいます。ロシアンショップでしか見た事なかった物ですからねぇ。
でも食品はいかんせん持って帰りにくい。
私は消極的に,ティーバッグとかジャムとか,そんな物を買って来ました。













極東の店(2)おもちゃ屋さん

ほっこりピープルが好むロシアのおもちゃ屋さん。
幸か不幸か私はほっこり玩具店を見つける事は出来ませんでした。
2都市でみかけたおもちゃは,どこをどう見てもほっこりしてませんでした…。
ミリタリー物は子供相手でも必須なんですね。













最上段真ん中の白い熊サンは意外と気に入ったんですが,これとてこの難解さ。
どうして肉球が赤くなきゃいけない?しかもその肉球には金色の柄が入り…このセンス,いかにもロシア好みです。
ロシア製?そうとは思えないけど…。




なんて書かれているかわからないけど,キッズの心をこれでガッチリ捕らえるのか。