Samstag, 30. Mai 2009

さようなら,愛しのエレクトロラックス Electrolux EW-10W

こちらではこれから新居に運ぶ品物を扱って来ましたが,その一方で手放さなければならなくなる物もあります。




これがその,代表選手です。現住居に入る際に覚悟を決めて買った,エレクトロラックスのドラム式洗濯乾燥機。
BY TOSHIBAではない,GEの日本ショップで申し込んで買った,日本語表記ではあるけれど,本元のエレクトロラックスです。
その為高かった…。これを買った9年前は今ほど所得がなかったし,一生添い遂げようと云う気持ちでおりました。
実際,添い遂げる事は出来そうでした。この9年,壊れどころか不具合を起こした事も一度もなかったし,満足にメンテもしなかったのによく働いてくれました。

だけど……。
この洗濯乾燥機と別れなければならなくなってしまいました。
新居にはドラム式の洗濯機がついているのです。それをうっちゃって,空いた所に自分の物を入れ込みたいところですが,そんなワケにも行きません。

嘗て我が実家は洗濯機2台体制で動いていました。家人が多かったからですが,そのうちの1台が数年前に壊れたので,転居を決めてから私は自分のを2台目にして欲しいと訴え続けておりました。
それについて父母は断りはしなかったものの,家族が減って現在では1台あれば十分である為,ふたつ返事で受け容れたワケではありません。
ところが数ヶ月前,稼動していた1台に不具合が発生。騙し騙しなら使えるものの,いつ何時…と云う状態に陥りました。今では輿入れはいつだ,と逆に催促されています。

ドラム式業界の中でもエレクトロラックスは日本人には愛され難いようです。結局節水節電は出来ないと云う声が多くある様子。私自身はこれが人生で初めて持った自分専用の洗濯機(電気を食うので,乾燥機としては使った事がない)ですから比較対象がなく,なんとも思わず愛用して来たけれど。実家ではどうかな…ちょっと心配。

私は物離れが悪いので,完全に自分の知らない場所に遣ってしまうのが忍びないと思うクチなんですが,引き取り先が自分の身内に決まって一応はひと安心。可愛がってもらいたいものです。

Mittwoch, 6. Mai 2009

ユーカリの種 Samenraritäten - Schnee-Eucalyptus

とうとう見つけました,ユーカリの種。嬉しいぃぃぃ!




2007年末,福龍君に会いに行って会えなかった時に買ったのでした。その時のポストカードの袋に一緒に入っていました。これがポストカード作業最後の束だったのでホントによかった。
この時,コアラ館では何やら生態環境か何かが取り上げられていて(通年展示かは不明。これが初めての訪園だったと思うので),ユーカリの重要さが説かれていたように記憶しています。
私にとってコアラは身近な存在ではありませんし,コアラ目当てで動物園に行く事もありませんが,猫エイズに効果があるユーカリは,この病で愛猫(現在の7+1匹が来るひと世代前)を喪くしている私にはありがたい存在なのです。

とは云え蒔き時期,栽培方法,その後の維持管理等,私はユーカリについて何も知りません。厚かましくも購入して来たワケは背面の詳しい説明書きを読んだから。併し今まで発掘出来ずにいたワケですから,一切の説明を忘れています。再度読み直し。



日本だと種本体はパッケージで隠れて見えませんよね。
そうでなくても,せめて裏面に回して,表面には配置せず,ヴィジュアル的な商品アピールを重視するでしょう。
ドイツ(買ったのはオーストリアでしたが,販売元はドイツのミュンスター)は逆なんですね。説明を熟読した上で,「それでもやれるんなら買いなさい」って言いたいのだろうか?こう考えると,生命体の生命維持に対して責任感が強いとも言えますね(併し栽培の大事なヒントの上に値札がデカデカと貼られてしまっている…)。
発芽保証は2010年5月まででした。と云う事はあと1年ある。蒔き時がどの季節であれ間に合いますが,室内栽培であれば年中可能。20℃で2,3週間後に発芽すると。
最初の年が肝心なんだそうです。初年の越冬に成功すれば,2年めからは氷点下でもイケちゃうと。よし,夏の渡航が終わったら蒔こう。頑張ります。


Samstag, 2. Mai 2009

カルトナージュをやってみようと…

アクセサリーを作るのが好きで,毎月のように増えてます。最近失速してはおりますが,今までの量産体制が災いして,収納しきれなくなりました。飽和状態に陥ってからもう数年が経過。
現在はアクセサリーケースと,WOLFORDのインナーの箱(B5サイズで厚みは各種あり。短辺でスライド開閉)3点と,不織布の袋に分けてしまっています。アクセサリーなのに衣替えしなきゃならないこの惨状…。

そこで思いついたんですが。
自分でケースを作ってしまおうか。カルトナージュで。
カルトナージュはフランスで興った布箱工芸。自分でサイズを決めて厚紙を切り,布を貼り,箱にするワケです。
カンタンに表現し過ぎていますが,本を見る限りとても美しい物です。
使いやすいサイズに作り,それを佳き所に積んでおけば使いやすいんじゃないかな…。望むサイズで出来るし,市販品のように絶版に泣かされる事もありませんしね。

そこで,この箱です。



これはフィレンツェ(私がフィレンツェって地名を出すとは!人生でただ一度,渡伊した事があります)で98年冬に求めたレターセットです。開けるとこのように,便箋とその下に封筒,同じ柄のボールペンが入っています。
そう,まだほぼ無傷で,家にあるんです。もったいないのと,手紙を出す理由がないのと。



カルトナージュを知ってからは日が浅いのですが,実家でこれを見つけてハッとしました。ちょっと荒いけどこのつくり,まさにカルトナージュだわ。イタリア物なんで,カルトナッジォと称するべきだろうとは思いますがね。
どこかで知ったのですが,“カルトナッジォ”だと箱に布ではなく紙(イタリア名物マーブル紙等)を貼るようです。
私はアクセサリーをしまうために作ろうと思っているので,貼るなら布にしたいです。
荒い仕上がりの上に紙貼りではありますが,お手本として手許においておくのはいいかな。