Sonntag, 30. März 2014

現金がなくても…

私がコペンハーゲンに入ったのは2007年の夏以来です。その頃に使い残したデンマーククローネをこの冬に持ち込みましたが,当然一度は両替えして現金を増やしておく必要があるだろうなー,と,入国前は思っていました。ユーロと違って,そんなに大量に残しておいてもそうそう使い道のない金ですから,何度か食事したらなくなってしまうくらい(大した物でなくても高いから)の持ち合わせでしたし。しかし…

結局のところ,現金で支払ったのは2度,スナックの屋台とタイガーだけでした。それとて望めば,スナックの屋台でさえ,クレジットカードでの支払いを受け入れました。初日の両替えは期待出来なかったので空港駅から町に出るのは勿論,セブンイレブンで水を買うのもクレジットカードで。駅の券売機なら気兼ねないけれど,セブンイレブンでは500のペットボトル2本買うだけ,日本円で500円やそこら(水1リットルにこの値段!)だったので店員さんにイヤな顔をされまいかと多少ビビりましたが,実に気軽に決済させてくれ,ここではこれで普通なんだなとその時思いました。北の国のクレジットカード普及率が高い事は知識としては知っていましたが,フィンランドではそれなりに現金出費もしているし,恐るべしデンマーク…。




そしてこのセブンイレブンでの買い物以来,上述した2度を除き,私はなんの遠慮もなくカードを出すようになりました。クレジットカード会社に気前良くマージンを払う事にはなりますが,そこはそれ,私はあまり気にしないクチです。

先月,その頃の実績がズラッと並んだカード利用明細書が届きました。チリも積もれば…とはまさにこの事。この場合勿論100%ポジティヴな意味ではありませんが。

さて,今日はこの後さいたまスーパーアリーナへ。昨日も行って来たんです。素晴らしい試合でした。

Montag, 24. März 2014

Kvæsthusprojektet 2015

私が欧州に通うようになってから何年も経ちました。この間好きな町が絞り込まれてき,同じところばかりを訪れるようになった事で,その町の変化に気付きやすくなりました。コペンハーゲンに関しては初めて降り立った時には空港から市心への公共交通機関はバス路線しかなく(言い切ってしまっていいものか,ちょっと自信ありませんが…),2度目の訪問の直前まではエアスン橋がなく,3度目には地下鉄が走り,4度目にいたってやっと何も見つけなくなり。
でも,町は動く事をやめていなかったんです。今度はなにやら,港に建造するらしいんですよ。



丁語の短文には含まれていない「urban space」がどんな物なのか,これだけでは解りませんが, 完成予想図及び「地下3階分の駐車場」で結構な大物である想像はつきます。

私は6年半近くコペンハーゲンを訪れておりませんでしたが,現地滞在中は「次はもうちょっと時を空けないで来よう」と考えておりました。それでも2015年よりは後になるでしょうから,このプロジェクトは終わっているはず。観に行こう。


Dienstag, 18. März 2014

なんだこれ

歩いていて見かけた,ツッコみどころを少々。



貼り物って結構面白いんです。大抵は見て終わるんですが,このオッサンはどうにも気になってしまって記録。
右端の扉。ここまで“書き込まれた”物はこの町では珍しい(きっとクリスチャニアに行けばゴロゴロしてるんでしょうが,今期もまた,行きそびれ…)ので,これまた記録。どの町にも「昔はスラムとか工場群だったんだけど,いつしかクリエイターが移り住むようになって段々オシャレな店が増えてって…」な一画があるものですが,ここもそんなベッタベタなエリア。だからこんな扉も,この場合は気骨とかアングラ精神とか,ポジティヴに解釈されているんでしょう。



この店は上記のような新興オシャレ地区ではなく,ごくスタンダードな中心地に立地してるんですが,その割には頑張ってます。立ち止まって見る人,結構多し。↓





我々の言葉をカッコいいと思って使ってくれる欧州人が増えているのを,欧州に行く度に実感しています。選ばれる言葉はもはや通り一遍な物ではなく,他人事ながら「腕上げたな」と思う事しきり。だけどやっぱり,詰めが甘いんですよね…。
記録しているのはほんの一部ですが,語感や響きだけで選んでるんだろうなと思わされる事しょっちゅうです。私は意味も解らない,喋れもしないクセにオシャレだからと外国語(主にフランス語)の屋号を名乗る日本の雑貨店や洋服店やサロンや…にイライラしていましたが,この先はそれを恥ずかしく思わなくてもよくなるかも知れません。何しろ彼等も同じ事をやってるワケですから。





ニボンヤ,惜しいですねぇ。ある程度知識を得た上で間違ってるワケですからね。キョートはこれ,洋服屋さんなんですよ。それもかなりオシャレな。京都感ゼロ。車に関しては車のカテゴリーを言ってるだけで店名ですらないし,言葉どころか字体が好きだっただけなのか?
そして。店名ではありませんがこの豆腐の謎の売り方!デンマークでは保存食なんでしょうか。
私が気に入ったワガママは,料理店のようです。ラインナップまでは調査しませんでしたが,だいぶ盛況でした。

Donnerstag, 13. März 2014

美化キャンペーン REN kærlighed til KBH

町のいたるところでスローガン入りのゴミ箱,ゴミ袋を見かけました。愛する我が町に愛ある行動を!って事らしいです。こんなキャンペーンを展開するほど,この町のゴミマナーが悪いとは思っていなかったんですがねぇ。




それより歩きタバコをやめさせろよ!ヒドいんですよコペンハーゲンは。最近では私の行く欧州の町でも軒並みヒドいですが,前回のコペンハーゲン訪問で「なんなのこの国の喫煙者の多さは(怒)」と驚いたくらいですから,この町に較べればまだマシだったって事ですよね。それが今や,特にドイツの町では確実にコペンハーゲンに追いつきつつあります(ライプツィヒの中央駅前は最悪だった)。これは単純に屋内で吸いにくい空気が増した事によるのかも知れませんけど,嫌煙者はどこにでもいるんですから外ならいいと云う考え方もカンベンしてくれよって思います。

こんなんですからコペンハーゲンだけをガタガタ言うのはおかしくもあるんですが,信号待ちの機会に恵まれ過ぎているこの町ではダメージがホントに大きいんです。
ずっといたら副流煙でおかしくなりそう!

…おっと,ゴミ箱ゴミ袋を載せておきながら歩きタバコへの怒りに重きを置いてしまいました。

Sonntag, 9. März 2014

Nymph()maniacによるメトロジャック

デンマークの映画監督,ラース・フォン・トリアーの最新作「ニンフォマニアック」が昨年物議を醸しましたが,渡航前,この作品の広告が地下鉄の駅を占拠?したニュースをネットで知りました。
内容的にこの作品の日本公開ははなはだ怪しくはありますが(欧州では先月から一部の国で公開され始めている様子),トリアーの作品は何本か観た事ありますし,駅くらいは見てみたいなーと思っておりました。

しかしニュースが地下鉄の駅名を気前良く教えてくれたワケでもなく,現地でどうするか…と漠然と思っていたら,わりとすんなり見つかりまして。
但し,とりあげられていた頃に較べるとかなり簡素化されてしまっており,ニュースではホームドアやホームの壁も埋め尽くされていたのに,私が現地で見つけたのは地下道で精一杯。



これだけでも結構な規模だと思うんですが,足を止めて見ていたのは私だけ。もう土地の人には風景の一部になってしまっていたのでしょう。

「ニンフォマニアック」の日本上陸は果たして?

Montag, 3. März 2014

Finland's Favourite Sweet…

コペンハーゲン見聞記をしたためている中ではありますが,今日はカテゴリー「フィンランド」でお送りします。
というのも,フィンランド大使館の横を通った際,恐ろしい物を発見したから。



フィンランドの愛され甘味(日本語の“スイーツ”に置き換えてしまうと,解釈が変わってしまいそうで。甘味とするのもちょっと苦しいところですが…)として,悪名高きサルミアッキが大々的にフィーチャーされています。
サルミアッキが他の国の言葉で何にあたるのかは知りませんが,北の国々ではごく一般的に食されているので,きっとどこに行ってもその国の言葉で同じ物が見つかるのでしょう。私が最初に地獄を見たのはスウェーデンのプロダクツによって,でした。

サルミアッキは,硬いグミのような黒い塊です。口に入れるだけで顔がひん曲がるような臭いが広がり,噛めはすれども噛み千切れず,いつまででも口の中に留まります。リコリスが主原料なんですが,リコリス自体の味は知らないものの,この品の味は自然の物とは思えない。洗剤とか石鹸とか,口に入れてはいけない物を誤って入れた時の違和感→衝撃→焦りと云った一連の身体反応があらわれたように記憶しています。
苦い薬の方がよっぽどマシ,と云う味をしています。

前述のスウェーデンのプロダクツ。初めてかの地に飛んだ際,バラマキ土産として小箱に入っているグミ的な物を数種類調達。中には普通においしい物もありましたが,サルミアッキと同じ物を配給された知人からは後日,「耐えられなくて捨てた」と報告がありました。手許に残った物を自ら試し,私も撃沈。
「最初に地獄を見たのは」なんて申し上げましたが,その後私は危ない橋を渡っておりません。この冬サプリメントケースケースとして使うのにいい入れ物に入った“グミ”をスーパーで見つけ,「これは,あれだろうな…」と思いながらも調達。最初のスウェーデン物に較べてだいぶ控えめに出来ていて,噛む事にも,噛む事によって口の中に味が広がる事にも,ひと粒ならどうにか耐えられました。でもやっぱり,飲み込むにはかなりの勇気が必要になります。

これをつかまえて「クセになる」「結構好き」とのたまう日本人が時々出現しますが,信じられません。そりゃ味覚は色々ですけど,日本で日本の味覚で育った人間が,育ち終わってからサルミアッキに出くわせば当たり前に悪い意味での衝撃を受けると思うんです。「ナイズされているオレ」を演出して気持ちよくなってるだけなんじゃないの?と斜に構えてしまいます。漁師の友達が好きだと言う人にも同じ事を思います。

フィンランドが大好きで,フィンランドの食べ物も好きで,…の私ですが,こればっかりは…。