Mittwoch, 24. März 2010

夜のブダペスト(2) 

こちらではポストカードになりそうなブダペストのスポットを。
基本的に雪だったので,降っていない間は曇天です。今まで披露して来た画像の中に青い空はほんのちょっとしかありません。こう云う季節は夜景を撮るに限る,と云うのが私のキャリアによる結論です(つまり,いまだに曇天撮影の腕が上達していないのだ私は…)。



 



上記4点中3点が実に聖イシュトヴァーン大聖堂でした。
電飾の奥に見える画はブダペスト到着日にそれと気づかずに撮ったもの。やっぱり好きなんだな,この建物。





ブダは絵になるなぁ。




  

  

これはなんて事ない通りのアーケードなんですけど,ここを夜歩くのがとても好き。初めて見た気がしなかったので,多分最初の訪問でもここに来たのでしょう。アイアンモチーフの影が素晴らしく美しい。影だから変化はしないけど,寒さに耐えられる範囲で暫く見続けます。

物欲報告はもういっちょありますが,ブダペストの町報告はこれで終わりです。
予想出来た事ですが,年度末のこの時期は特別キツい(更に昨日,精神を病みそうなネタが発生した…)ので,ホント,もっと早くスタートさせてればよかったんですが…。
2月にサボっちゃったせいだな。来年は気をつけます。

来年…来年の私はどこで働いてるのか知ら。

Sonntag, 21. März 2010

夜のブダペスト(1) ドゥナに架かる橋

美しきブダペスト2部作の後半です。後半自体を2分割させていただきます。
ここではブダペストの観光アトラクションと言ってもいい存在の橋を。
ブダペストがブダとペシュトと云うふたつの地区が合わさってできた都市である事は自由橋の記事で申し上げました(ならなんでブダペ“シュ”トではないのか?と思うんですが,ハンガリー人は自分の言葉だとブダペシュトって呼んでいるのかも知れません)が,この両地区を結んで「ブダペスト」にする為には,分断しているドゥナに橋を架ける必要がありました。
この3つの橋はその頃に架けられた物で,確か現在見られる橋は第二次大戦後に復元された物ではなかったかと記憶しています。
ドゥナとは,ドナウのハンガリー語。ドゥナには現在9本の橋が架かっているそうです。

橋についてはすでに自由橋を記事にさせていただいておりますが,その文中言及したふたつの橋がこれ,鎖橋とエルジェーベト橋です。




鎖橋 Széchenyi Lánchíd



M越を彷彿とさせるライオンさんが鎮座する,重厚感のある鎖橋。ブダペストを代表するアトラクションではないかと思います。
夜になると三脚を携えたオッサンや安そうなカメラでブレてるに違いないスナップ撮影に興じる(見ていて想像がつく。自分もホントに苦労してるから…)観光客が大挙します。
私の大好きな映画「Gloomy Sunday」では主要登場人物がここから飛び降りますが,実際にそこに立ってみると,この橋から降りるのって結構怖い(この人物はこの入水では助かりますが,…いえ,申しますまい)。

  




エルジェーベト橋 Erzsébet híd



実際に歩いて渡らなかったので遠景フォトしかありませんが,2度,すぐ下をトラムで通りました。
現代的なフォルムは建造当初の物ではないそうです。鎖橋と自由橋に挟まれていると逆に目立つか。真っ白で清楚に見えます。ステキです。
前号に載せたゲッレールト画像に写っている大きな像がここにも見られます。



どちらの橋も,昼はこんな感じです。

 

Sonntag, 14. März 2010

美しきブダペスト

ブダペストについて,なんだか私はここでネガティヴな事ばかり書いているような気がします。
特別好きじゃないとか交通システムが良くないとか,店員の態度が悪いとか。
でも勿論,ブダペストは美しいのです。そんな美しさを,私はここまで出して来なかったように思います。
本号と次号がこの地についての最後の更新です。今までの記事から漏れたブダペストをスクラップブック的に。


  

  


  

  




私が特に気に入った/気になったのは。




町なかの池。さすが温泉の地ですね,湯気が立ってます。
この水,温かいんです。手を入れてみたけれど,ホッとする水温。
当然,外気がキンキンに冷えているからそう思っただけでしょうけど,まぁ20℃はあったんじゃ
ないだろうか…と,数値見積もりに対しセンス皆無の私ではありますが,一応言っておきます。



温泉施設を持つゲッレールトの丘。
温泉以外まるで観る事が出来なかった場所です。この丘には“東”の遺物であるモニュメントの墓場があります。
市中で持て余された当時の像各種が一堂に会しているそうで。うーん観てみたい。
※右方に小さく写っている像もその仲間だったように記憶しています。



聖イシュトヴァーンバジリカ。
私の大好きな建造物です。外見も美しいけれど内装がまた素晴らしい。口開けっ放しでキョロキョロする
観光客がたくさんいますが,私も気持ち的には口,開けっ放しです(ちゃんと閉じます)。同じ名を持つ
大聖堂がヴィーンにもあります(独語だとシュテファン)が,これに関しては私,こちらを選びます。
今年の初詣で,私はマーチャーシュ教会で行いましたが,ここにすればよかった…(いや,マーチャーシュも
美しいんですよ。だけど私はこっちに惚れこんでいるので)。