Sonntag, 12. Juni 2011

EUフィルムデーズ EU FILM DAYS

5月,とうとう一度も更新しませんでしたが,生きております。





毎年欧州連合が加盟国の映画20数作品(?)を映画祭の如く上映しています。東京では5月下旬からの約ひと月。その後国内数都市を巡回します。
私は基本的に映画鑑賞を趣味とする人間ではありませんで,テレビでドハデにCM展開しているような話題の作品とは完全に無縁。殆ど興味を持つ事なく,いくらでも素通り出来ます。
私はこのEUフィルムデーズとドイツ映画祭でしか映画を観ません。特に前者に登場するマイナー加盟国の作品はここでしか流されず(よくてポーランド作品を岩波が…ってくらい),これを逃せば日本語の助けを借りて観る事は永遠にムリだろうと思う(でも"Japan Premiere "がついてないって事は…どこで?)ので,毎年7,8作は観ます。ドイツ映画祭では4,5ってとこかな。
限られた期間に2回のみ上映される作品を追い,時にはトリプルヘッダーもこなします。私にとってこのふたつの会期中はとにかく忙しい。

今までは制作国で多くを選んでいましたが,最近は内容も加味するようになりました。あくまで内容ありきではあったけど,今年は初めてリトアニアとエストニアの作品を選択し,スウェーデンのを落としました。最近の自身の東方政策と一致しちゃってますが,お気に入りの国ではあれどラトヴィア物は外しました。舞台がホンコンじゃ意味がないなと思って。
明日からの週で意中の作品は全て観終わる公算です(意外ついでに今週はUK物も予定)。

嘆かわしい事に,会期中,終わりまで意識を保っていられたのは最初の作品だけでした…。たまたま他の映画館でも限定物を見つけてしまい,この数週間で私にしては異例とも言える数の映画を観ましたが,ふたつ目以降は全戦全敗…。どうすれば起きていられるんだろう。時計じかけのオレンジ作戦しかないかな…。




なんだか見つかる時は見つかるもので,実はこれも猛烈に気になってる…。
働くおっさんの大ファンだったのです。