Freitag, 9. Juli 2010

かつての極東の主要産業

ロシア極東部では中古車ビジネスが盛んでした。取引先は日本。北陸(富山だったか石川だったか)の港からナホトカ,或いはウラジオストク(忘れてしもうた…)までカーフェリーが出ているのですが,客は日本の中古車。ある意味,これ以上の“カーフェリー”はありません。
併し去年か一昨年かにプーチンがここにかなり高い関税をかけるようになりました。自国の自動車産業を活性化させる為に。極東の人々にしてみれば最悪の政策だったようです。ウラジオストクではデモまで起こったとか。
プーチンの気が変わる事はなく,日本の中古車は事実上の禁輸と相成りました。が,それまでの間に来露した日本車が極東を席巻している画は壮観で,日本車以外に観るのは大宇のバスしかないような印象です。

車を手放した日本人の殆どは,かつての愛車がこの地でこのように名を晒して動き回っているとは知らないのではないでしょうか…。









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