Dienstag, 30. November 2010

初の搭乗,A380

ルフトハンザのA380は6月12日に初めて日本に「フランクフルト・アム・マイン」号が来ました。二号機「ミュンヒェン」が導入される8月4日までは週3便,それ以降は毎日,フランクフルト‐成田往復便にA380が使用される事になりました。ミュンヒェン‐成田便については今までどおりA340-600。
今期の私の場合,出発曜日はフランクフルト行きならまたボーイング747-400だったのですが,私はミュンヒェン便を選んだので,今期初めて,ルフトハンザでボーイングに乗る事無く帰って来てしまった事になります。

フランクフルト空港で猛烈に急いでいた私は搭乗ロビーで一番カッコよく見えるアングルで撮る事を失念してしまい,激しく落ち込みましたが,落ち込みつつも内部記録はシッカリ取っておきました。
いつもは撮りためた画像をランダムに並べるんですが,ここでは基本的に撮った順に配置してあります。



  

左:全身を撮れなかった私がせめてもと撮ったのが横顔。
中:搭乗口も上下態勢!
右:見づらいけれど,確かにA380の「フランクフルト・アム・マイン」号です。

  

機内の様子に特段変わった所はありませんが,驚いたのが中と右。USBて!!

  

ルフトハンザが積む邦楽はいつも前時代的。機材が新しくなってもセレクションに変わりはありません。
もうちょっと時間が経ったら「プッ!」じゃなく,本気でこれを楽しめるようになるだろうと踏んでます。



諸々。新車(車じゃないけど)だからか,窓に傷がなくて外の景色をクリアに観られます。

  

左,中:飛行情報がうんとカッコよくなりました。が,この急激な変化に戸惑った私は実は従来型の画像を恋しがっていました。
右:私の大好きな景色。西シベリア上空から見えるうねった川(ちょっと不鮮明ですが…)。
そしてこのあたりから私は段々悲しくなります。死に向かうような…。

  

左:東シベリアの夜明け。晴れがましくない。日本はもうすぐそこ。絶望的なだけ。
中:ホラ,これ,今までのは水色一色でした。雲なんか散っちゃってキレイだこと。
右及び下段の左と中:旧式のテレビゲームから突然新式に乗り換えたような気分。この案内も,今までのはもっとノッペリしてました。
ここに表示されているビロビジャンはハバロフスク近郊のユダヤ人の町。実はこの記事中にある時刻表に
ビロビジャン行き(なのかハバロフスクとの往復便なのか)が載ってます。近くまで来たんだよなー,と悦に入っておりました。

  

右:機載カメラのチャンネルがこんなにあります。

  

左:特に好きなのが尾翼カメラで録っていると思われるこれ。
中:飛行機ファンはこう云うの,好きでしょうね。でも操縦部までリアルな画じゃないとイヤだろうか。
右:成田に着くまで撮れなかった全体像。見よこの雄姿!フランクフルトで撮りたかった…泣。


ここに記録を載せるまでは「エヘヘ,A380~」なんて悦に入っていてまるで考えておりませんでしたが,私が日本からルフトハンザで欧日間の往復をする場合,もうB747-400 に乗れなくなってしまったんですわ。
殆どの場合,私はスターアライアンスの欧系の飛行機で移動し,たまーにスカイチームを利用。これはつまり,もっぱらエアバスのスターアライアンス各社と,A380を導入したエールフランスとオランダ航空(こっちは…まだ日本には来ないかな)しか使っていないも同然である事を意味しており,マイルの都合でワンワールドに食指が動かない私の場合,もしかしたら去年の夏が最後のB747-400って事になったのかも知れず,ちょっとこの事実にショックを受けもしてます。
本当は安全に乗れればTポレフだろうとなんでもいいんでしょうけど(ロシア極東からはこれで戻って来ました),欧州カブレの私ではあれど,今まで散々お世話になってきたボーイング社のジャンボに今後乗る機会があるのかと考えると,寂しくもあります。

2 Kommentare:

ぎゅるてる hat gesagt…

これですね、A380。船底は詰め込みかと思いましたが、3-4-3の座席配列だから747と同じですか。なにより清潔感があっていいですね。でも、これは新しいからか。USBって、いったいなにに使うんでしょう...

年末年始の予約は取りにくいので、私は2月にオーストリア航空の直行便往復を押さえてしまいました。当時シンガポール航空ではA380導入済みでしたが、ルフトハンザの導入予定はノーマークでした。把握していたら片道だけでも乗りたかった。来年はぜひ候補に入れます。わが国では「星印」が導入すると息巻いていますが、こっちには間違っても乗りません。

そう、747は気づかないうちに欧州線から引退していたんですよね。私は2階席が好きでした。全日空ではCクラスだったので乗る機会はさほど多くありませんでしたが、キャビンがこじんまりしていて窓下の小物入れも便利だったし、なにより乳幼児お断りだったので静かでよかった。機体も個性的だったし小さい頃から見慣れていたから愛着もあるんですよね。寂しいなぁ...

Sei hat gesagt…

ルフトハンザは昔「雲の上でインターネット」を売り込もうとしていました。
USBはそれと関係しているのか,…いやいやパソコンとは限りませんよね。なんなんでしょうね。電源として使え,って事??

私の「お2階」経験,強烈に記憶しているのはエールフランスだけ。1度目の座席番号は失念,併し2度目は忘れもしない01A(スターウィング)でした。この時は殿下の仰る窓下の小物入れは存在せず,目の前の「クローゼット」或いは自分の足の先に荷物を置くとされていました。この足先のスペースが広くて,ベルトを装着していると荷物が遠過ぎて手に取れないんです。寝る時はブランケットじゃなくてお布団だし,いくら夜便でもパジャマにその場で着替えるのにも驚きました。相当“慣れてない”感を漂わせていた事でしょう。挙句の果てにはスペースの広さに甘えたのか,隣に座っていた,しかるべきプロセスを経てそこにおられる御夫人のバーキンを蹴っ飛ばしてしまい…。
だからプルミエールよりもアフェールの方が身の丈には合っているように思いました。

KLMでもお2階だったかも知れない経験がありますが,確かにお2階だったかはあやふやです。

A380のハナシをしていてなんですが,私実は,往路LH715で発見した地下(半地下?)トイレでも度肝を抜かれておりました。今まで知らなかった,あのトイレ…。