ハンザ都市リーガ
「リーガはドイツ人によって造られた都市である」とは,よく言われる事みたいです。
1200年代からドイツ人がどんどん入植し,13世紀終盤にハンザ同盟に加入。もっと前からリーガ自体は存在していたものの,今あるリーガのおおもとが出来たのがこの頃と云う事なのでしょう。市内には2001年の建都800年を謳うレンガ舗装?があります。
建都800年の基準となったのはブレーメンからやって来た司教が礎石を置いた事であり,この町はドイツでもブレーメン色が極めて強く,音楽隊やらローラントさんやらが鎮座しています。
この建物はギルド関係者の為の施設(建都800年に合わせた再建モノ)で,外壁中央部の青い帯にはドイツ語が入っています。現在使われていない法則に基づく見た事のない綴りをした単語が含まれているので,当時の言葉なのでしょう。
そして,この建物の周囲に広がる現在の名所も,大抵はこの時代に由来する物です。かなり北ドイツの要素が濃いように思われます。
そして,ハンザ都市だけにものすごくスカンディナヴィアっぽくもあります。
私はここにスウェーデンを見ました。ストックホルムやイェーテボリにいるのかと錯覚出来るような場所がいくつかありました。
下段の真ん中,ガムラスタンのドイツ教会みたいじゃない?右も同じ建物ですが,真ん中のは細道を見上げた感じが酷似していると思うんですがどうでしょう。
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