Montag, 3. Januar 2011

激動の20世紀史を追う一日 Topographie des Terrors, Berliner Unterwelten, DDR Museum

第二次世界大戦の頃のドイツ史が好きな私にとって,ベルリンほど面白いところはありません。
ロシアに行ってからはソヴィエト物件が気になって気になって。その点でもベルリンは私に新しいオモチャを用意してくれてます。
今日は充実の一日でした。


まずは「テロルの地誌」へ。「壁」のすぐそばに屋外展示板が並んだ一角があります。ここに昨年,ちゃんとした建物が建ちました。…うーんなんと言えばいいのか。単純に同じ内容の展示物を建物におさめたのか,外は外で活かすのかが見えません。何しろここには何年も前に来たっきりで展示内容を憶えていない上に雪残りで屋外展示は半ば閉鎖されていて。
いずれにしろ屋内で観られるのはありがたいです。寒さを避けられるのも勿論ですが,外の明るさに左右される必要がない。今までここの展示時間は「暗くなるまで」でしたから夏はいいようなものの,冬は日照時間との戦いでタイヘンでした。
実は朝モタモタしたのが原因で,ここをハンパな状態で退出しています。滞在中に残りを観に行けるかな。行きたいなぁ。



続いてガイドツアー「ベルリンの暗黒街」へ。これ,日本人の間でメジャーなんでしょうか。なんと訳するのが相応しいのかなぁ。
当地在住のお友達と行きました。いくつかのツアーがありますが,私が選んだのはS/Uバーン駅の地下にある第二次世界大戦当時の防空壕。ガイドさんの熱いトークは2時間を超え,かなり充実した内容でした。ただ,史実をいくらかでも知っていないと言語的にツラい。お友達は更にガイドさんのキツいベルリン訛りにも言及していましたが,それにも気付けないくらい内容を追うのに必死でした…。



最後はここ,DDR博物館。ポップで多少カジュアルさもある展示ですが,体験型と云いますか,スゴく面白く出来ていました。私はあまりの混雑にやる気を失ってサラっとしか観なかったのですが,本気で取り組めばかなり勉強になります。トラバント君や要人専用車のボルボを「運転した気になる」事が出来ます。ここ,2006年に出来たみたいです。アラ,私2007年の夏に来てたのに。その頃の私にはDDRへの興味がなかったって事ですね。
私の気に入ったのはDDRの典型的な住宅を再現したセット?です。

あぁ本当に充実の一日だった。

Keine Kommentare: