Montag, 22. Dezember 2014

ベルリン王宮再建の展示案内

プロイセン王とドイツ皇帝の居城として第二次世界大戦中まで存在していた(この頃はロイヤルの為の物ではなくなっていた)ベルリン王宮を再建しようと云う動きが,ドイツ統一の頃からありました。

統一前はDDRに属していたこの場所には当時共和国宮殿なる東感丸出しの建物が存在していました。このベッタベタの建築物,私はなんとなく憶えています。初めてベルリンに入った時には既に供用は停止されていましたが,箱物はいつまでも解体されなかったんです。

何度かベルリンに行っていても,毎回この場所を通るワケではなく,気付いたらペラッペラの鏡窓に覆われた共和国宮殿はなくなっていました。そしてそこではエンドレスにも思える工事が続いています(実際にはいつかは竣工するんでしょうが,なんだかいつ行っても仮囲いと埃…)。

…と云う事を伝える展覧会がベルリンではなく,どう云うワケだかフランクフルト・アム・マインで催されていました。
要するに,寄付をして欲しいからやってる…と,観ていた時は思いました。もう何ヶ月か経って記憶が定かではないのですが,どこかでハッキリ資金不足を謳っていたような気もします。
全独的な寄付を期待しているんだとすれば,この展はそれこそ全土を巡回していた可能性もあるな…。








フランクフルト・アム・マインといちいち書くとなんだかしつこいんですが,アン・デア・オーダーに行った今年は別物感を出したくて「アム・マイン」をキッチリ添えました。 そんな2つ目のフランクフルト報告もこれでおしまい。ただでさえ少ないネタの最後がフランクフルト・アム・マインには関係ない物ってのもなんだか…。

Keine Kommentare: