Donnerstag, 31. Juli 2008

福龍君… Tiergarten Schönbrunn (2)

本日,前回の雪辱を果たすべく,シェーンブルン動物園に行って来ました。既に公開開始から数ヶ月が経ちましたが,依然として福龍君は人気者です。クヌート君やフロッケちゃんのエリアみたいな激混みはありませんが,キッズは圧倒的に福龍君目当てです。私も前回福龍君を観ていたらここには来なかったでしょうが,結局この子限って言えばあんまり嬉しくない結果になりました。でもやはりいいですね,動物園は。いい表情をした動物君を見ているだけでホントに和みます。
→動物園行事の一つ。大雨が降ってからは過ごしやすくなったものの,この時間はまだかなり暑かった。アルバイトでしょうけど,かわいそうに。





  

  

  

  

  

多分ここに載せている殆どの動物君達とは「再会」って事になります。前回の訪問から僅か7ヶ月ですからねぇ。レッサーパンダ君なんて,冬は歩き回っていたんですが,この日はとても暑くて,やっぱりシンドかったんでしょう,何頭かいるのですが,皆,ずーっとこの調子でした(私のレンズではこれ以上届きませんでした。隣には長さ30センチはあろうかと云う望遠レンズで激写しているオッサンがいて,羨ましかったー)。

トラとかクマのような動物についてよく聞く事は育児放棄ですが,ここの子供等は母親に守られています(この子象は新生児ではありません。冬にも観ています)。幸福な事ですな。

 



ホッキョクグマは通常子供を2頭出産するそうです。クヌート君フロッケちゃんは1人っ子ですが,こっちがスタンダードって事になりますね。双子はいずれハノーファー(ドイツ)の動物園に移り,また双子のうちの1頭には既にハノーファー側の希望で「アルクトゥス」と名前が決められています。もう1頭はヴィーンで命名されます。但しこれは半年くらい前の情報なんで,既に名前はついているのかも知れません。
親子ネタがある場合は小さい画像とかち合わないようにと思ったんですが,水の中のトラ君,実に顔つきが愛らしいので重ねてしまいました。

それで,肝心の福龍君ですが…。

  



これだけ。ずっと室内から出て来ず,高いところに留まっていました。一応こっちを向いている画は撮れたものの,うーん不本意。チョコチョコ動き回っているところを観たかった(試行錯誤を重ねていた為,一部色味の違う画が含まれています)。


オリの外を自由に歩く動物君を初めて見たのはコペンハーゲンでしたが,ここにもいました。
ネコってのには逆に驚きましたが…。

 


この日は動物園を出てから,ヴィーン近郊のバーデンなる保養地に行ってみたんですが,時間が遅くてもう色が抜け始める頃でした。いくら日没前でも,やっぱり薄暗くなってからではショボついてしまいます。
それで「なんだかここまで来たはいいけどつまらんなー」と思いつつ,帰りのトラムの中で耐え難い睡魔に襲われてしまって(書きかけで載せていた時,眠くてたまらんと書いたのはバーデンの事があったからです)。
再びバーデンに行く機会に恵まれたら,その時いい写真をとって,ここに載せるつもりです。

Mittwoch, 30. Juli 2008

ストライキ

今日から自己申告の夏休み。ルフトハンザでヴィーンにやって来ました。
なんと一昨日から,労使交渉の決裂によってルフトハンザが二十数年振りにストライキを決行。満足な機内食が出ない,一部の便が欠航されると云った障害が出ています。


私のヴィーン便がよりによってこの欠航便に当たってしまいました。
フランクフルト‐ヴィーン便については金でではなくマイルで払っていた関係で,空港当局に私の情報が流れず,他の“犠牲者”のようにチェックイン前に代替便に変更しておいてはもらえていなかったので,私を担当してくれた地上職の女史は相当な手間をかけて空席探しと予約変更をしてくれました(マイルを利用するアワードフライトには便毎に予約できる席数が決まっているから,便全体で見れば空いている場合でも,アワード客は乗れない事もある)
。成田では全日空の地上職がルフトハンザの手配も代わっていますから,女史にしても専業ではないんですよね。何度もルフトハンザ本局に電話を掛けて確認していらっしゃいました。
既に用済みで開店休業状態になったファーストクラスのカウンターで40分。それまで長い行列で30分待っていたから,心身ともに疲れてましたが,その甲斐あってか欠航便から20分遅いだけの便に空席が見つかりました。

救われた思いで女史に感謝し,フランクフルトに向かいましたが,今度はフランクフルトで私が予約者リストに載っていないと言われました。こちらもトランスファーカウンターの女史では対応出来ない難物件。当局に電話で連絡を取り,私から事情聴取を行いそれを会話の相手に伝え,こっちもどうにかなりました。成田を出る場合と違ってヨーロッパに入ってからの事ですから,ダメでも自力でどうにか出来はしますが,その場合宿に着くのは何時になるのやら…と想像すると気が重くなってしまいました。が,どうにか落ち着いたフリをしていました。
予約リストに載っていなかったのはもしかしたら成田での便変更処理の手違いかも知れません。その場合成田で対応してくれた女史の落ち度にはなり(そもそも最初に20分後の便を見落としていたし),成田の女史に対して有り難がってる場合ではなかったのかも知れませんが,私にしては珍しく腹も立てず。悪い自体を阻止するべく働いてくれたフランクフルトの女史がとても頼もしく見え,それまでの不安感が一気に払拭された晴れがましさが怒りの感情を抑えたからかも知れません。

ストライキは無期限だと云う事で,イェーテボリ往復でもこんな事が起こらなきゃいいが…なんて余計な心配事が出来てしまいました。

ドイツの事業所経営者は社員の為に相当手厚い待遇を求められています。福利厚生が会社を圧迫するからドイツに一度は工場を構えた企業が旧東欧に逃げている(ノキアがドイツ工場を閉め,これに伴う失業者が4,000人と云う実績がある)ワケで。
それだけ恵まれているのにストだとはよ(起こしたのが福利厚生を享受出来る立場の労働者と仮定して)。甘えんな!と思ったのは言うまでもありません。被害者ですからね,私は。



これが世にも珍しい代替機内食。殆ど航空会社の色が出ていません。ストをやっていない身内も大変です。自分のした事ではないのに誤ったり,余計な仕事(被害者対応他)が増えたり。




美術史美術館の主催でツタンカーメン王墓副葬品(?)の展覧会が別所で催されていて,市はこれを押しているようです。特設の関連ブースもあります。この神様もカッコいい。

Samstag, 26. Juli 2008

自主トレ追いつかず

今月上旬に,新しくカメラを買いました。
今まで愛用していた物が水難に遭ったのがもう半年近く前。その後復活を遂げて,今でも働いてくれていますが,これがきっかけになって,その前から薄ーく考えていた新機種の投入を実現させました。
とは云え,実現にいたるまで数ヶ月。重い腰を上げたのは来週渡欧するからです。
旅先で今のカメラが壊れてはシャレになりませんからね。
どっちのカメラも持って行きます。それぞれに対して,私の求める物が違うので。だから,入れ替えではなく,追加ですね。また荷物が増える…。


申告しても仕方ないくらいマンネリですが,渡航先はヴィーン(墺),ニュルンベルク(独)そしてイェーテボリ(瑞)です。
ニュルンベルクは5年振り,イェーテボリは初と,このニ都には新鮮味があります。
ヴィーンはなぁ…。もう言うのも恥ずかしいです。前回,福龍君に会い損ねたので雪辱戦。
次の冬はホントに渡維,休もう…。




購入してからは,必死で練習しています。被写体がネコしかないのに,遊びまわっている画は技術的に撮れない(室内ですもの)。カテゴリーが違えば考え方も違うので,その差に戸惑いつつ。
練習…はしているのに,一向に伸びません。暫くはカメラに撮ってもらうしかなさそうです。
半分ぶっつけ本番みたいな状態で,いざ渡航。いいの撮れるのかよ…。