Samstag, 25. April 2009

植栽

新居にはバルコニーがあります。
現在のところでも,居住期間のうち初めの半分はバルコニーに花台まで設置して張り切っていましたが,途中から「いつまでもここにはいない」と云う思いが生まれ,渡欧をきっかけに植物の殆どを実家に預けるうち,我が花台には未使用の植木鉢が並ぶのみとなりました。イケアのジョウロの記事で申し上げたとおり,今では自宅にふた鉢しかありません。

それでも私が植物に飽きたワケではありません。本当は温室が欲しいくらいです。勿論それは自分の生活では現実的ではないので,出来る範囲でいくらかの木,草,花を育てたいと云う気持ちはあります。




こう云う乾いた感じの木を室内に置きたい。オリーヴとかユーカリとか。新居にはグレイッシュな葉が合うと思うんですよね。特にユーカリが欲しくて,過去にシェーンブルン動物園(この時か,この時)のショップでタネが売られているのを見つけ,発芽保証期間を確認した上で買って来たのですが,実家内のどこにしまったのか判らなくなり,鋭意捜索中。



そして室外,まぁバルコニーですね。窓の外にはこんなのがあるといいなぁ。バルコニーの床材はショボいので,こんな感じにタイルを敷けるといいんですけど,共用部だからいじっちゃダメって事になってるんです。Oリロー君的装置を使う為,下向けに避難経路を確保しないといけないし…。
何しろ物干し禁止の物件です。風に煽られると危険なので,ヘタすると植木鉢も置いちゃいけないって言われるかも知れない。

私にはバラ信仰はなく,寧ろニガテ意識を持っています。バラである必要は全くないけれど,直立ではなくて自由に伸びる蔓的性質を持ったのがいいなぁ。葉っぱが散ると怒られるだろうから,ローズマリーなんかいいかな。


ここに掲載した写真は,夏休みにイェーテボリ市内にある植物園(今思えば,庭園と称するとよかったか)で撮った物です。
庭の端っこで,植物の即売会が催されていました。ステキだけど,勿論持って帰る事は出来ません。
眺めながら,「こんなようにしたいなぁ」と思っていました。ここに来るまでは白かテラコッタ色としか考えていなかった鉢でしたが,樽型も銀もカッコいいなぁ。


Montag, 20. April 2009

世界フィギュアスケート国別対抗戦2009エキシビション ISU World Team Trophy 2009 (Exhibitions)

昨日,フィギュアスケート国別対抗戦2009のエキシビションを観る為に,国立代々木競技場第1体育館まで行って来ました。




テレビ以外でフィギュアスケートを観るのはこれが初めてでして,勝手が何も判らず,取り敢えず防寒対策のみして行きました。実は女子フリーの日に観に行きたかったんですが,チケットを取ろうとした時は既に完売。エキシビションと云う選択は妥協でしたが,これがまた素晴らしかった。いきなりBLUE MAN GROUPが登場し,ハデなパフォーマンスを繰り出しました。私の同行者は彼等が好きだったようで大喜び。私はよく知らなかったのですが,楽しめました。

日本人選手と総合優勝したアメリカ人選手は個人成績にかかわらず全員,その他は4位から首位までの個人が登場しました。それはつまり,エキシビションには出られなかった選手の方が少ないであろう事を意味します。この他,招待選手として鈴木明子女史(JP,ラウラ・レピストFINの代わり),ステファン・ランビエール氏(CH),ケアー姉弟(GB),サフチェンコ/ソルコビー組(DE)が登場。ランビエール氏の登場では日本人に対するのと同じくらいの拍手。確かに,これは嬉しい。本人にしたら「金になるから」ってのが本音かも知れないけど…。今回,“相方”のフラメンコダンサーは帯同せず。
エキシビションではお客に対するサービスがいいと愛されるみたいです。私は本当は競技を観たかっただけあって技をたくさん観たかった。持てるポテンシャルを惜しげもなく披露すると云う点では織田信成氏の演目が素晴らしかったです。私は元々シングル物にしか興味がなかったんですが,この意味においてはペア演目の気前良さにいたく感心しました。跳ぶわ投げるわ掲げるわ,見応え十分。ファンサービスの点ではジュベール氏かな。尤も,リンクに近い位置を陣取ったお客にとっては,選手が目線をくれるだけで十分なのかも知れません。私は2階席にいたのでそう云った恩恵は一つも受けられませんでした。
私には贔屓の選手がいて,それほどでもない選手に表彰台を奪われたりすると「キーーーッ!!!」と思ったりするんですが,今回,そう云う“それほどでもない”面々が実際に滑っているのを見て,自分の攻撃力が弱りました。やっぱり,素晴らしいのです。特にライザチェク氏とロシェット女史。彼等を好きだと思った事は一度もなかったんですが,カッコいいんですわ。今回テレビでフリーを観ていても,特にライザチェク氏はジュベール贔屓(もっと贔屓にしているのはヴェルネル氏なんだけど,チェコは出られなかった)の私が黙るしかない程素晴らしかった。贔屓の人もそうでない人も,皆さん同じようにスケートをやっているのだと云う,当たり前の事が理解出来るようになったワケですよ。
演技の撮影は許されておらず,自分の記憶に焼き付ける以外ありません。19時からテレビ朝日で放送されましたが,ヒドい編集でした。毎回思うのですが,「前日の演目をおさらいしましょう」っての,要る?あれを省略すれば,もっと多くのエキシビションが放送出来ると思うんですが…。やっている選手に対する敬意が薄い!テレビ放送が編集によってヒドい物に成り下がっている事は知ってはいましたが,あれほどとは。
エキシビションを観終わって,「次はNHK杯を観に来よう!」なんて思いましたが,テレビ放送と比較して,その思いは益々強くなりました。また観に行きたい!

Donnerstag, 16. April 2009

elfaを使いたい

私は実家で布物(衣類とかシーツとか)収納用にelfaのワイヤーバスケットを愛用していました。




現住居のクローゼットに入らず置きっぱなしにしてはいますが,非常に気に入っているので,次の住まいではまた使いたいんですけど,実家で使っている個数では足りず,増員しようにも現在日本では入手困難なのです。

私がこれを買ったのはもう15年近く前。渋谷のロフトで売られていました。特に取り寄せとか難しい手続き(いや,取り寄せが難しい事とは思いはしないんだが…)を踏む事無く,気軽に買えたように記憶しているのですが,今では工務店とかオンラインショップとか,そう云うところを探すしかないみたいです。
実物を見る必要は,ユーザーである私の場合特にないものの,この状況変化はあまり嬉しいものではありません。

ワイヤー物はショボいのを買うと歪んだりレールに乗らなくなったりレール接触部がキィキィ言い出したりして末代まで悔いる事になるので,質が大事です。
elfaのは,ムチャな使い方が原因でところどころハゲてはいるけれど,頑丈で,使用に支障を来すような事はありませんでした。

だからとても気に入ってるんですけどねぇ…。

elfaを探していて,やたらとNORSCANが目に付くようになりました。
やっている事はソックリ。elfaはスウェーデンの,NORSCANはノルウェーの企業で,背負っている物が非常に近いと云うか…。
スチール物件はスウェーデンのお家芸らしいんですが,隣もイケるのか。
今までelfaと取り引きしていた国内の業者がNORSCANに乗り換えたみたいな感じです。


Montag, 13. April 2009

借景

今日は物特集ではなく,植物特集です。
私の父母は園芸に対する意識が低く,庭はメチャクチャです。それなりに種類はあるのですが,まるで美しく見えません。
だから全景はとてもじゃないけど披露出来ません。



  

  



実家の庭はそんな有様ですが,御近所さんは頑張ってます。
園芸にまるでセンスのない我が家人は,外の木が綺麗だといって喜んでおります。
裏のお宅。細長い敷地の塀に沿って桜を植えてます。ピンクのはもう終わりかけていますが,白い八重は今が盛り。ナカナカの迫力です。




  


この時期よく見るこれ,なんの木なんでしょうか。白からピンクまでの花が混じって咲いて,とても愛らしい。
チョロチョロっと葉も出始めているところがもっとイイ。私は緑とピンクの組み合わせが大好きなんですわ。去年の花の時期,この色遣いを参考にしてネックレスを作りました。

  



季節限定過ぎて,意外と使いにくかった。