Freitag, 9. August 2013

ライプツィヒ中央駅にて

こちらに来てからライプツィヒの様子が伝わるような画像を一度として載せておりませんが,今日もこんな感じです。
ライプツィヒには2000年に初めて来,その後一度も再訪しておりませんでした。当時最も印象に残ったのは中央駅でしたが,改めて来てみると,やっぱりイイです,この駅。



…なんて言っておきながら駅舎を特集出来るほどの資料が揃っていません。今日の報告は,駅に関係はあるものの,今日ここで起こった事。
夕方ここに来た時,端っこの線に蒸気機関車やらクラシックな車輛やらがズラリと並んでいるのを見つけ,土産に撮影しようと近寄って着手した頃,こちらの人から自分撮りを頼まれて引き受けました。1枚撮った後,更なるリクエストを出されたので,「アタシの仕事が終わってからでいい?」と待ってもらう事にしました。
ひととおり撮り終えるまで結構時間がかかり,氏のところに行くと,「僕の写真が1枚は出来たし,待ってる間によく観て満足したからイイや」と言われ,その一言の為に私をずっと待っていたのかとちょっと申し訳なくなりましたが,氏はライプツィヒに住んでいるワケではなく,数十分後の列車で自分の町に帰るのだと言いました。
「アタシは鉄中毒の知り合いの為に撮ってたんだよ。アナタも中毒なの?」と訊いてみると,氏は「ハハ,なるほどね。それなら僕も中毒だよ」と返し,それから延々と鉄のロマンを説き続けました。どう云うワケだか身近に鉄チャンが多い私にとって,鉄トーークの聴き手業は手慣れたものです。抵抗感もないし,時間の許す限りつきあえます。ただ,ザクセン方言がキツくて,半分も理解出来ていればいい方だったんじゃないかな。
私が自分の写真を撮って話し相手になった事を氏はとっても,とーーっても喜んでいました。日本の鉄チャンとまるで同じリアクションです。うーんイイ事をした。

ドイツの鉄道が遅れる筈がないと,ドイツに対するキッチリしたイメージを持つ人は思っていると思います。実際には遅延は当たり前です。私は幸いにも遅延のせいでヒドい眼に遭う事もなくここまで来ましたが,本当は要注意なんです(関係ないけれど昨日は当地の空港でロシア機が焼けました)。氏は無事,自分の町に着いたかな。まぁ着いているでしょうけど。

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