Dienstag, 11. November 2014

ドイツ教会 Tyska kyrkan

今まで何度となく好きだと騒いできたストックホルムのドイツ教会をネタに,初めて記事を書きます。

立地条件及び歴代王族への敬意と云うふたつの理由で,夏のストックホルムでは先ずはリッダルホルム教会を目指します。
勿論夏ですから中に入る事は出来ましたが,…この教会,入場料取ったっけ?ホワイエ的な場所の先には文字通りタダでは入れません。ただ,中の様子をなんとなく記憶しているので,入った事はある筈。だけど昔の私が教会に入場料を払っただろうか?…なんとなく腑に落ちずに撤退。スペイン語を話す観光客が当局の制止を無視してズカズカ上がり込んでいましたが,私にそこまでの図々しさはありません。

その後のドイツ教会ですからなんだかいつも以上に嬉しくなってしまって,暫く座って堪能。ただでさえ溢れ返っているドイツ人観光客がこの狭い空間では比率が増すように思え,油断全開の彼らの会話を聴くともなく聴いておりました。
信心なんかとっくに失っているドイツ人(勿論全員がとは申しません!)の事ですから,お祈りなぞするワケもなく,あちこち激写するばかり。スペイン語者とは違い注意書きを意識するのか,さすがにフラッシュ撮影と云う愚かなマネはしませんが,撮る姿勢は相当グラついていておかしくなってしまいます。あれじゃブレブレに決まってる。





プロテスタントの教会ではありますが,建立者…おおかたハンザ商人でしょうけど,が相当な威信をかけたんだろうと想像出来ます。ハデではないけどいい服着てる人,的な…まぁハデかな…。




よく手入れされているこの教会の中もステンドグラスは特に眼を引く存在かも知れません。色鮮やかでモティーフがかなりハッキリしているのですが,ここまできれいだと竣工の頃からの物ではないように見えます(実態については調査及ばず)。地味に彩色された幾何学柄のステンドグラスをプロテスタント教会ではよく見かけますが,これはハデ。特別大きくはありませんがインパクトはあります。



ドイツでは正教会探しばかりしている私がスウェーデンのドイツ教会に大喜びしてるんですから何かが間違っているような気もしますが,この先何度ストックホルムを訪れても,必ずここには来るんだろうと思います。

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