新聞社主催のオープンエアコンサート Utomhuskonsert presenteras av Dagens Nyheter
前日の疲れのせいか,スタートダッシュに失敗したストックホルム初日。事前に調べ上げたのはお店でしたから,日曜だった事もあり,この日何を目的としていたのかも実は思い出せないありさま。ただ,やった感の大きい活動はしました。
交通チケットを買った後,中心部にある市の立つ広場を目指しました。その広場に面してコンサートホールが建っていますが,事前調査で,ここでも当たり前のようにヴァカンスシーズンに当たってなんのプログラムもない事がわかっていました。尤もスウェーデンにクラシック音楽への期待なんて欠片ほども持っていなかったのでガッカリ度も低くはあったんですが。
しかし,私はコンサートホールの外で見つけてしまったのです。オープンエアのタダのコンサート案内を。しかも開始時刻の50分前に。期待してないとは云え,見つけたからには行きたくなってしまいます。そのままコンサートホールのチケットブースに行き,どこで行われるか,及びその時間でも間に合うかを教えてもらい,地図に示してくれたバス停に急ぎました。
バス停は人であふれていました。文字通りあふれていて,大いにはみ出て収拾のつかない状態になっていました。ストックホルムで一度も見た事のない大混雑。彼等は自分と同じ目的でここにいるのだと直感しました。
本数の多い路線ですからバスは頻繁に来ましたが,なんたる事か扉を開きもせずただ通過するだけ。私が待っていたバス停より前に満員御礼が出てしまうとこうなるワケです。何本も通過バスを見送り,遂に開始時刻を迎えてしまいましたが,バス停の客は諦める様子を見せず留まり続けます。何しろ同じ目的なのだと確信していましたから,遅刻したって入れるコンサートなんだなと判断し,自分も待つ事に。1時間くらいバス停に立ち続け,どうにか扉を開けてくれるバスに出くわし乗車。身体の小ささがこう云う時に役に立つワケですよ。
日本の首都圏の通勤電車のような混雑現場にゆったりしたイメージの北の国で居合わせ,普段なら15分で着く(コンサートホールのスタッフさん談)ところ3倍はかけバスは会場最寄りの停留所に入りました。バスを降り,人の流れに乗って会場に着くと,あのバス停も納得の人の数!まだ占有スペースを多く取れるあたりではステージは遠く,遠目でも演者が見える場所まで(ここでも身体の小ささを活かして)分け入って進むと,もうこんな感じですよ。
出来る範囲での最善の場所をどうにか確保し,大分消化されてしまったプログラムをどうにか堪能。私が到着した時はベタ曲の,しかもサビだけをガラ的に演奏していました。その後はちゃんとした曲の通し演奏と,国民的歌姫っぽいスウェーデンの歌手,リサ・ニルソンの熱唱が交互に登場。女史については曲を知らなければ人も知らず,私には当然???ですが,お客さんはだいぶ盛り上がっていました。
続いて出しゃばり気味のMCに連れられて登場したのはまだ小学生くらいのヴァイオリニスト,Daniel Rozakovitj 君。ロザコヴィチ…と読むんでしょうか。明らかに御先祖はスラヴ移民ですね。スラヴの人達には弦楽器奏者が多いイメージを勝手に持ってるんですが,まぁ関係ないか。
ダニエル少年も温かく迎えられていました。
曲目は忘れてしまいましたが,まあまあの数をこなし,最後にリサ女史とダニエル少年が舞台に現れ,団員の皆さんと挨拶。それからなんの余韻もなく撤収作業が始まりました。こうなると今度は帰宅の心配をしなければいけなくなります。何しろ往路と同じだけの人間を同じバス路線が捌くワケですから。
…キツかったです。とにかくキツかった。来た時以上に帰るのは難儀でした。車で来た客が加わって道は全く動かなくなり,バスは大混雑,立ち聴きの後の立ちバスの中でスウェーデンでは極めて珍しいイヤな女に出くわし,しかも相当な長時間ですからホントに参りました。町ナカに戻ったのは夕方でした。またこのコンサートを見つけても,次はもういいや…。
しかし,私はコンサートホールの外で見つけてしまったのです。オープンエアのタダのコンサート案内を。しかも開始時刻の50分前に。期待してないとは云え,見つけたからには行きたくなってしまいます。そのままコンサートホールのチケットブースに行き,どこで行われるか,及びその時間でも間に合うかを教えてもらい,地図に示してくれたバス停に急ぎました。
バス停は人であふれていました。文字通りあふれていて,大いにはみ出て収拾のつかない状態になっていました。ストックホルムで一度も見た事のない大混雑。彼等は自分と同じ目的でここにいるのだと直感しました。
本数の多い路線ですからバスは頻繁に来ましたが,なんたる事か扉を開きもせずただ通過するだけ。私が待っていたバス停より前に満員御礼が出てしまうとこうなるワケです。何本も通過バスを見送り,遂に開始時刻を迎えてしまいましたが,バス停の客は諦める様子を見せず留まり続けます。何しろ同じ目的なのだと確信していましたから,遅刻したって入れるコンサートなんだなと判断し,自分も待つ事に。1時間くらいバス停に立ち続け,どうにか扉を開けてくれるバスに出くわし乗車。身体の小ささがこう云う時に役に立つワケですよ。
日本の首都圏の通勤電車のような混雑現場にゆったりしたイメージの北の国で居合わせ,普段なら15分で着く(コンサートホールのスタッフさん談)ところ3倍はかけバスは会場最寄りの停留所に入りました。バスを降り,人の流れに乗って会場に着くと,あのバス停も納得の人の数!まだ占有スペースを多く取れるあたりではステージは遠く,遠目でも演者が見える場所まで(ここでも身体の小ささを活かして)分け入って進むと,もうこんな感じですよ。
どっちの画がこの人手を伝えられるだろうか…。
出来る範囲での最善の場所をどうにか確保し,大分消化されてしまったプログラムをどうにか堪能。私が到着した時はベタ曲の,しかもサビだけをガラ的に演奏していました。その後はちゃんとした曲の通し演奏と,国民的歌姫っぽいスウェーデンの歌手,リサ・ニルソンの熱唱が交互に登場。女史については曲を知らなければ人も知らず,私には当然???ですが,お客さんはだいぶ盛り上がっていました。
続いて出しゃばり気味のMCに連れられて登場したのはまだ小学生くらいのヴァイオリニスト,Daniel Rozakovitj 君。ロザコヴィチ…と読むんでしょうか。明らかに御先祖はスラヴ移民ですね。スラヴの人達には弦楽器奏者が多いイメージを勝手に持ってるんですが,まぁ関係ないか。
ダニエル少年も温かく迎えられていました。
曲目は忘れてしまいましたが,まあまあの数をこなし,最後にリサ女史とダニエル少年が舞台に現れ,団員の皆さんと挨拶。それからなんの余韻もなく撤収作業が始まりました。こうなると今度は帰宅の心配をしなければいけなくなります。何しろ往路と同じだけの人間を同じバス路線が捌くワケですから。
…キツかったです。とにかくキツかった。来た時以上に帰るのは難儀でした。車で来た客が加わって道は全く動かなくなり,バスは大混雑,立ち聴きの後の立ちバスの中でスウェーデンでは極めて珍しいイヤな女に出くわし,しかも相当な長時間ですからホントに参りました。町ナカに戻ったのは夕方でした。またこのコンサートを見つけても,次はもういいや…。
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