東麻布建物ツアー序章 (2)
今回の件名を東麻布建物ツアー序章としたのは,こんなイケてる建物を見つけたからなんです。
ひとつ前の記事にも古い家の入り口を載せましたが,昭和の人がイメージした近未来建築と云うか,今の我々にはカワイく見える建物が多く見受けられました。
時間切れでじっくりは観られませんでしたが,このふたつの建物で,私は「また来よう」と思ってしまいました。探せばまだ,あるんじゃないかと。
下方にちょろっと写っている看板には,「酒類卸倉庫」と「口座で振替納税完納の街」と書かれています。一見さんの私には詳しいことは何一つわかりませんが,そう云う仕事の為の建物にしてはあまりにイケてる。
酒卸と納税をカットし,いかにもなアルミサッシを見なかった事にすると,……ホラ,かなり面白いでしょう?
これを設計した人はル・コルビュジエに憧れてたんだろうか…。
このふたつの要素がまるで繋がって感じられず,不思議な衝撃を受けました。