Samstag, 1. August 2009

ズュルト島 Sylt

フーズムに続いて,更に北,ヴェスターラントのあるズュルト島へ。

島ではありますが,ここには鉄道で入る事が出来ます。車で入る事は出来ないらしく(…と聞いたんだけど。住民は別か?),ここにも長いAutoZugが結構来ていました。
日曜日の目抜き通りは時に閑散としているものですが,ここは人であふれていました。海水浴客が多いからでしょう。


 

  

 


海水浴をする気もなく,ただ来ただけの私がすることは特になく,張り切って地図を入手してはみたものの,どこかに入って何かを観る時間もないので,島内で移動する事にしました。
その移動先がここ,ズュルト島の北部にある,カンペンと云う高級保養地です。

ロンリープラネットによると,ここにはドイツ人セレブが大挙してゴシップネタを提供する(それを載せるのはBildかな?)らしいです。鉄道で入れる島ではあるけれど,ドイツの北端もいいところで高級店が連なっているのを見ると,なるほどそう云う場所なのかと思わされます。勿論誰かを見つけたりはしませんでしたが。
休日に公共交通機関で遠出するのは大変です。列車もバスも間引きされ,帰る心配を常にしていなければならず,そもそもフーズムを出る列車が遅れに遅れていたせいで島での時間は大幅に削られてしまっていました。
ですから,私がここで観る事が出来た物は芦葺きの屋根を載せた建物,生育の盛りだろうにどこか寂しげな印象の植物群,灰色の海,…くらいです。
真下まで行きたかった灯台も,移動中のバスから観ただけに終わりました。
フーズムからの自然ウオッチングも気になるし,この地方にはまたいつか訪れようと思っております。

  

  

  

アルトナまで一気に戻る列車はヴェスターラント始発なのにもかかわらず,混んでるわマトモな席に座れないわガキはうるさいわ寒いわでサイアクでした。今ここには殆ど人がいないけど,22時40分に列車がハンブルクに到着するまで3時間にわたってキツい環境にいたせいか音楽が煩わしく感じられます。今日はもう部屋に戻ります。ヘタするとこれから帰国まで,その日の行動をその日のうちに報告出来なくなります。御了承くだされ。


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