Montag, 26. Mai 2008

ディープな世界 新世界

新世界はデートで行くところでもなければ女の子同士で行くところでもない。シャレの解る人と一緒じゃないと…。私のお友達が植え付けてくれた基礎知識でした。
私にとってここは未踏の地,名実共に新世界でした。それまでの訪阪でも足を伸ばせなかった場所。私も無知でしたが,お友達も敢えてここを私に紹介しようともしていませんでした。
でも私は,大阪ファンとしては通天閣も観とかんと,と思っていました。プラハのでお茶を濁していてもダメだな,と。


…行ってみて,お友達のとった行動の理由が判りました。基礎知識も,そのとおりだと思いました。
新世界は新世界でも,ドヴォジャークのメロディなんてまるで聞こえて来ない場所。勿論そんな事を期待して行ったのではありませんが,いやー,カオスでした。それも「昭和カオス」。
素晴らしく面白かったけど,やっぱりひとりではツラいだろうな。お友達,アリガトウ。

通天閣には併し,上る気にはなりませんでした。営業時間を伸ばしていたけれど,その分客も並んでいました。そこまでして上るもんでもないかな,と思って。

さ,ここではそんな新世界の昭和カオスな面をお見せしましょう。「もっとおもしろくしたい」て…。もう十分だと思うんですが。



 

昭和っぷりのダメ押しと申しますか,新世界ではやたらとこの人のポスターを見かけました。このお方,まるで知りませんでしたが,界隈では人気者なんでしょう。




同業者か?



Donnerstag, 22. Mai 2008

大阪弁大好き

関東で生まれ育った私ですが,実は大阪弁が大好きなんです。
いつからかは思い出せませんが,京都でも神戸でもなく,大阪の言葉がとにかく好きで。
教室があるなら通いたいくらいです。そう,私にとって大阪弁は外国語と同じ存在。これは「東京方言にあらざれば日本語にあらず」と云う標準語圏人間の驕りではなく,私が外国語と言う時はとんでもなくポジティヴな意味合いを帯びています。
勿論日本語の一部ですから,外国語と表現するのはおかしい。例えて言うなら東京方言がデンマーク語なら大阪弁はスウェーデン語,って程度の“外国語”さ加減。ルーツが同じで,兎に角よく似ているけど今では別の言葉,ってなくらいの。
憧れの言葉は,喋ってみたくなるのですが,小手先の大阪弁なんて土地の人には完全にバレてしまい,ヒドい場合は馬鹿にしているように取られてしまうかも知れず,私は東京にいる時以上に標準語を話してしまってます…。


  

左。初めて大阪で黄色と黒のドハデな「痴漢アカン」を見つけた時は衝撃を受けましたが,当時私はフィルムカメラしか持っておらず,大した記録も出来ずに終わりました(多分,フラッシュで失敗したような…)。
今回,やっと見つけたのがこんな地味なの。しかもマークも至極控え目で。見つかっただけよかったんでしょうけど,残念でした。
中・右。こう云う小さいところで一々大阪弁なのが嬉しい!私が嬉しがっても仕方ないんだけど。

  

この「地域密着」感がたまらない!!!
左・中。探せばもっとあるのでしょう。全部集めたい。
右。これが今回,一番気に入った公共物でした。標準語に較べて何十倍もグッと来る。こんな小さい子供が私憧れの言葉を話す。“ネイティヴ”の強さを改めて考えさせられる広告です。


そして何よりも衝撃的だったのは……



 

これです!天王寺動物園の動物紹介!!もーぅ,ホントにたまらん!
このセンス,東京のモンにはないでしょう。最強です。タンザニアやアメリカから来たブチハイエナやらトムソンガゼルやらがベラッベラ大阪弁を喋ってる。あるワケないだろ!とツッコみを入れたくなる。このノリで名鑑を作って欲しいです。買います,私。ホントに気に入りました。
併し。その一方でナゼか大阪で生まれた女であるノリコちゃんが標準語を喋る。

Montag, 19. Mai 2008

天王寺動物園(2)

そして,アヤコ女傑。
アヤコちゃんには同居者がいて,名前はセンイチ君。……当然,「仙一」君なんでしょう。場所が場所ですから。
但し,センイチ君の出生地は多摩動物公園。東京出身なんですね。どこでこの名前がつけられたのか(アヤコちゃんは「大阪で生まれた女」です)。
センイチ君は2003年5月生まれ(またなんと佳き年に生まれた子…!阪神がリーグ優勝した年でして)。アヤコちゃんは1997年6月生まれです。センイチ君の母虎より確か年上で,センイチ君にしてみれば熟女もいいとこです。併し動物園側としては,この2頭をツガイにしようと思っているようで,センイチ君が大きくなった昨年末から同居させているそうです。
どうやって写真を並べようか,色々考えましたが,ツガイ(?)の日常生活を切り取った記録と云う観点から,並び替えはせず,撮った順番を活かす事にしました。


トラ舎の全景を撮っておけばよかったのですが,そこまで知恵が回らなかったので先ず説明。一番奥に壁があり,壁沿いに小さい洞穴(上に乗って遊べる),その手前に木(ツリーとウッド)のある広場(?)。更に手前には階段で降りられる崖がそびえ…ってほどではないけれど,まぁあって,崖下にはちょっと歩ける場所と水。
左上の写真は最初に彼等を観た時の物。以下,順番に。

尻尾の柄で識別が可能なんですが,写真だけだとちょっと難しい。現地で見較べた私はこれだけでも判りますが…どうもスイマセン。


  

総じてセンイチ君はフロントに立ち,アヤコちゃんは奥の方でくすぶって,いや,休んでいる事が多いように見受けられました。
崖っぷちを何往復もし,崖下に下りてそこでもまた往復。

  

アヤコちゃんも崖下に降りて来ます。こんなあられもないカッコウでどてっと寝っ転がったのにはショックを受けた。その上,こんな無防備な場所でまさか(この上の段,真ん中の画)…ハイセツ?こんなのはネコだけに留めて欲しい。そりゃネコ科だけど…。
で,センイチ君とつかず離れずの距離を保っている…かと思いきや



こうやって時々近寄るんです。でもまたすぐに別行動。アヤコちゃんは奥に下がり,センイチ君は暫し崖上でウロウロした後入水(いや,身を投げるワケではないが…)。

  

  

すると再び,アヤコちゃんが降りて来て何やら接触する。



  

そしてまた,同じ事を繰り返し,振り出しに戻る(どうもセンイチ君は奥に下がると,この,人間をバカにしたような顔を見せるみたいです。最初の写真でもそうでしょ?実際には別の事を考えているんでしょうが)。

これだけ見るとなんて事ない光景に思われるでしょうが,私が撮影に失敗しただけで,実際にはニアミスの際,アヤコちゃんがセンイチ君に平手打ちを喰らわす事があるんです。センイチ君の方が今では大きいのに,やはり先住権をアヤコちゃんが主張すると弱いみたい。

私はアヤコ情報を得ようと,色んな媒体で調べをつけました。
大体のところはこんな感じでした。アヤコちゃんは年増なのでセンイチ君にせまっている。併し当のセンイチ君の反応は,コワいのか無興味なのかでイマイチ芳しくない。
アヤコちゃんとしてはそれが面白くなく,「もぅ!」とばかりにセンイチ君に楯突く。するとセンイチ君は尚更及び腰になる…。
併し私が土地の人から聞いたハナシによると,状況はちょっと違うようでした。我々の会話に土地のオッチャンが参加して,「あっちの(註:アヤコ)がな,最初からここにおってん。そこにアイツ(註:センイチ)が来たやろ?それが気にいらん。せやから***(攻撃を加えると云う意味合いの言葉。忘れてしまった)んや。アイツ,強いでぇ」「見てみぃ,アイツ,フロ入ったやろ。今日,人ぎょうさんおるさかいイライラしてんねん。人間もイライラしとったらフロ入るとスッキリするやろ?それとおんなじや」のような事をベラベラ喋っていました。オッチャンは頻繁に通っていそうな口ぶりでしたから,前述の情報(たまにしか行かない人のただの想像)よりも確かかも知れません。
オッチャンはこれだけ話した後,気が済んだのか他の人の会話に参加していました。
センイチ君はなかなかに人気者であるらしく,別の人が「セーーーーーン!」と声を掛けていました。

私が日本の動物園に自分で入場料を払って入ったのはこれが初めてかも知れません。そのくらい動物園とは無縁でした。比較対象がヨーロッパのそれしかない状態でしたので,大人500円と云うこの動物園の入場料の安さには驚きました(ヨーロッパではこの3倍はヘイキでする)。公立だからでしょうか。動物の為には,もっと取ってもいいのになと思いました。

Dienstag, 13. Mai 2008

天王寺動物園(1)

ワシントン動物園訪問以来の動物園ファンである私ですが,国内において,自分の生活圏では不思議とその気分にならず,来阪にあたり,色々調べていて天王寺動物園に当たりました。
日本の大都会にある動物園にはさしたる期待も持てなかろうと思っていたのですが,そこのアムールトラ,アヤコちゃんに私は強烈な親しみを憶え,会いたくなってしまいました。

この動物園のウリは生態的展示。飼育されている動物が,野生の場合はどんな環境で生活しているのかを可能な限り再現して見せようと云う物。アヤコちゃんのところでかなり時間をかけてしまい,満足に観られたのはいくつかの区画のうちアフリカサバンナゾーンだけでしたが,ナカナカいい展示方法だと思いました。
帰ってから知ったのですが,このゾーンは来園客には見えない溝で草食動物と肉食動物の両居住区に分けられています。凝ってる。一見共存しているようでいて,ちゃんと草食動物の安全は保障されている。まぁ,決まった時間に決まった量の食料が供される動物園で,ライオンやらハイエナやらがどれだけ狩りへの欲求を持っているかは疑問だけど…。



  



  



  



動物園の動物には,名前がついています。全てではないでしょうが(だってねぇ,フラミンゴ全羽に名前をつけるだろうか…)。ここに載せている動物君のうち,自分の調査が及んだ範囲で名前を紹介。

上から2段目のグランドシマウマ:前…ノリコちゃん。後ろ…ミカちゃん。
上から3段目左端のブチハイエナ…蓮(レン)君。うちの愛猫の1匹が蓮丸なので親しみが持てた。うちの子はハスマルだけど。
上から4段目のキリン…ハルミちゃん。手前に腰だけ映っているトムソンガゼルはシングルちゃんかマモル君。判別不可。
最下段のグランドシマウマ…ヒデヨシ君。

クマには少なくとも名前がついているんでしょうが,ちょっとわかりませんでした。なんとノリコちゃんは我々が出かけた日に誕生日を迎えていました。オメデトウ!!

天王寺動物園記事は続く。