そうだ,ブラティスラヴァ行こう Bratislava
ブラティスラヴァはスロヴァキアの首都。ヴィーンからは列車で1時間くらいの場所にあります。
クリスマスが終わった頃,つまりほんの数日前に突然思いついたプランです。当然,あれこれ調べる時間はありません。歩き方の指南書を参照する時間しか取れず,それによるとブラティスラヴァはヴィーンからの日帰り旅でもムチャではない程度の規模であると云う事でした。元々この指南書のこの手の物言いは大嫌いなんです。1日でいいなんて,本当にそうでしょうか。 この本の「1日で無理なく回れる」的コメント,勝手で傲慢で不躾で失礼で,兎に角気に入らないんですけど。
併し今回に関しては他に頼る所を見つけられず,不本意ながら歩き方の指南書どおりに行動しました。反抗心一切ナシ,言うとおりに歩きました。必訪ポイントである城には,冬期は確か入れません。真下まで上る事は出来そうでしたけど,「それは次回にしよう」とあるかどうかも判らない次回に譲る事にしました。雪で道が悪そうだったしね…。
ヨーロッパの都市らしく,ここでもジルヴェスターイヴェントの準備が行われていました。ヴィーンに較べたらスゴく地味そうですが。
ブラティスラヴァは地味な町です。プラハを擁するチェコと袂を分かってから,国そのものも地味になってしまった感があります。その上この雪天。ますます地味に見える…。
さて,ここからはヴィーンに戻って。
初日に申し上げましたが,我が部屋からは中庭を挟んだ先の建物で行われている事がよく見えます。
今日が3泊目ですが,個人の住居でもないのに夜遅くまで誰かしら人がいて(習い事教室みたいに見える),私の初日は最低十数人でダンスの練習(?),翌日である昨日は1人か2人で飾りつけっぽい室内作業,今日はまた20人強でいまだに集会。多分新年を祝う企画なんでしょう。年齢層は高い。
この記事の執筆中に年が明けました。彼等はそのうち乾杯らしき事を始め,ワルツを踊り出しました。今は収まっておりますが,一向に帰宅の気配はありません。
私の2008年は,毎年お定まりの独墺共催ムード歌謡と伝統音楽の混在した番組で始まりました。「このままじゃイカン」と,すぐ映像をブランデンブルク門に切り替えましたが…。