戦争慰霊碑
この国では戦勝をことさら強調するのだと昨日申し上げましたが,今日お示しするこれらもその一環なのでしょう。
私が訪れた極東2都市にはいずれも,戦争によって命を落とした人々を慰霊するモニュメントがありました。どちらも火を灯し,それが永遠に絶えないようにしてあります。こう云う物,ワルシャワで観た事があります。ただ,ワルシャワの場合は衛兵さんが張っていましたけれど。この二都の様子では誰かが出来心で水をかける事も出来そう。ま,何かするとバレるようになってるのかも知れませんけどね。センサーとか。
この様子だとロシア国内のちょっと大きな都市には必ずあるんじゃなかろうか…と云う想像が出来ます。
これはウラジオストクの。刻まれている年号から,ここで慰霊されるべきは第二次世界大戦の犠牲者だけが対象なのだと云う事が判ります。慰霊碑のすぐそばに建つ教会は,殆どその為に建てられているんじゃないかと云う想像が働いたのですが,真意の程は調べ及ばず。
この慰霊碑のまわりには潜水艦や大砲の現物展示がなされています。全てが関連しあっているのだとすればなかなかの規模です。
こちらハバロフスク。スパソ・プレオブラジェンスキー聖堂の裏手に拡がるこれは対象年限をもっと大きくとっていたように記憶していますが,自信はまったくありません。聖堂の前もかなりの空間を確保していますが,裏は裏でまた広い。ロシア語には「巨大な空間」を意味する単語があるそうです。ごく普通の「空間」では表現しきれない,とにかく広大な空間をさす言葉。土地が有り余っているんでしょうね。
大聖堂の裏からアムールまでの間に,大規模なモニュメントがもう一つあります。こちらでは2度の世界大戦のみならず,つい最近の暴動鎮圧だか内戦だかまでがカヴァーされています。「アフガニスタン 1978-1989」「タジキスタン 1993」等等。地球儀には,モニュメントに彫りこまれている“舞台”が示されています。
こっちの場合,どうするのか知ら。チェチェンだ南オセチアだと,後から追加するんだろうか…。
4 Kommentare:
Yes. however, the eternal flame in Vladivostok sometimes goes out. someone can not agree among themselves.
I saw lots of sailor trios on this street. They could guard the flame I think...
agree with. but now apparently none of the leaders did not want to. and in addition there are delays in payment for gas, and because the fire is extinguished. in such a situation they do not need anything.
oh... then the monument will lose its significance of existence!
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