Dienstag, 31. Dezember 2013

お客の為の晦日行事

昨日の夜,お招ばれした際話したんですが,町の中心で華々しく行われているヴィーンの晦日行事を観ているのは観光客だけ。だけ,と言い切ってしまってはマズいでしょうけど,そのくらい観光客が大挙していて,ヴィーン人は家にいるみたいなんです。これは私も実感しているところです。でも家にいるヴィーン人には知り得ない事ですが,ウンザリする数のイタリア人の隙間からオーストリアの独語は結構聞こえてくるんですよね。ヴィーンの人とは限りませんし,ヴィーン人であってもまさに家に帰るところかも知れませんけど。



このライヴ演奏,町なかに建てられた特設ステージで行われています。演目はベッタベタのシュトラウスのワルツ。なんぼ今日が暖かい日であっても,このイデタチで手を使って演奏する行為はシンドいでしょう。クラシックではコートなんて着てられないし,弓や支柱を持つ手は風に晒されてかじかみもするでしょう。どんな防寒対策をしてるんだろうか。まぁ余計なお世話でしょうね。

今期は入りが深夜手前だったせいか,生活リズムの確立?がまだ出来ず,夕方を過ぎたあたりの眠気が非常に強くて,乗り物で座っているとウツラウツラしてしまいます。明日は移動日だし,ムリに外にいてもいい事ないので,荷詰めをしようと宿に戻ってきました。この後外に出る気になっても,荷物作業が終わっていれば安心です。

出る気にはならなそうだけど…。

Montag, 30. Dezember 2013

毎度お馴染み

ヴィーンにおります。昨日到着しました。
今回は日航で,フランクフルト経由。両方の空港でいつものターミナルを利用出来ず,勝手が違うなーと思いながらここまで来ましたが,倒れそうに眠いのでそれはまたいつか…。



正教会で,人からベルヴェデーレのチケットをもらいました。今日だけ有効の。「プレゼントだよ」と…何人かいた中からどうして私が選ばれたのかは謎ですが,まぁ頂戴したからには…と,行って来ました。なんとなく決めていた今日のスケジュールは完全にダメになりましたが,計画通りに行かないのもこう云う理由でなら面白い。

Sonntag, 22. Dezember 2013

地味なミュンヒェン

ミュンヒェンでは落ち込みに落ち込んでいたので,あまり記録がない上に自分で見返しても「楽しそうじゃないなー」と思うような物が多かったですが,今更市庁舎の仕掛け時計でもないし,結果としては変わらなかったのかも知れません。ま,これもまたミュンヒェンの一部ではあると云う事で。



地味ついでに地味な感想を。ミュンヒェン地下鉄が新しくなろうとしています。私が初めて来た時に足繁く通った駅はなんだかケバケバしくなってました。車輌も順次入れ替えを進めているのか,Sバーンと見分けがつかない車輌が登場。薄らボケた前の可愛らしい意匠が好きだったのに。同じ姿の新車をどうして導入しなかったのかと悲しくなってしまいました。











夏にここに来ると観入ってしまうのがこれです。前回の訪問時にも小さい記録を載せましたが,今日は動画でやってみましょう。
普通に町なかで展開されています。ナゼ可能なのかは私の知力では説明不能…。


Samstag, 21. Dezember 2013

レーゲンスブルクのドゥルト Regensburger Dult

昨日申し上げた「面白いイヴェント」が,本日の標題ドゥルトです。私はお友達から聞くまでこれを知らなかったんですが,かの有名なミュンヒェンのオクトーバーフェストに準じた物で,レーゲンスブルクに限らずバイエルン州内のいくつかの町で似たような事が行われているらしいです。

お友達について行っただけで何も気にしていなかったんですが,御案内を見る限りではドゥルトバスなる特別編成のバスを走らせているようですね。まぁ確かに広かったです。
そもそも9月の下旬には日本にいなければならない私は本場のオクトーバーフェストを識らず,「バイエルンのビール気違いの祭典」を観るのはこれが初めてでした。



入り口を過ぎると先ずはウッディなブースとテントが並びます。野菜,加工食品,調味料,ダサいファッショングッズ,土産物,手工芸品等等の店が延々と続き,これだけでも非常に楽しい(昨日申し上げたとおり人と一緒だと記録の手を休めがちになる私は,この,店の並ぶ一角をまんまと撮り忘れました…)。
商店群に続いて移動遊園地が現れます。



レープクーヘンはバイエルンだけで見られる物ではありませんが,ここで売られている物の多くはバイエルン語で書かれています。確証は持てないものの,相当恥ずかしい言葉が並んでいるものと思われます。お友達も私もバイエルン語が殆ど解らず,「なんて書いてあるんだろうね」「***じゃないの?」と無責任に想像して面白がっていました。一つだけ「愛してるよ」とロシア語で書かれている物があり,それを記録しようとしたら店のお姉さんに「これは売り物なの。被写体じゃないんだよ」と眼が笑っていない笑顔で諌められました。あれはコワかった(「文法間違ってるよ」と言ってやりたかったけど)。



「ビール天国」と云ういかにもなダサいコピーのついたテントに入ると,こんな感じにテーブルとベンチが整然と並んでいます。このあたりは日本がマネしてやっているオクトーバーフェストで既に見慣れていました。



ステージはシッカリ作られていてリッパでした。我々はこう云う場にいておきながらショーレ…しかし1リットルと云う最低単位にゲンナリ。そして注文して届いたシュペッツレのヴォリュームにもゲンナリ。ふたりで一人前でちょうど良かった…。



この日たまたまなのかそうでないのかは知りませんが,楽団のオッサン方,こんな軽装。刺繍のサスペンダーはどうしたよ。
さて,ここの人達はこの手の祭りの時に民族衣装を着てきます。日本のギャルが普段は見向きもしない和装を花火大会の時だけ下品にキメてくるのとノリ的には近いんでしょうね。
楽団が演奏している間はベンチの上で立つのがあっちの流儀のようですが(これを在日ドイツ人はやらないので,日本では立つ者を見た事がない),まだまだ早い時間ですとこのようにあったまってない人達も多いです。こう見ると,民族衣装組はスタートダッシュが利くみたいですね。



そのうちこうなります。
下方で座っている正気の姉さんがお友達のお願いを聞き入れ,我々の写真を撮ってくれました。



ある程度堪能して気が済んだ我々はビカビカ光る移動遊園地を抜けて会場を後にしました。
観覧車もちゃんとバイエルン仕様!

Freitag, 20. Dezember 2013

レーゲンスブルク Regensburg

今日からは最後に過ごした,戻って来てからのドイツでの事を申し上げます…申し上げますと言ってはみたものの,滞在自体が長くなかった上に大ダメージを喰らう事件が発覚してしょげにしょげていたので,お話しする事がほとんどありません。

今日からはその中でも楽しかった時の記録を。ミュンヒェン入りの翌日,私は留学中のお友達がいるレーゲンスブルクに行ってきました。事前に打ち合わせた時に「23日においで。この日に面白いイヴェントが始まるんだよ」と言われ,仰せの通りにした次第。

そのイヴェントについては次の記事で申し上げようと思います。ここでは先ず,レーゲンスブルクの町並みを。
…と思ったんですが,お友達と会話し,お友達の町案内を聴いている間は撮影の手を止めがちだったので,記録がとても少ない。うーん勿体無い事です。
お友達はガイド慣れしていて,立て板に水を地で行っていました。名所もそうでないところも,よく説明してくれました。