Sonntag, 1. Dezember 2013

マリア通り Ul. Mariacka

グダニスクで最も気に入ったのがこのマリア通りです。ごく短い通りなんですが,美しく整備され,手入れが行き届き,雰囲気が素晴らしい。手工芸品の店が多く,観光的にはマストスポットに違いなさそうなとんでもなく素敵な外観の琥珀屋さん(ここまで言っておきながら自身入らなかったんですが)があり,道の長さで考えれば結構な数の辻音楽師が立ち…と云う,まぁ文字で書いてみればそこらの道と何が違うんだ,って感じもしますが,イライラしっぱなしの当地滞在でもここでは気が休まったんですよね。目抜き通りのようなガチャガチャ感がなく,大人の雰囲気とでも言えばいいのでしょうか,人は常に多いけれど不思議と落ち着いていて,気分がよくなるような通りでした。









このように,道の真ん中で振り返って写真を撮れば先まで写り込んでしまう程度の短さです。人出の少ないタイミングを狙っての記録でもこのくらいはいます。この通りの夜の風景がポストカードとして売られていました。





これが素敵な琥珀屋さんです。ポーランドと云ったら琥珀です。この町には博物館まであります…が,基本的に開館時間とされている筈の時間帯に,そこを攻略出来なければ先に進めない門はガッチリ閉まっていました。門の先にある扉は閉まってなさそうだったんですが,例えば「*分で戻ります」的な案内もなければ基本情報に「*月*日のみ都合により閉館します」的添え書きもありません。勿論「門は常閉です,呼び鈴を御利用ください」なんてシステムで動いているワケでもなさそう。その時間に客が入れない事に対する説明がどこにもなく,どう見てもポーランド人ではなさそうな者が数人,門の前で面食らっていました(私もその中のひとり)。これなんです。こんな感じの小さい不満が最終的には無視出来ないほどに大きくなりました。

ま,琥珀博物館への恨みつらみはおいといて…。
観光客に買わせる気満々で雰囲気を軽視する店が多い中,ここは佇まいが違います。
運河沿いの観光通り沿いにある店とは違って高級そうな雰囲気を醸しています。前者の室内照明が蛍光灯ならこっちは白熱球に琥珀で出来たランプシェードを被せた物といったところか。店員さんが頻繁に表に出てくるのでこの程度の記録しか取っていませんが,ちょっと特筆ものの美しさではありました。

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