Samstag, 4. August 2007

アールヌーヴォー礼賛(2) 市民会館 Obecní dům

と云うワケで私の悲願,プラハ市民会館です。


無許可で入れるエリアだけでも以下御覧いただきますように美しいんですが,この建物の中にはムハの間があるそうなんです。
ムハによる室内装飾…。考えただけでドキドキしてしまいますが,プラハでは時間が限られていたのと事前調査がウマくいかなかったのがあり,結局ガイドツアーは断念。次回訪問時にはこの為に是が非でも時間を割きたいものです。

因みにこの市民会館のすぐそばにブタ君はいました。







直線はユーゲントシュティールなんてエラそうな事を言いましたが,内部はこんな感じで結構直線も使われているんですよね。
アールヌーヴォーと云うと一般的には美女,植物,トンボがイメージですが,実際にはこんな幾何学柄も多用されています(ユーゲントシュティール側にその傾向は強い)。
よく見るとちっとも美しくない柄ですよね。

アールヌーヴォー礼賛

チェコと云ったらアールヌーヴォーですがな。
パリに行った事のない私にとって,アールヌーヴォーと云えばブリュッセルかここです。意味自体は一緒ですけど,“ユーゲントシュティール”で云えばヴィーンかグラスゴー。
ユーゲントシュティールではアールヌーヴォー(同じ言葉で較べるのもヘンなんですけどねぇ)に較べて角が多用されているイメージが私にはあります。プラハではユーゲントシュティールではなくてアールヌーヴォー。私の勝手な解釈ですけどね。


  

 

 

ホントはこれだけじゃ済まないんです。あまりの充実ぶり(わかりきった事だけど)に途中で激写を断念してしまいました。
併し,これは落とせません。前回訪問時,改修工事中で涙を飲んだ市民会館にはどうしても行っておかなければ。って事で続きます。

プラハフラチャニ地区 Hradčany

フラチャニ地区と云えば城です。
併し,城の付近も見所の宝庫。来るのが億劫な場所であるからこそ,一度この地区を訪れたら一緒に見学しておきたい施設を。






シュヴァルツェンベルク宮殿。内部は美術館です。
私はもぅ,この壁だけを観る為にここまで来ます。素晴らしいスグラフィット!


 

左:ストラホフ修道院
中にはとんでもない図書館があって,それが売りなんですが,ちょっと遠めにこの建物本体を見ても素晴らしい。
右:ロレッタ教会
カトリックが版図を広げるべく,17世紀に建てた施設です。私の大好きな様式ではないけど,美しいです。




他にもガイドブック物はあるんですが,私は観てません。
この地区自体が美しく,そぞろ歩きは楽しいでしょう。外壁の強めの黄色が印象的です。

プラハ城(4)黄金の小路 Pražsky hrad (4) Zlatá ulička

今となってはどこがどう黄金なんだと問いたくなる通りです。
その昔,錬金術者をここに"軟禁"していた事でついた名。
こっちの人間の体格で考えればまるで倉庫のように狭苦しく区切られた住居が並んでいます。プラハ人はすきまさえあれば土産物屋を作りたがるように見受けられますが,ここはその最たる物で,部屋と云う部屋が土産物屋。他に使い道はないんでしょうかねぇ。観光地だからしょうがないか…。
因みに,この通りを冷やかすだけで金を取られます。屋外なのに入場料金をせしめるこの汚さ。維持費確保の為だのなんだのと言うのかも知れませんが,ヒドいハナシです。






プラハ城(3)聖ヴィート大聖堂尖塔からの眺め Pražsky hrad (3) Katedrala sv. Vita

これは前回気付かなかった事ですが,この大聖堂には展望施設があったんです。
この手の物に弱い私の事,早速上ってみる事にしました。
この日は靄がかかったような空で,後で考えればまるで大した事はなかったんですが,眺望もまだ第1回目だったから,大満足はしなかったけれど,まぁ「いい物を見た」と思えました。
見える物も後から出てくるペトシーンの展望台と大してかわりがなかったので,ここでは大聖堂その物の構造的な物を含めようと思います。

なお,歩き方を指南するガイドブックには,ここからの眺めに感動して一生忘れないだろうと云う読者からの投稿がありました。
……そうでしょうか?随分安上がりな人です。この眺め,一生物とは思えません。ペトシーンからの方が数段素晴らしかった。後で見てくださいね。

後日加筆。ペトシーンの展望台のリンクを本文中に貼りました。見てね。








Freitag, 3. August 2007

プラハ城(2)聖ヴィート大聖堂 Pražsky hrad (2) Katedrala sv. Vita

この巨大な大聖堂を一枚の写真に収めようと思ったら,よほど退かなければなりません。ケルンの大聖堂くらい凄味があって余白が少なくて写真屋泣かせのこの建築物は,プラハ城見学の真打ちと言ってもいいのではないかと思います。







勿論スーパーゴシックとしても十分に観る価値はありますが,ただの素晴らしいゴシック建築ならここまで来なくたって見つかります。特筆すべきはやはりこのステンドグラスではないでしょうか,チェコ出身の偉大な芸術家,アルフォンス・ムハ(日本では仏語音の"ミュシャ"で流通)によるこれに私は惚れ込んで,バーミンガムの教会(名前を失念。私が愛するラファエル前派のバーン=ジョーンズによるステンドグラスが美しい)と並んで私の心を捕らえて放さない宗教施設として常に上位ランキングを占めています(その割には全然プラハに来なかったワケですが)。
ムハのファンなら,これを観てから死ね!私は強く言いたい。




これ以外でも,この大聖堂ではステンドグラスが充実していてそれぞれがとても美しい。外光を受けて周囲がキラキラ光っています。壁が語るその美の世界。


プラハ城(1) Pražsky hrad (1)

プラハに行くなら,ここを訪れなければ相当なひねくれ者でしょう。プラハ観光の雄,プラハ城に行って来ました。
勿論前回もここには来ていましたが,多分入場料を払わなかったんでしょう,タダで入れるところの記憶しかありませんでした。
今日はシッカリと払うべき物は払い,キッチリ,観て来ました。…そのつもりです。





  



  

以後ちょっとずつ分けて載せるので,見てください(今日中には仕上がりません)。