Dienstag, 4. Januar 2011

歴史博物館特別展「ヒトラーとドイツ人」 Hitler und die Deutschen. Volksgemeinschaft und Verbrechen

ドイツ歴史博物館で件名の特別展示が催されている事を日本で知り,今日行って来ました。


この展覧会を開くには色々な葛藤があったと聞いています。ドイツに来ると,自らが起こした罪の数々を直視しようと云う国民の姿勢を目の当たりにしますが,それでもこの展覧会を開いてよいものかと危険視する向きがあったそうです。ネオな彼等をあらぬ方向に刺激してしまいはしないかと。

当局の心配したとおりになったかどうかは判りませんが,相当に盛況でした。お決まりのイタリア人観光客も多かったけれど,客は圧倒的に自国民。見た目だけでは危険思想の持ち主かまではわかりませんが,主催者の望みどおりの結果が生じていれば大成功と言えるでしょう。

それにしてもこの博物館,凄まじい。常設展示のヴォリュームたるや!私の独語理解力だと5時間は必要でした。次の予定があったので焦り,だいぶん急いで3時間でしたから。そこに特別展ですから,もうクッタクタ。これの為に1日割かないとキツいわ。

Montag, 3. Januar 2011

激動の20世紀史を追う一日 Topographie des Terrors, Berliner Unterwelten, DDR Museum

第二次世界大戦の頃のドイツ史が好きな私にとって,ベルリンほど面白いところはありません。
ロシアに行ってからはソヴィエト物件が気になって気になって。その点でもベルリンは私に新しいオモチャを用意してくれてます。
今日は充実の一日でした。


まずは「テロルの地誌」へ。「壁」のすぐそばに屋外展示板が並んだ一角があります。ここに昨年,ちゃんとした建物が建ちました。…うーんなんと言えばいいのか。単純に同じ内容の展示物を建物におさめたのか,外は外で活かすのかが見えません。何しろここには何年も前に来たっきりで展示内容を憶えていない上に雪残りで屋外展示は半ば閉鎖されていて。
いずれにしろ屋内で観られるのはありがたいです。寒さを避けられるのも勿論ですが,外の明るさに左右される必要がない。今までここの展示時間は「暗くなるまで」でしたから夏はいいようなものの,冬は日照時間との戦いでタイヘンでした。
実は朝モタモタしたのが原因で,ここをハンパな状態で退出しています。滞在中に残りを観に行けるかな。行きたいなぁ。



続いてガイドツアー「ベルリンの暗黒街」へ。これ,日本人の間でメジャーなんでしょうか。なんと訳するのが相応しいのかなぁ。
当地在住のお友達と行きました。いくつかのツアーがありますが,私が選んだのはS/Uバーン駅の地下にある第二次世界大戦当時の防空壕。ガイドさんの熱いトークは2時間を超え,かなり充実した内容でした。ただ,史実をいくらかでも知っていないと言語的にツラい。お友達は更にガイドさんのキツいベルリン訛りにも言及していましたが,それにも気付けないくらい内容を追うのに必死でした…。



最後はここ,DDR博物館。ポップで多少カジュアルさもある展示ですが,体験型と云いますか,スゴく面白く出来ていました。私はあまりの混雑にやる気を失ってサラっとしか観なかったのですが,本気で取り組めばかなり勉強になります。トラバント君や要人専用車のボルボを「運転した気になる」事が出来ます。ここ,2006年に出来たみたいです。アラ,私2007年の夏に来てたのに。その頃の私にはDDRへの興味がなかったって事ですね。
私の気に入ったのはDDRの典型的な住宅を再現したセット?です。

あぁ本当に充実の一日だった。

Sonntag, 2. Januar 2011

またしても,ベルリン動物園 Zoologischer Garten Berlin (4)

動物園。

初めは目的あっての訪問だったのに,今では動物園訪問が目的に替わってしまったような気がしています。
「目的あっての訪問」の最たる物がクヌート君が小さかった頃のベルリン動物園でした。それからまだ3年なのに,私はスターのいない動物園にも通うようになりました。



この種にスター性は,まーぁないでしょう。でも抜群にカワイかったんですよこの子。
子供の腕で判るように,ここは触れ合いコーナーです。子供のみならず,親までもが積極的にガツガツ撫でてます。日本の親は「子供の為にここに来ました」みたいな顔をしているだけでしょう。このドイツ大人の傾向,私は大好き。いい画です。

Samstag, 1. Januar 2011

Prosit Neujahr aus Berlin

本日多大な未練を残してヘルシンキを出,21時半頃,ベルリンの宿に着きました。
昨日は上梓後,ちょっとばかり外に出てみましたが,最もハデなイヴェントが過ぎてからの外出だったので,酔っ払いの大騒ぎにイライラして終わってしまったも同然。やっぱりカウントダウンは押さえておくべきだった…。

ベルリン入りに際しては飛行機が少し遅れ,着いたと思ったら荷物がなかなか出て来ず,乗り込んで出発を待っていた空港バスが突然故障し,代替車に乗ってどうにか目的地に到着しと地味に色々ありましたがどうにか宿に着き,荷物を解体してやっと落ち着いたところです。
安いデザイン物件であるここには収納スペースがありません。なんて事!1,2泊ならいいけどさ,こっちは5泊するっての…。
デザイン物件の中には機能性を度外視しているところも多く,ここなんかそのクチですね。イメージとしてはハンブルクで泊まっていた新築ホステルの高級個室。でもあっちには棚が付いてたぞ。ここにはパイプが1本…。

併し立地は素晴らしく,日々の生活に不便は感じない筈です。見てこれ。宿の窓からの景色です。テレビ塔ヴュー!



いやー疲れた!当地では現在23時36分ですが,ヘルシンキから来た私には既に1月2日。もう寝る支度をしよう。

Donnerstag, 30. Dezember 2010

悲願達成

ヘルシンキに来た目的はここで申し上げたとおり指輪探しでした。
明日は晦日で飲食店やクラブ以外のあらゆる店が時短をします(飲食店も…か?)。時短なりに明日も店が開いている事は事前に問い合わせて知っていたけれど,「この為に来たんだから」と後回しにしないで行って来ました…と一々言うのは,本当はマリメッコに行きたくて仕方なかったから。

指輪は果たして,ありました。150どころか100ユーロすら大きく下回る額でしたが,高い安いの問題ではありません。欺瞞と言ってしまえばそうですが,それでも手に入ったのは嬉しい。かつて言及した事がある,このモデルです。定番って素晴らしいですね。まだ普通に売られているんですから。




雪です。いやー,一日中降り続けました。お陽様なぞ1秒も拝む事なく夜が来ました。
町のあちこちにこうした雪山が出来ています。去年の夏,ここにはイケアの特設店舗がありましたが,今はあとかたもありません。



今日の雪はほぼ一日この勢いでした。これで判るかなぁ…顔に容赦なく降り,これがためにあかぎれるんじゃないかと心配してしまった。
ここは上記雪山の裏。ここにはかつてこれがありましたが,今年は出ていません。季節の定番っぽく見えたんだけど…そうじゃなかったのかな。

Mittwoch, 29. Dezember 2010

今日から冬休み

実質的には「昨日から冬休み」,と言わなければならない時間帯ですが,ヘルシンキに着きました。
スターアライアンスにしがみついている私に直行便の選択肢はなく,ヘルシンキ空港に到着したのが23時05分。
なかなか出てこない荷物をベルトコンベアーの前でクッタクタの状態で待ち,その後は運よく,すぐにエアポートバスに乗れてスムーズに宿に着けました。
すぐに寝ればいいようなものの,荷物を解体していたらこんな時間になってもうた…。


前回訪問の時と同じ宿です。多分私,もうここ以外には泊まらないと思います。モダンなデザイン物件ではないけれど,それは他の町で楽しめばいい事。ヘルシンキでは毎回大荷物が見込まれるので,移動の負担が少ない事が最重要。
こう言うと「地の利以外にいい事ナシ」に聞こえるでしょうか。違います。唯一の不満は朝食スペースの(宿泊客収容人数に比する)狭さ。それは早起き(ウッ,ツラい…)すればいいだけの事だし。

実はここ,ヘルシンキ五輪の頃のデザインホテルなんですよ。共用部が適度にクラシックで実にイケてます。前回,そうした記事を載せたかったんですが断念。今シーズンも…どうかな,滞在が短いから…。



そんなワケで,またこの景色です。
到着の時点でマイナス10℃,静止画では確認出来ないくらいの雪が降っていました。
しかし地面を白くしているこの雪は今日だけのものではありますまい。って事は…基本的には雪,と云う認識でいなければ。無事着いてしまえばただ寒いより雪の方がイイ(1月1日だけは御勘弁を…)。うおー,嬉しい!

Montag, 27. Dezember 2010

あさって

欧州に出発します。
昨日までに荷詰めと年賀状書きを終え,残った今年の仕事は住まいの掃除だけです。それもそこそこ,済んでいます。


いつもはヴィーンで年を越しますが,今年は夏に2週間滞在しましたので,さすがに休もうかな,と。
ヘルシンキとベルリンに行きます。ベルリンには,本当は冬ではなく長く時間を取れる夏に行きたいんですが,来年行きたい所は別にあるし,再来年に再び行ってもタイクツはしない筈。

ヘルシンキに行くのは,…買い物目的です。
日頃愛用していた12年来の指輪を,今年の秋に自宅内でなくしてしまったからです。
出先でなくしたワケではないし,いつか出て来るんじゃないか?と言われそうですが,こう云う物って本当に出て来ない!多分出て来るのは何年も経ってから…。
今までの使い方とメンテの仕方が悪く,ボロボロになっていたので,同じ物がもうひとつあってもいいんじゃないかと思いました(だからと言ってなくした物をなくしたままにしておくのも本当はスゴくイヤなんですが…)。
今なら多分150ユーロもあれば買えるモデルでしょう。うーん考えようによってはモノスゴく高い物になってしまうような…。




ほぼ毎年ヴィーンで年を越す私は,数年前までは行く度にこの,全長約2センチのブタ君を集めていました。
半透明の,不透明の,キンキラのと色々持っていましたが,去年の転居でどこかにしまったっきり…。
これだけはポーチに入れていつも持ち歩いていますが,そのせいで葉っぱは“紅葉”するわ眼はなくなってしまうわでこんなに貧相になってもうた…。
自分で着色して眼を入れよう。

これは独語圏でよく見られる幸福のシンボルです。これに1セント(今はセントなんだろうな。私が直接知ってるのはペニヒの物ですが…)コインがくっついたのも売られています。私は「ブタ君はなんでも食べる→全ての幸運を取りこぼさない(それ故の四つ葉のクローバー)」と云う解釈に基づいていると聞きましたが,こう云う言い伝えには諸説あるんでしょうな。

今年はひとつの事件で全てをガタガタにされ,いまだに冬の時代を過ごしておりますが,2011年は笑って終えたいなぁ。このブタ君みたいに,幸福を取りこぼさない1年にしたいです。