Dienstag, 4. Januar 2011

歴史博物館特別展「ヒトラーとドイツ人」 Hitler und die Deutschen. Volksgemeinschaft und Verbrechen

ドイツ歴史博物館で件名の特別展示が催されている事を日本で知り,今日行って来ました。


この展覧会を開くには色々な葛藤があったと聞いています。ドイツに来ると,自らが起こした罪の数々を直視しようと云う国民の姿勢を目の当たりにしますが,それでもこの展覧会を開いてよいものかと危険視する向きがあったそうです。ネオな彼等をあらぬ方向に刺激してしまいはしないかと。

当局の心配したとおりになったかどうかは判りませんが,相当に盛況でした。お決まりのイタリア人観光客も多かったけれど,客は圧倒的に自国民。見た目だけでは危険思想の持ち主かまではわかりませんが,主催者の望みどおりの結果が生じていれば大成功と言えるでしょう。

それにしてもこの博物館,凄まじい。常設展示のヴォリュームたるや!私の独語理解力だと5時間は必要でした。次の予定があったので焦り,だいぶん急いで3時間でしたから。そこに特別展ですから,もうクッタクタ。これの為に1日割かないとキツいわ。

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