Freitag, 4. Januar 2008

フィンランド人の為の小さい理想郷(?)

今日は日中,異様によく晴れました。朝,明るくなるのが今日はいつもより早いように感じられました。ヘルシンキに来てから,いやヨーロッパに来てから初めてではないでしょうか,こんなに晴れたのは。
夏では当たり前の事が,冬だと貴重に思える。こんな画なんて,前回(夏)はいくらでも観ていたんですが,この空色。わざわざトラムを降りて撮影してしまった。白い建物は青い空に映える(当地到着日にもこれを載せてます)。「後で来よう」は無効です。天気なんてすぐ変わるし,何よりすぐに陽が暮れてしまうんですから。




しかしこの佳き日,私は勿体無い事にこれ以外の撮影をせず,美術館と店巡りをしてしまっておりました…。


ところで,こんな物があります。



名がついているかは知りませんが,煌々と照らされた温室。繁華街なのに周り数メートルはガランとしていて,私がここを通るのはいつも暗くなってからなんで,闇の中で脈絡なく光る温室と云ったイメージです。私はよくここを通るんですが,いつも道行く人が立ち止まって眺めています(下の写真は盗撮ではない。私が構えていたら入られたんじゃー)。

   

中ではこの時期のフィンランドではとても考えられないような植物が元気に育っています。人工光,調湿(多分)が行き届いているのでしょう。こっちの人には天国みたいに思われるのでしょうか,鳥の声やヒーリング物っぽいBGMまで用意されていて平和そのもの。彼等の夢なんでしょぅかねぇ。

サウナに通っているので,夜は只管水分補給。身体には悪かろうと思うんですが,冷たい水が最高。酒飲みでもないのに製氷コーナーのお世話になっています。

2 Kommentare:

Anonym hat gesagt…

バラが綺麗に咲いているね。
花を咲かせることに
ワクワクするのは世界共通なのかもね。
寒いからこそありがたく感じるだろうし。


そちらにはムーミンのモティーフあるの?
あるわけないよね?

Sei hat gesagt…

綺麗でしょ。でも不自然だよね。この場所(フィンランド),この時期にバラと考えた人間の責任において善処しているのは解るけど,夜までこうもビカビカ照らして。普通は植物にも昼と夜があるよねぇ。

ムーミン,大々的にはやってないけど,時々グッズが売られているのを見るよ。そのグッズは決してただの土産物ではなく,日常生活で使うようなアイテム。でも,ホントに時々。埋没しちゃってる感もある(子供関係の店に行ったら違うだろうけど)。国民の心の中にいるって言えば綺麗か。