総本山へ イケアエルムフルト店 Ikea Älmhult
昨日エアスン橋について申し上げましたが,今日はその橋を越えてスウェーデンに遠征しました。
目的地は毎度おなじみマルメ…ではなく,更に(あんまり速くはない)列車で1時間半弱北東に進んだ場所にあるエルムフルトと云う小都市。ここはイケアの発祥地です。スウェーデンでも南部を訪れる場合はストックホルムからよりもコペンハーゲンからの方がベンリ。今回もいい機会だからと思って行ってみる事にしました。
今まで店内の写真はここで披露して来ました。今回はそれをやめ本拠ならではの毛色の変わった報告にしました。以下御覧くださいね。
店内でまさに「エアスン」の名のついた商品を見つけました。なんと,便座なんですよ。なんでよりによって便座…。
ここは全世界のイケアにとって心臓部みたいなもんです。品物の開発,カタログ撮影(自社スタジオがあるそうだ),社員教育となんでもここで行われています。そう云った施設は主に赤と白でまとめられています。おなじみの紺と黄色じゃないんですね。
何しろ総本山なので,私はクンゲンスクルヴァ店くらいのスゴい施設を想像していましたが,なんのなんの,あれを見てしまった後では色褪せる色褪せる。ただの一支店と云う印象しか持てませんでした。入り口からは先ず回廊を通って店舗エリアに入ると云うの(最初のカタマリ,左下の画像)は今まで見なかったパターンでしたが,他に見た事のない物は新商品くらいでした。
規模も小さいし,日本の書物で見たイケアミュージアムとやらには従業員でないと入れないし(こう云う情報をちゃんとしろ!いい加減な書き物は読者をバカにしている。全くハラ立つわ)で,帰りの便まで2時間も余ってしまいました。
この便,コペンハーゲンでは予約必須と言われた路線です。X2000でもないしいくらマルメは通ってもそれほど重要なラインでもない。予約必須なんて筈はないと思いました。併し絶対だとカウンターのオバサンが言うので仕方なく予約。しかも往復だと帰路の時間も指定しなければならない。乗車券だけ買って後で時間を決めると云う事が出来ないと言われました。
しかもオバサンはコペンハーゲン‐エルムフルトではなく途中のマルメで切る券売の仕方を採用。事前にスウェーデン国鉄のサイトで調べたより随分高くつきましたが,これも渋々支払い。
全ては大嘘でした。乗り換えについてホームで券を見せながらお姉さんに相談すると,「なんだろうねこの路線の採り方。本当はこんなんじゃなくてスルーで行けるのに」と言われ,エルムフルトのカウンターのお母さんに事情を説明したら「本当は予約なんてしなくてもいいんだけどねぇ」ですって。更に希望通りの便を予約しなおしてくれました(有料。でもこれは当然の事ですから納得しています)。あのコペンハーゲンのババア,クレーム入れてやりたいくらいだぜ!
と,色々ムッとしたワケですが,エルムフルトのお母さんのおかげで2時間早くエルムフルトを出る事が出来ました。
併し,エルムフルトは悲しいくらい何もない町なので,今回のスウェーデン遠足がこれで終わってしまうのではなんとも後味が悪く,コペンハーゲンまでの座席予約はあったけど,途中下車してマルメに寄る事にしました。続く。
3 Kommentare:
ババァ、災難でしたね。日本人をなめんなよぉ!
さて、エルムフルト...こんなところに発祥の地があるとは勉強不足で知りませんでした。イケアミュージアムに入れなかったのは残念でしたね。いままでの商品やデザインなどの展示がされているんだろうか...興味あるのになぁ。ずいぶんと遠出したようですが、このためだけに足を運んだんですか?
ついでに、マルメのコメントもこっちに書いちゃいますね。5年前、私が行ったときにも中央駅は工事していました。いつまでやってるんだろう...というより、いったいなにをしているんだろう?
この3週間、いろいろなところの写真を見せていただきましたが、写真は地味でも、やっぱりこの国がいちばん行きたい。スウェーデン語、話しましたか?
この為ですよ。スウェーデンの大きい町から以降と思ったら中途半端ですからね。ここからの方が好都合だと思って。
実は私にとっても一番ワクワクしたのはマルメだったかも知れません。
エルムフルトに較べて活気があって,これが私の求めていた物だ!って思ったからかな。フェスティヴァルが面白かったワケではないし,マルメに新鮮味もない。でも嬉しかった。エルムフルトに行っていなければ,それほど感激はしなかったと思いますけどね。
Tålar du engelska?くらいです。
スイマセン,私,綴りを間違えておりました。
正しくは Taler du engelska? ですよね。
なんなの Tålar って。タイヘン失礼いたしました。
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