Donnerstag, 16. August 2007

ドイツ人の大好きな靴

今年のドイツは暑い。
大抵の場合,私がドイツに来ると気温が下がったり毎日のように雨が降ったりするんですが,今年は違います。
ウンザリする程の晴天!動物園訪問と云う大いなる自己ミッションを遂行した今は,強烈な晴天がウザくなってきました。
シーズンのデフォルト気温がもうちょっと低め,つまり平年並みに設定されていれば,晴天だと最高なんですけどねぇ…。

そんなワケで,こう云う靴の出番です。本当はドイツ人に限った事ではないんですけどね。




夏の基本アイテム。ビーサンと,この名状し難いサンダルです。どっちも性別に関係なく好まれているようですが,このハードなサンダルを履く女子はバックパッカーかお母さんって感じ。都会をキャミソールに妙に短いタイトスカートと云うイデタチで闊歩する女子は勿論ビーサン。
さすがにビーサンは裸足でないとムリだけど,このハードなサンダルにクツシタを合わせる人は結構います。

因みにこのサンダルには男女ともヨレヨレのハーフカーゴパンツを合わせるのが気分です。




今年は今まで気付かなかったこんな靴がよく出回っています。イメージとしては園芸用サボ。オパアサン世代がよく履いています。

前にも思った事ですが,ベルリン人はドイツ人にしてはオシャレ率が高い。制服かと思うほどの画一的なドイツ人ファッションがここではナリを潜めています。そりゃ外国人も多いけれど,言葉を聞いていれば判断はつきます。確かに,ここのドイツ人にはオシャレサンが多い!
私は当地で大昔,着ていたTシャツを「ポールスミスじゃん!」と指摘されました。こんな事はベルリン以外ではデュッセルドルフかハンブルクあたりでないと起こらないのでは?

私はここでは毎日パンツを履いていますが,こんなにスカート率が高いんなら私もそうすりゃよかった。スカート履きたいよぅ!



今日もプラハ記事を仕上げました。2分割しております(これと,これ)。是非御覧ください。

3 Kommentare:

Anonym hat gesagt…

あえていいなりになってみました。ほかにいい名前、思い浮かばなかったんだもん。:-)

今朝、自宅の最寄駅で、いちばん下の写真と同じサンダルを見かけました。履いていたのは、オバアサン世代ではなく20代後半くらいの若い女性。青いTシャツに青い短めのパンツ、チェロの青いソフトケースを背負っていましたが、足元だけはなぜか赤でした。ふだん、他人の(自分のもか?)ファッションを気に留めることのない私ですが、自己主張の強いこのサンダルには、さすがに目を奪われ(?)ました。コレ、日本にも入ってきているんですか? それとも現地調達?

ところでこの女性、私よりも小柄でしたが、チェロを弾くなんて手が大きいのかなぁ...私なんか、ヴァイオリンでも指の長さが足りなくて「水掻き」が裂けそうだったのに。

Sei hat gesagt…

殿下,私を誘導してますね。
“殿下がチェロを弾けないワケないでしょう。現役ではありませんか。”
と云うリアクションを期待していたのでしょう?

私はこの靴,ベルリンで初めて認識したものですから,日本でどうかは知りません。見ていたかも知れないけれど気にしていなかったので。「チェロ-音大-ヨーロッパ留学経験」と云う安直な推測は出来ますから,現地調達の可能性もなくはないですが。

私が現在日本にいないんですから,逆に殿下が調べておいてください。下賎の者がどんな靴を履くか,知るのもいい事です。

Anonym hat gesagt…

いじわるぅ...
でも、ホンモノの殿下って、チェロも弾きましたっけ? 本業はビオラですよね。私自身、この事実を完全に忘れていたので、仰るようなリアクションは期待していませんでした。もし気づいていたとしたら、あえて「自爆」の道を選んだでしょう。

さて、写真に写っている“crocs”を手がかりにこの靴のことを調べてみたところ、な~んだ、日本にもありました。しかも、ヒット商品番付に入るほど売れているらしい。いままで一度も見かけなかったのが不思議。やっぱり園芸用? ハデ過ぎない色なら、職場でサンダル代わりに履くものアリかも。