Donnerstag, 24. April 2014

店巡り

コペンハーゲンにおける今期のテーマは「店」でした。
雑誌で北の国の特集が組まれると買っていたから情報は蓄積されており,せっかくだから行ってみようと思いまして。ヘルシンキのようにちょくちょく訪れる町でもないので,自ら設定した事ではあれどノルマ的には結構タイヘンでした。

コペンハーゲン(デンマーク全土でか?)には共通する店舗営業スケジュールがあるようで,先ず月曜から木曜までの基本営業時間があり,金曜日はそこから閉店を1時間延ばし,土曜は開店か閉店(或いはどっちも)を基本時間帯から1時間遅く/早くする…とこんな感じ。大きい店なら日曜も開けるけれど,土曜よりも営業時間は短いようです。個人店だと更に自由で,土曜は午後の数時間しか開けないなんてのもザラ。

私が狙ったのは主に個人店だったので,平日も5日キッチリ開けなかったり平日なのに営業時間が短かったり。小さい町の交通機関はかゆいところに手が届かない事が多々ありますが,私にとってはここもそうで,充実していそうに見えても区画によってはそうでもなかったりします。毛細血管的な働きをしてくれるのはバスで,結構びゅんびゅん走ってるけどどのバス停からも地味に遠いとか。トラムがあればなぁ…とも思うんですが,まぁバスだけで十分なんでしょうね(地下鉄は出来たけど)。
そんなこんなで,ウマい具合にスケジュールを組むのが結構タイヘンで,完全に断念したエリアもありますが,それなりの成績(?)をあげる事は出来ました。

が…。

かなり頑張ったのに,頑張った結果得たのは「大きい店でほぼ全て賄える」と云う事実。私が行こうと思った個人店の多くはデンマーク出身の作家なりクリエイター団体なりの物で,そうした人達を保護する気か売り込む気なのか,大規模店舗やデパートがプロダクツをガンガンに取り扱うんですよ。
閉店時間の都合で一日の最後に大型店舗に行くんですが,その日散々苦労してあちこちで見て来た物が一同に会している…なんて事ばかり。数日検証した結果,自分の名を冠した店とそれ以外の店でも取り扱う品に区別は見られませんでした。次はウマく立ち回れるかな。

相変わらず骨董品には手を出していないんですが,骨董品店の方が新品を売る店よりも外から眺めていて雰囲気があったかいように思います。ギャラリーなのか骨董店なのか見分けがつかないところもだいぶあります。








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