Dienstag, 12. Mai 2015

Des trous d'seconde classe Des trous d'première classe

パリほどの町であれば,興味を持つでも持たないでも各人の「パリと云えば」が存在するんでしょうが,私にとってのそれのひとつがセルジュ・ゲンスブールであり,パリに行くならゆかりの場所は必ず押さえようと思っておりました。

…こんな事ばっかり言ってますね。そうなんです,私が持つ特定の興味に応えてくれる場がパリにはホントに多いんですよ。それなのに未踏をこじらせにこじらせ,しまいには一生行かないんだろうと思うまでになってしまったのはどうしてか…まぁ,これからはそれなりに行こうとは思ってますが。

ギマール詣で同様,こっちも相当にタカをくくっておりましたが,観ようと思った全てのゆかりの地を観る事なんて,とてもじゃないけど出来やしませんでした。失意(ってほどでもないけど)の中,自分が出向いた記録をここで。



生家

 

メトロ3bis及び11号線ポルト・デ・リラ駅
ゲンスブールの歌手デビュー作は,ここの切符切りをテーマにしたものです。自動改札化されたパリのメトロではもう存在しない職業なんでしょうが。この記事のタイトルはこの曲の歌詞の一部。駅のすぐ近くにセルジュ・ゲンスブール庭園があります。新しそうです。





ナゼかブーツが放置されていました。


生家にも庭園にも訪れる人はなく…まぁ庭園の“ブーツの君”が近くにいたのかはわかりませんでしたが,どうにも無名感を拭えない場でした。
庭園は単にゲンスブールの名を冠しただけのただの芝敷きにしか見えませんでしたが,これが別に雨でなくとも人がわらわらしている様子は想像出来ず。

ゲンスブールネタ,もうひとつ行きます。

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