Montag, 26. Juni 2006

日本のスウェーデンへ

私はドイツ好きですが,スウェーデン好きでもあります。時と場合によっては順位が入れ替わります。
スウェーデンのW杯敗戦に泣いた翌日ではありましたが,日本に出来た最初のイケアに,やっと,行って来ました。
イケアを知ったのはもう随分前。ストックホルムに行った時は,送迎バスの発着所(当時)を横目に見ただけで,入りはせず,代わりに書籍を購入して来ました。
オープン後ふた月も経ってしまいましたが,やっと時機が来ました。



  

買うところ。
大量販売,反復販売。
広さ別,使途別のディスプレイは実際の生活の参考にし易く,平米数が表示されているのでイメージが沸きます(そう云う写真を,もっと撮って来ればよかった…。地味どころばっかりだな)。
併し,実際にはすぐに自分の暮らしに置き換えられる日本人はそうはおりますまい。羨望して,現実を思って嘆くだけでしょう。
また,私はショールームしかないところよりも,こんな倉庫売りしてるような家具屋さんが好きなので,豪快に詰まれた商品棚を見ていて嬉しくなってしまいました(耐震強度は?)。そう,コンセプトがホームセンターに似ているような気がしました。
店員の数は少ないように見えました。勿論事業体としては必要にして十分な数を雇っているんでしょうが(そうでもないのかな…),まるで見えないエリアもありました。その店員は,O塚家具みたいにベタベタついて来たりしないししつこくもない。これは大事ですよね。
それと同じくらい大事なのが,音楽がかかっていない事と,アナウンスが必要最低限である事。品物を観つつ,ふと「あ,快適」って気付いたんです。あの音楽って,相当なジャマ物だったんですね。


  
食べるところ。
ヨーロッパによくあるデパートレストランのような,オープンにして大規模なカフェテリア的施設があります。
トレイに好きな物を選んで載せて,最後に代金を払います。
単品だと「結構安いじゃない!」と思うんですが,調子に乗ってどんどん選んでいると,最終的には結構な額…。私の選んだメニューで総額1700円強でした。ん,でもヨーロッパと同じくらいかな。
この他にも,自動販売機が並ぶドリンクコーナーもあり,休憩は取れます。尤も,売り物の椅子に物色がてら座っていれば,まあまあの休憩にはなりますね。
それをやっていても怪訝な顔をしたり,「もう立ちなさいよ」的態度を見せるような店員もいません。


  
食べ物を買って帰るところ。
保存が利くスウェーデンの菓子や食材が売られています。
この中で私が,自分の舌で知っているのはLäkerolのシリーズです。ここでは3点取り扱われていましたが,本国には,実際にはもっとありました。
その中にはとんでもなく強烈な味のもあります。お楽しみに…。
それにしても気の毒なのは,ここまでヨーロッパスタイルで作っている店の中にあって,レジ子さんが立っていなければならないところです。
ヨーロッパのレジ子は座ってるのに。やはりここは日本人顧客対策なんでしょうか。


非常に楽しかった。堪能出来ました。そのうち,また行きます!


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